AVヒストリー2003(2003年1月1日〜12月31日)


センターチャンネル強化(スーパートゥイーター追加) 03年12月27日

さてリアチャンネルのSPケーブル変更で露呈したセンターチャンネルの弱さを少しでも改善する為に考えたことというのはスーパートゥイーターの追加・・・安直(^^ゞ。まぁスーパートゥイーターの効能も色々な説があるのですが、まぁそれはさておいて^^;一番簡単にできそうなことだったのでどうなるか試してみた次第です。候補となる物は以前から気になっていたTownshendのMAXIMUMというリボン型スーパートゥイーターです。

さて試聴機を借りてきてセッテイング開始、本来オーディオ用なので一本売りがないことと少しでも効果アップを狙ってセンタースピーカーの両側に仮想同軸になるように配置してみました。
さぁ試聴開始とまずは試聴定番になりつつあるダイアナクラールのライヴ・・・なんか声の滑舌がよくなってる雰囲気、歌詞の聴き取りにくかった部分が自然にわかったりしていい感じ。またベースの音の輪郭も少し良くなってる感じですね。次はMISIAのライヴ・・・ここでもボーカルの歌詞が自然と耳に入ってくる感じでいいです。さて次は映画物で試聴してみるとグリーンディスティニーの剣による格闘シーンでは剣の音の切れがアップ、音の余韻もしっかり出てて、ほんとに切れそうな音に聞えてグッドです。よく音がシャープになったりすると線が細い音になったりすることが多いのですが、そういう印象はありません。見た目の剣の重量感も伴った感じで良かったです。
その後も色々と試聴したのですが、総じてセンターの音の明瞭度がアップして、それぞれの音が自然に耳に届く感じです。台詞にならない息遣いなどが自然に聞えたり足音とか環境音が妙に生々しく聞えるんですよね。他のチャンネルとのつながりと言う面ではよくなったかというとあまり変化ないかなという感じですがセンターチャンネルの音の質としては確実に向上してます。
費用対効果でいうと微妙な感じなのですが台詞や音の生々しい感じは捨てがたい印象で悩みましたが・・・買うことにしました^^;(下取りしてもらう機器もあってかなり費用負担も少なかったしね)

さてこれでセンターの音は向上したのですが購入後、エージングの為にメインチャンネルなどでも使ってみて、その効能にはまりつつある今日この頃・・・これやっぱ全チャンネルつけてみたいよなぁ〜と新たな煩悩が・・・( ̄ー ̄;しかしパワーアンプのローンあるし、車の買い換えも近づいてるから当分無理だよなぁ(;_;)。
ちなみにトゥイーター本体はピカピカの金属筐体なのですが迷光対策で裏紙ハイミロンを貼りつけております。


リアチャンネル SPケーブル変更 03年12月10日

ついにリアチャンネルもアインシュタインのラルゴ&トレモロに変更となりました。たまたま1m物の中古のラルゴ&トレモロが入手できたのでメインに使用し、メインで使ってた1.5m物をリアに転用となったのです。

さてリアの変更の前にメインを中古の1m物に変更したのですがこれが悪い方向に変化しちゃったんですよね。音場が薄っぺらになって奥行き感が減ってしまったのです(>_<)!この状況ではリアを変更する所じゃない!なんでだぁ〜と考えてみると・・・中古品とはいえずっとお蔵入りになってたものなのでなんかまだ慣らしがいるんじゃないのかなぁ・・・としばらく辛抱して使ってみることにしました。
使い始めて50時間くらいたったころから段々自分のイメージする音に戻りつつあるのを感じつつ、100時間越えたくらいでほとんど変更前の音のイメージに戻ったのでほっと一息って感じです。

ということでメインが落着いたのでやっとリアをラルゴ&トレモロに変更です。
まずはリアにもしっかり音のレイアウトのあるダイアナクラールのライヴインパリで試聴開始・・・おぉ〜音場のSNがよくなってます。ダイアナクラールのピアノも骨格がしっかりして定位もよくなりました。なんか空間表現が別世界になってしまいましたね(マイシアター比^^;)。今までも色々変えてその都度空間表現がよくなってきてたのですがその変化の度合いが大きいです。特に前後の音のつながり方が格段によくなりました。
もう色々ソフトを替えて試聴してみましたが、なんか空間表現がみんなよくなって今まで聴いてたのはなんだったんだぁ〜なんて想いを久々に味わいました(^^ゞ。

今回の体験から思ったことはやはりリアチャンネルといえどもフロントチャンネルと同グレードでできるだけ揃えるのが空間表現にはベストだということです。特に自分の場合はフロントチャンネルがピュアオーディオと兼用になってますので、なおさらリアチャンネルを同じにしないと前後バランスがとれないんでしょうね。逆にシアターシステムのように同じもので全チャンネルの方がお手軽にいい空間表現が得られるように思えます(まぁ価格相応に不足するものもあるんですが^^;)

さてそんな中困ったことがあります・・・そうセンターチャンネルの役不足が目立つようになってしまったんですね(・・;)。
フロントのM6とリアチャンネルのM5はトゥイーターが同じ物を使ってるのでスピーカーケーブルを同じにしたことで高域情報の出方が揃って空間表現がよくなったように思うのですが、センターのAV3Cはトゥイーターが違うタイプなので同じメーカー製とはいえ繋がりが今一つと感じてる次第です。といってセンターレスはどうも各チャンネルの情報の混濁感があって好きになれないんですよね。部屋が大きければメインと同じのセンターに横置きできるのになぁ^^;。

ということで次なるはセンターチャンネルの強化ですね。まぁネタはあるんですが・・・( ̄ー ̄;


ラルゴでジャンパー線! 03年11月9日

おもわぬ所からアインシュタインのラルゴの半端物が手にはいったので、予てから考えていたジャンパー線を作成してみました。
我家のM6Xはトライワイヤリング対応になってまして、現状はハイとミッド&ローという構成でバイワイヤリングで使用しています。ミッドとローのジャンパー線はアインシュタインのヴィバーチェをばらして使ってました。
ほんとはトライワイヤリングにトライしてみたかったのですが、もうラルゴは生産終了品となっててかなわぬ夢なので、せめてジャンパー線だけでも変えたらどうかなぁと思っていたのです。

さてラルゴは+と−が独立したケーブルでかなり太いので、そのままではターミナルの穴は通らないのです。ということで手頃なYラグ探しからスタート、でも導体直径で7mmくらいのが接続できるのはそうありません。なんとかネットで通せそうなネジ止め式Yラグを見つけ、さらに出先でよったショップに加工すればなんとか使えそうな圧着式Yラグを見つけてゲットしました。

さて次はジャンパー線としての加工ですが、ターミナルピッチ6cmにこの太いケーブルをYラグを使って接続するのは大変で被覆のある状態ではとても曲げられないのでターミナルピッチ分弱を被覆を残して素線を曲げてコの字型になるようにしました。さて各素線の被覆剥きがこれまた大変でした。なんせ色々な線径の多線構造なので被覆向きに時間のかかること・・・細い線なんか導体切れたら即アウトなんで慎重に進めなければなりません。一本作るのに1時間くらいかかりましたね(-_-;)。Yラグは結局、圧着式を使い圧着部を一旦開き、線を入れて万力を使ってかしめた後、無鉛銀ハンダで半田付けしました。少しでもみてくれをよくする為(裏側につけるんだから見えないのに^^;)に熱収縮チューブで仕上げて方向性もわかるように赤黒で識別もつけてみました。

さてみてくれはともかく完成したので早速に試聴です。まぁジャンパー線だけだからそんな変化はないよなぁ〜なんて思いながら試聴開始、まずは鮎川麻弥・・・うーん若干ベースの輪郭がよくなったのとボトムエンドが下がったかなぁという感じ、こんなもんかとCDをオーケストラ物に替えてコントラバスの音が鳴った所で思わず笑っちゃいました・・・なぜってコントラバスの音が今までボワンって感じだったところがグォンとすごく弦の鳴りが綺麗にでたからなんですね。オケ物の低域はすごく輪郭がはっきりして、体感できる低音が多くなった感じです。この感覚はラルゴを初めて導入した時の音の変化と似てますね。
日を改めて、試聴定番の鬼太鼓座・・・おー大太鼓の迫力が違う(^。^)・・・なんか体感音圧アップって感じです。CD替えて打ちこみ系のシンセベースなどもすごく輪郭がはっきりしていい感じです。

いやはやジャンパー線も侮れないですね。思った以上に変化して、なんかトライワイヤリングへの妄想が余計に強くなってしまいました。どっかにラルゴのストックある店ないかなぁ。

ラルゴとビヴァーチェの比較 


CSE T−500視聴 03年10月26日

三菱の新型DLPプロジェクターを観て以来、うちの3管プロジェクターの能力を最大限発揮させるべく色々と手段を考えている今日この頃^^;。
やっぱ電源ケーブル&給電方式とRGBケーブルあたりだよなぁ〜ということで、まずは物は試しということでCSEのアイソレーションバランスフォーマーのT−500が借りられたので試してみました。

現在の3管への電源事情はクライオブレーカーから専用線で天井にCSEのオーディオグレードCON−1の壁コン、電源ケーブルはSAラボのHH3.5という構成です。だからプロジェクター以外はまったく接続されていない専用ラインとなってます。大地アースも一応は接続しています。

まずは前に自作してあったCSEのAC-350SXを使ったケーブルを一次側に使用しT−500を接続、そこからHH3.5経由で3管へ接続で視聴開始。
観なれたソフトということでもののけ姫を観る・・・うーむ微妙にしか違わんぞ(-_-;)。よーく観ると木霊のまわりのふわっとした白いもやのようなものがみえにくくなってる感じ。なんか好きになれない変化ですね。4%アップ給電も試してみたけど印象はかわらない感じです。一次側のケーブルをアインシュタインの電源ケーブルに換えると白いもやがちゃんとみえるようになった・・・でもこれってT−500を入れない時とほとんど変わらないってことなんだよねぇ^^;。
ということで3管に使っても我家ではほとんど意味なしという結果になりました。

ちなみにAVプリのカサノバとSRDVDをT−500経由でつないで同じように試してみたのですが、一次側にCSEの自作ケーブルを使ったときは少し音が綺麗になりすぎる傾向があって、エネルギー感が薄くなり、自分としては却下な変化でした。今度はアインシュタインの電源ケーブルを一次側に使ってみるとエネルギー感はマシになるのですが、T−500無しとさして変わらない感じです^^;。ということでこれまた却下でした。

ということで今回の試してみた範囲では採用に至るような結果はでませんでしたね。まぁ我家の場合、部屋の改装時に各系統別に分離給電とか気を使ったことがうまくいってるのかもしれません。
さて、そうなると次は・・・・何を試してみるか( ̄ー ̄) 。


三菱新型DLPプロジェクター視聴 03年10月19日

いやぁ〜すごい画を観せてもらいました。ついにDLPもここまできたんですねぇというかDLPのメリットが際立っているし、黒の浮きも気になることがなかったです。まだ初期プロトタイプということで時々ノイズがでることもありましたけど御愛嬌って感じです。

何よりいいなぁ〜と思ったのはめちゃ静かなことです。ランプLOWモードではもうほんとに何も聴こえない感じです。最近、うちはアンプを替えてとくに細かい環境音とか聴こえるようになってきたのでプロジェクターのファンノイズが気になっていかんのです。

120インチワイドスクリーンでのデモだったのですが、隅々までのフォーカス感の良さとベタ色などの均一性はすごかったです。おなじみのPAL盤ジェヴォーダンの獣はよかったなぁ。恋に落ちたシェークスピアでの衣装の細かいディテールも綺麗だったし、ハイビジョンなんかもうすげぇ〜しかいえないです。
このあたりはでかいスクリーンのユーザーの方が差を感じているようでしたね。我が家は80インチなので帰宅してから同じソフトを見比べてたりしましたけど、まだ3管でふんばれそうな感じでした。でもファンノイズは・・・・(T_T)。

カラーブレイキングノイズも自分は感じないほうなので3管壊れたらもう次はDLPでいけそうだなと感じてしまいましたね。特にこのプロジェクターでのスタック投射などの話もちらほらと・・・その画を観たらもうやばい感じかも^_^;。


EAR509Mk2がやってきた! 03年10月12日

入荷予定が確定してから部屋の掃除とEAR534との最後のお別れに入荷当日も色々聴いていたのですがなんかいつになくいい音で鳴ってくれるものだから、ほんとに替える必要があったのかなんて自問しておりましたが、ついにやってきましたEAR509Mk2です。

日本入荷初ロット8台のうち5台が我家にやってきました。世界限定250台生産で日本への割当が40台だそうです。モノブロックアンプなんでペアでいうと半分なんですね^^;。250台にはシリアルNo.があって我家にきたのは23〜27番です。

到着早々に店長と共にセッテイング、フロントのパワーアンプ用ボードが広く感じる程のコンパクトな509を置いていく。リアは509用特注サイズのTAOCのボードにセッテイング。一通りつなぎおえて視聴開始。せっかく店長もいることだから滅多に聴けない509での5.1ch再生でスタート。

まずはウォームアップしながらなので、そう期待もかけずに村治佳織のコントラステスを再生。うーむ密度感高い感じです。リアへの音の広がりがいい感じ。続いてダイアナクラールのライブインパリを再生、ベースの沈み込みと解像度が格段に向上(゚.゚)。リアのピアノもすごく音の輪郭がはっきりしてます(^。^)。ならばとお馴染みのMISIAの2002ライブを再生、お〜低域の解像度すごくいいです。なんか全体としてドルビーデジタルとは思えない高密度な音です。後、今までどうもしっくりこなかったM−SUBとの低域のすみわけがはっきりしました。このあたりはちょっと予想外の効果でびっくりです。M−SUBの設定かえなくちゃ^^;。さらにMISIAの歌の余韻がしっかり出るようになり、ホールの大きさが実感できるようになりましたね。まだおろしたてのくせにかなりの実力発揮してる感じです。
さて、ここで店長は我家から引退したEAR534を次の主の元へ届けるということで退場。お疲れさまでした。

翌日CDを聴いてみる、ウォームアップを兼ねて鮎川麻弥・・・うーむ各パートの分離と定位がいいですね。さて次は鬼太鼓座・・・( ̄ー ̄!、太鼓の音の太さ、余韻、大太鼓の迫力すべてに渡って向上しております。今までもスピーカーの存在はかなり消えた感じで再生できていたのですが509ではなんかそこに音があるって感じでスピーカーの存在がほとんど感じられません。いやぁ〜すごいっす。それでもって、パラビッチーニアンプの特質でもある音色や響きの良さがあるんですからねぇ。
今までEARのアンプは音像にウェイトがあるアンプで音場の再現は少し不得手な方かなと思っていたのですが509は別格のような気がします。まだ中高域の透明感が充分出てないような感じですが慣らしでかなり化けそうな予感です。
 


LVP−2001故障 03年9月27日

はぅ(T_T)・・・3管プロジェクターが故障しました。週末買い込んだDVDを観ようとウォームアップでDVDを流して置いた後、TVで興味のある番組がやっていたので入力Aに切替えて地上波を視聴したのちDVDを観ようと入力Bに切替える(このときVC−2001の電源切ってるので一旦電源が切れてる)と、なんか画面の一部が暗いんですよ・・・よーく観ると画面下半分の左寄りに楕円の暗いエリアができてるじゃありませんか(゚.゚)。あわてて入力Aでも確認しましたがやっぱり出てるんですよ(T_T)。どうやらプロジェクターの問題のようです。その後しばらくは視聴したのですが解消する気配なし。時間も遅かったので購入店に状況のeメールを入れて就寝。

翌日、朝・・・夢であることを祈りつつ3管の電源を入れてみるもののやっぱ駄目(T_T)。購入店のSさんと連絡をとってみるとどうやらマイコン基板の問題のよう・・・(T_T)。修理しなきゃ駄目のようです(当たり前か^^;)。とにかく早く修理してもらえるように頼んでおきました。でもその後さらなる悲劇が・・・・。

それまではメイン電源は切らないであったのですが、まぁ故障だしということでメイン電源を切ったのです。でも暗い部分があるにせよ観られない訳ではないのでちょっとチェックしたいこともあり再度電源を入れてみました・・・あれ?画面がでない・・・(゚.゚)。なんと今度はほとんど映らなくなってしまってるではありませんか!管を覗きこむとG管のみかすかに映っているのですが、R、B管はまったく映っていません(>_<)!・・・がーん完全に死んでしまったようです。あわててSさんにTELして状況を話し早い修理をお願いしました。はぁ〜月末で色々ソフト買いこんできた矢先だったのでショックも倍増です・・・修理代かかるよなぁ・・・・(T_T)。

さて待つこと1週間、三菱のサービスマンがやってきました。まずは状況確認の後、マイコン基板の交換に備えて調整データなど吸出しを行い、マイコン基板の交換、再度データの書込み、基本項目のセットアップとなりました。ただデータの吸出しとかが中々うまくいかなくてかなり苦労されてました。まぁ滅多にある作業じゃないからかなぁ^^;。また最後のセットアップでひとつ調整忘れがあって画面は映るが楕円の影が出てる(汗)状況になり・・・もしかして他に原因があるのかとあせりましたね。

まぁ真の原因はわからないのですがマイコンの基本設定データが壊れてしまったことによって発生した不具合であることは間違いないようです。基本設定データの再入力だけでも復旧できる可能性もあるそうですが再発の恐れがあるので必ずハード側(基板)も交換するんだそうです。

まぁともかくこれで無事3管復活です(^。^)!


SRDVD冷却大作戦 03年9月20日

画と音には大満足のSRDVDですがスタンバイでの発熱がすごいことが悩みの種でした。ME仕様にバージョンアップして天板のカーボントップに放熱スリットがついたので見た目^^;の安心感はちょっぴり向上したのですが、放熱効果は少なそうな(-_-;)感じです。
スタンバイでの発熱が多いってことは使ってない時の電子部品劣化が早そうでどうもいやなんですよね。部屋のエアコンも入ってないから夏場は熱地獄だし。といってメイン電源切っておくのは使うときのウォームアップ時間が長くなっていやなんです。

ということで強制空冷装置の開発に着手しました(^^ゞ。と大袈裟なことをいってもたいしたことじゃありません。OA機器用の冷却ファンを使って天板のスリットから内部の熱を強制排気しようってことです。
まずは材料買出し・・・ジャンクパーツ屋で物色・・・冷却ファンは電源の使い勝手を考えてAC100V駆動の物を選択、ファンガード、ACコード、ON/OFFスイッチ、取付けネジ、ファンを取付けるケース(100円ショップで使えそうなプラケースを購入)を購入、費用は2000円かかってません。
材料がそろったら加工組立てです。プラケースを加工しファンを取付け、ACコードを配線し、スイッチをつけて完成。この手の作業はよくやっているのでまったく問題・・・ありました^^;。まぁ細かいヘマですけど・・・ネジの長さが足りなかったり、スイッチ取付けの際、切らなくていい線を切っちゃったりね(-_-;)。

まぁなんとか完成してみれば中々のもんではないかなぁ〜という自己満足の世界です。さてさっそくの試運転・・・( ̄ー ̄;;;・・・ファンの音うるさ過ぎ(T_T)。
普段、視聴中は使うつもりはなかったのですが、部屋の外までかすかに聞えるほどの騒音はまずいです。冷却性能の方は申し分なく20分もすれば熱かった右側面のアルミパネルがひんやり感じられるほどになります。
さてファンの回転数を落せば音も静かになるのはわかっているのですが、ここでAC100V駆動を選んだことが裏目にでました。DC駆動のファンだったら電圧を落すことによって回転数を変えられますが、ACファンではそうもいかないんですよね。

ということでしょうがなく翌週DCファンなどのパーツを新たに買出しにいってきたのですが、ファンその他を買い込んだお店で足りない部品を別のパーツ屋で物色しているとき・・・色々ある調光器の中に換気扇もOKというのがあるじゃないですか!この手の安価な調光器は白熱電球限定の物が多いので使えないと思っていたのですが、換気扇に使えるということはAC駆動のファンも問題ないんで2480円と少し高めでしたが即購入してしまいました。

さっそく帰って調光器をつないでファンを回してみる・・・バッチリです!風量的にも余裕があるのでかなり回転数を落しても冷却性能は充分保てそうな感じです。DCファンのパーツは無駄になってしまいけど(-_-;)。まぁなにかの機会に使うこともあるでしょ・・・。

これでスタンバイ時の熱問題も解決です・・・ってこんなことしなきゃいけない機器って何?って感じもしますがね^^;。


CDてこいれ その2 03年9月7日

さてさてCD音質改善第2段はCD Sound UpGrader CD-SI75「CDサウンドアップグレーダー」です。CDのエッジカットマシンですね。これはお店で聴いて効果はあるかなと感じていたのですが、なんせ価格が定価75000円ですから、そう簡単には手が出せないなぁと思ってました。
しかしEAR509の試聴の折、自宅で加工有無のCDでデモしてもらって納得の効果だったんで注文しておいたのです。カット作業に必須の掃除機もちょうど古いのがあったんで専用に設置できるし^^;。

さてやっと我家にやってきたのですが、まずはテスト用ディスクで練習・・・1枚は刃具交換のマスター用で削るのみ、もう1枚はエッジ塗りまで予行演習しました。
さて本番は基に戻せない加工であることからまずはなぜか2枚ある^^;CDを優先して加工してみました。鮎川麻弥のレストレスハーツです。

さぁ試聴開始と8トラックのロングディスタンス#815を聴く・・・(^.^)!まず音の抜けが全体によくなってる感じです。音の出方がスムーズで特に余韻が綺麗に出てる感じ。ボーカルも非常に滑らかになってちょっとびっくり。各楽器の分離がよくなって細かい音の動きがよく聞こえます。低域も分解能が向上して少し量感としては軽くなる傾向ですが悪くないです。全体にデモ以上の効果になんか顔がにやけてる自分がいたりして(^^ゞ。

思わぬ改善レベルに続けて4枚ばかり加工してしまいました( ̄ー ̄;。どれも同じように改善が見られ、もうCDからこんな音が聴けるなんて感激でした。特にあまり音がよくないなと思っていたCDの方が改善が大きいように思えましたね。お気に入りのアーティストなのにCDの音が悪くてちょっとなぁって思っていたのが今回の加工によりもう見違える(聞き違える^^;)くらい改善されたのは感動でした。
ただ音の分離がよくなりすぎて、まとまりのない感じというかさみしく聞えてしまう(主にロック系)もありましたね。ロック系は音が整理されすぎるとおもしろくないかもしれないのでやらない方がいいかもね。

さてしばらくはCDのエッジ加工とリスニングの日々になるような予感がしてます(^^ゞ。

なんとかこれでCDの音質改善はほぼ満足のいく感じになりました。ただCDの音質改善グッズではまだ気になる製品があるんでそのうち試してみたいと思います(当分は予算がないけどねぇ^^;)


スピーカーユニット増締め 03年9月7日

メインスピーカーのサランネットの影響が思ったよりも大きくなっていることで、他のスピーカーはどうかなぁと思い立ち、センター・リアスピーカーとサランネットを外していたとき、リアスピーカーのウーファーユニットの止めネジが一個だけ他より明らかに飛出しているのが見つかりました。手でネジを回してみると・・・まわる・・・おぃ!(-_-;)。もう片方のリアスピーカーも程度の差はありますが、やはりゆるんでいるのがありました。
確かにリアのM5は一度もユニットの増締めはしてなかったなぁと思った次第です。中古購入ですんで前のオーナーもやってないのでしょうねぇ。思えば、最近リアの音像がちょっとボケるなぁなんて思っていたのですがこんなとこに原因があったんですね^^;。

メインスピーカーは購入後1年経過ぐらいで全ユニットの増締めを実施していたのです。その時もかなりゆるんでいるのがあったのを記憶してますね。増締め後、音のフォーカス感とか分解能がよくなったのを覚えています。ということで緊急で全スピーカーのユニット増締め行いました。
ただユニットの締め付けトルクもメーカー管理されてるものもあると思いますので、メーカー指定値がわかる場合はトルクドライバーなどを使ってきっちり調整したほうがいいでしょうね。うちの場合は手感でやってます^^;(結構コントロールできますよ)。まぁ力任せはやめた方がいいでしょうけどね。うちのスピーカーの場合もトゥイーターはゴムでフローティングになるようについてるんで力任せにネジを締め込むとゴムがねじれてユニットが脱落することになってしまうのです。

メインスピーカーは一度増締めしてるだけあって3年経過しているにもかかわらず、ほとんどゆるんでいなかったですね。センターもバージョンアップで一度締めなおしているのでOKでした。やはりリアが一番ゆるんでいるのが多かったですね。

さて増締め後の試聴ではやはり音のフォーカス感がよくなってることがわかりました。特にリアスピーカーは問題だった音のボケが解消されて当初の印象を取り戻した感じでバッチリです。
やはりネジはゆるむもんです。定期的にチェックしたほうがいいですね。


迷光対策 03年9月6日

さて我がAVルームはスクリーン側の壁面はダークブルーのクロス貼りなので迷光対策はそれなりにできていました。さすがにすべての壁を黒くするのはやめましたけどね。
しかし、スクリーンをスノーマットに換えてからやっぱ迷光には敏感になってるようで、特にメインスピーカー側面の迷光が一番スクリーンに近いこともあって気になってました(センタースピーカーは上面に濃いブルー系の布を置いて迷光を対策しているんです)。
でも、お気に入りのスピーカーなのであまり側面に布などを貼り込んで不細工にはしたくないなぁと思って、ずっとそのままにしてあったのですね。音への影響も気になるしね。

でも画質向上への探求心は押さえられず、どれくらい迷光対策効果があるのか試してみたくなり、前から試すならこれと決めていた裏紙ハイミロンの黒を通販で購入。まぁハイミロンはこの手の世界では有名ですので解説の必要ないですね。紙台紙タイプを選んだのはカットが楽だし、貼り込みもしやすいからです。

さて、メインスピーカーの側面とセンタースピーカーの上面を採寸して、裏紙ハイミロンをカットしていきます。その際にちょっと大きめにカットして端合わせは貼り込み後にカットして見栄えをよくするようにしました。貼るのは両面テープのあまり粘着力の強くないものを使い、剥がすことになった時にもダメージがないように注意しました。慣れない作業で1時間強かかって貼り込み完成。みてくれはそんなに悪くなってないと思います。バッフル面のサイドにも貼ってあるのは視聴時この部分だけ反射が目立って気になったので後で追加したのです(^^ゞ。

さてどれほどの効果があるものか視聴開始、ウォームアップを兼ねてMISIAの2002ライヴを流しておく。ウォームアップ中に観ても正確にはわからないにもかかわらず、はやる気持ちが押さえられず20分くらいたったころから観始める・・・なんか違う・・・(゚.゚)。スポットライト浴びてる脇の暗部の情報が前よりわかるようになってます。非常に微妙な暗部の階調が出ている感じで、妙にステージとか客席の奥行き感がより感じられるようになりました(^^)。なんかここまで変わるとは思わなかったで、なんかすごく得した気分になってしまいました。その後、色々なソフトでチェックしたのですが、やはり全体に暗部や細かい色使いの部分がよくわかるようになってます。

やはりスノーマットのような拡散性の高いスクリーンでは迷光対策は重要ですね。こうなってくるとスクリーン対向面の反射を対策したらどうなるのかなぁとか色々考えてしまう( ̄ー ̄;・・・なんかダークサイドにひきずりこまれそうな^^;・・やばいなぁ。

右側がハイミロン  


サランネットの影響 03年8月23日

最近なんとなく以前より定位があまくセンターの情報が少し左に偏る傾向があることが気になってました。スピーカーの位置とか微調整してもあまり改善されないんで部屋の方の影響かなぁ〜と思っていたのですが、なにげなくサランネットをはずして試聴してみると完全とはいえないまでも9割方は改善されるではありませんか。

さてうちのメインスピーカーはかれこれ使い始めて5年くらいにはなると思うのですが、当初はサランネットはずして使ってたのですね。ただあまりサランネットの有無による音の差は感じていなかったのです。
さてサランネットがなぜ復活していたかといいますと1年くらい前に低域に対する高域側がどうも元気がないのを改善したくて色々とコンセントやブレーカー、電源ケーブルなどを換えまして、高域の抜けや元気はよくなったのですが、ちょっと元気が良くなりすぎた^^;感もあり、ソフトによってはきつく感じる面も出てしまったのです。そこでサランネットをつけると少し高域が押さえられてきつさが薄れるのでサランネットが復活していた次第です。

さて現状はサランネット無しでもきつさは感じられませんので、色々換えた所のエージングが進んで高域のバランスが落着いてきたということでしょうか。ただ以前と違って、サランネットの有無でかなり高域情報の差が顕著になってますので前に戻ったという訳ではないようです。

どうも高域情報がしっかりでるようになるとサランネットの影響は思いのほか大きいのかも知れないとと思った今日この頃です。


EAR509 mkU試聴編 03年7月20日

最近、CDの音を除いてはかなり満足度の高い音が出ていて特に不満はなかったのですが、ちょっとやばいものを聴いてしまった為にどつぼにハマってしまいました。

それは復活のEAR509です。EARとして初めて世に出したプロ用パワーアンプですでに生産終了していたのですがファンの声に答えて限定復活となったようです。
まぁ自分は知らないアンプだったので、お店に試聴器が入った時もなんの先入感もなく聴いてすごくSNのいいアンプだなぁと思いました。そのときは愛聴盤を持ってなかったので、後日、CDを持っていって試聴してみて・・・すごいかも・・・と思った次第です。でも最終的には自宅で聴かないと納得はできないからねぇ〜といっていたら、当日自宅試聴できることになってしまいました(^^ゞ。

さて、店長自ら出陣してもらってセッテイング。まずはいつものオーケストラ物を聴いてみる。ん?なんか店で聴いたときに比べて違和感あるなぁ〜と思っていたら曲が進行するに従ってどんどんよくなる。そういや電源入れたばっかやんけぇ〜と気がはやってる自分に気がついたりして(^^ゞ。
さてその後、色々聴きまくったのですが、なんか次元が違うんですよ。低域がどうとか高域どうとかという差ではないです。M6Xから自分の聴いたことの無い次元の音が出てくるんですよね。スピード感・透明感・解像度がすごくいいんです。でもEARらしさである艶・密度も維持してるってのがすごいんですよ。今までのどのEARのアンプよりいいんじゃないかという感じです。個人的にはM100Aより好みの音だと思ってしまいました。

駄目です^^;こんなの聴いたら我慢できません。なんせ世界限定250台(モノアンプだから125セット)しか生産されないということなので悩んでる暇なんかありません(もう暴走状態^^;)。予約することになってしまいました。さてまたローンのお世話にならなきゃね。


SRDVDバージョンアップ 03年6月21日

SRDVDのバージョンアップしました。これで最新のME仕様と同じなった次第です。バージョンアップの内容としてはクロマアップサンプリングエラー対策、デジタル出力のグレードアップ(PCM専用出力の増設)、カーボントップパネルへの変更でした。
まぁカーボントップパネルはすぐにバージョンアップするつもりはなかったんですが放熱用のスリットが設定されていることが判明したので、まとめてバージョンアップすることにしてしまいました。だって発熱がすごいんだもんなぁ〜^^;すこしでも放熱よくする対策はしておきたかったのです。

さて出力は色差になってるということで接続してみると・・・画が出ない・・・(-_-;)。まさかRGB出力なのかと思い・・・直結してみると前面グリーンの画が出る(-_-;)。なんか中途半端な状態(T_T)。慌ててお店のSさんの携帯に直接攻撃(すまんですのう営業時間外に)。どうやらRGB出力で納品されて、お店で色差に切替えたが、どうも同期の切替えが出来てない状態のようです。とりあえずRGB出力にして使うことにしました。

気をとりなおしてウォームアップ後、視聴開始。まずはMISIAのライブでは音が圧倒的によくなってます。レンジ・分解能共に格段に良くなっており、リアチャンネルの情報量もアップして包囲感や余韻がよく出るようになってます。うーバージョンアップして良かったぁ(T_T)。さて画の方はなんか全体にクリーンになったように感じます。透明感がさらによくなった感じですね。後、冒頭のドラッグクィーンの赤ベースの衣装の細かいディテールがよく見えるようになってます(このあたりはクロマエラー対策の効果かな)。次にアクション系の映画で感じたことは音の立上りがよくなって金属音とか爆発音のリアリティがさらによくなってます(^^)。
さらに色々とクロマエラーの目立ちやすいソフトで確認・・・うーん効果ありと思えるソフトと変わらないソフトがあるんですね・・・?もしかしてクロマエラーじゃないのかも・・・ということでチェックの為にSさんに相談してお店のデモ機の三菱DVR−DS10000を借りました。

さらに色差出力への変更も確認し直し切替えて、さぁこれから本格的に観るぞぉ〜と思っていたら・・・エアコンが壊れました(T_T)。もうこの時期エアコン無しでは耐えられない(発熱の多い機器だらけ)ので視聴断念(T_T)。タイミング悪いことに明日は電器屋休みだし・・・エアコンの修理が終わるまでの5日間は禁断症状出まくりで大変でした。

さてエアコンの修理が済んで、早々に視聴再開、DS10000も交えてクロマエラー対策度合いを比較してみました。
一応、どちらもD−2001(Verup済)に色差で接続、SRDVDは三菱純正ケーブル、DS10000はオルトフォンの銀線コンポーネントケーブル、電源ケーブルは両者ともアインシュタイン製を使用、デジタルケーブルはSRDVDはオルトフォンの銀線、DS10000はQEDの一万円くらいのケーブルです。
まぁ映像ケーブルはDS10000の方が優勢、音声ケーブルはSRDVD優勢になるかな。

まずは定番のトイストーリー2の冒頭の部分・・・DS10000はさすがに星の数と色数が多いです。これに比べるとSRDVDは若干星の数と色数が減る感じですね。でもタイトル部分のクロマアエラーはほとんど押さえられていていい感じです。
さて次に平成版サイボーグ009の冒頭タイトル文字の赤のにじみをチェック・・・これはどちらも出てました・・・ということはクロマエラーじゃないのね^^;。一安心。
さらに別のソフトでメニューのコーション画面でチェック・・・これは赤バックに黒文字なのでクロマエラーがもろにでやすいのです・・・やっぱDS10000の方がくっきり文字がみえますね。でもSRDVDも対策前に比べると段違いに観やすくなりました。

総合的にみるとDS10000のクロマ対策が100%とするなら、SRDVDは90%以上という感じですかね。後、D−2001のバージョンアップ後はSRDVDも色差出力の方がRGB出力での直結より若干SNとかよくなってると思います。

音の方はまぁ圧倒的にSRDVDの方が良いですね。まぁ価格差を考えれば当然そうなってくれないとSRDVDの立場がないですが^^;。でも画に関してははっきりいって対等といえるでしょう、それが価格三分の1以下の機器で達成されてるのはちょっとSRDVDオーナーとしてはくやしいです(-_-;)。
DS10000はプレーヤーとしては非常にコストパフォーマンス高いと今回自宅比較視聴して改めて思いました(レコーダーだから操作のレスポンス悪いのはいかんけどね)。

それにしてもSRDVDの音のバージョンアップの効果は高いです。自分の感覚ではかなりEIDOS38の音に近づいてると思いましたね。最新のMEバージョンの価格はまだEIDOS38の半分以下ですから、相当なコストパフォーマンスだと思います。

結論としてDS10000が1台買えるくらいのバージョンアップ費用^^;でしたが大満足の結果となりました。


CDてこいれ その1 03年6月19日

最近CDを聴いていて釈然としないものを感じはじめていました。なんかノリが悪いというかボーカルのニュアンスがあんまり伝わってこないというか・・・以前はこんな感じはしなかったのに(??)。特にシステムは変更してないし・・・とここの所あれこれ理由を考えていました。

そして自分として達した結論は・・・アナログレコードの所為だと^^;。
なぜかというとフォノイコのEAR324Pを導入してから、アナログの音がさらに数段グレードアップしてまして、それはダイナミックかつ魅惑的な音を奏でていたのです。いやぁ〜324Pとビクトリーの組み合わせはすごいですよ。あ・・・ベーシックな部分にハイパースペースがあるというのも大きいですけどね。
だから知らず知らずの内にそちらの音を基準にして判断するようになってしまったのかなぁと思った次第。最近、再生比率でいうとレコードの方が多かったからねぇ^^;。

さて、これだけ音のクオリティ差を感じてしまうのは自分としてはちょっと困りものです。ただCDは経験的にお金がかかる割りに音の向上が少なく感じるのですねぇ。家でのメインはアナログだしなぁ・・・と思っていても多少のてこいれは必要と思えるのでCD資産の為にも少しアクセサリー系でチューニングしてみることにしました。

CD系のみのグレードアップだから必然的にやれる範囲は限られます。CDトランスポートとDACが対象となるので、まずはDACの電源ケーブルをアインシュタインのザ・シールドに替えてみました。
しかし・・・今まで他の機器に使ってきたほどの変化はありませんでした(-_-;)。まぁいい方向に向かって変化してるのですが高望みしすぎているのかもしれませんね(^^ゞ。

さぁ次は・・・例のものを試してみるか( ̄ー ̄;。さてこの計画うまくいくのであろうか・・・。


センターSPケーブル ダブルラルゴに変更 03年4月12日

前から気になっていたセンタースピーカーAV3CSgバイワイヤー接続の2way側のSPケーブルをアインシュタインのトレモロからラルゴに変更しました。ラルゴは生産終了しているので、半ばあきらめていたのですが半端物がお店で見つかりセンター用1mなら作成可能だったので即お願いしてしまったのです。

前にも触れましたがF3というメーカーのスピーカーのネットワークアレンジは独特の物が多くて、AV3Cも2way+サブウーファーという構成です。さて高域専用ケーブルのトレモロから全域対応のラルゴに替えたからといってそんなに変わるのかなぁ〜と半信半疑。高域専用とはいえトレモロもそこいらの安物ケーブルと太さは変わらないですからねぇ・・・逆にラルゴが太すぎるともいえるし^^;。

しかし!繋ぎ替えて音出しして音の違いに唖然(゚.゚)!音の厚みが全然違うのです。中低域の音の太さ、重み、力強さが断然よくなってるんですね。村治佳織のギターも低音弦の迫力がよくなったし、MISIAのライヴでもセンターから出てくるバスドラなどの低域の音の沈み込みがよくなってます。はたまた映画では特に男の低い声の太さがより明確になってきてるし、センターとLR間の仮想音像の定位がより明確になりました。もうすべてにおいてレベルが変わってしまった感じです。低域だけではなく、剣技のシーンなどでの金属音もより太くしっかり聞えるようになりましたね。また細かい台詞の抑揚や息遣いもより感じとれるようになってきました。

とにかく大正解でしたね。なんか今まで聴いてたのはなに!って感じで色々視聴しなおしって感じです。
しかしアインシュタインのSPケーブルはトップエンドモデルが軒並み生産終了なんで寂しい限りですね。


ZAOLLAデジタルバランスケーブル(その2) 03年4月4日

ZAOLLAのケーブルを使い始めてもう100時間以上経過しました。そろそろ初期エージングも終わると思いますので最終インプレなど。

非常にホールの響きや楽器の余韻などが綺麗に聞えます。前回70時間経過の頃よりさらによくなったようで情報量が多い感じです。そのおかげか音場が広く感じられます。低域も解像度が上がっているので量感は多少減っているのですが不足というほどもなく思えてきました。
後、鬼太鼓座などの太鼓の音の立上りがよくなり、微妙な桴さばきの音の変化が明確になった感じです。音像は音場タイプの割りには細くならずくっきりしてる感じですね。

全体に自分の好みにあう感じでいいです。ということでSAECは正妻の座^^;を奪われることになりました。ほんとにコストパフォーマンス高いケーブルだと思います。


ソフトラック完成 03年3月22日

増えつづけるソフトの収納場所は前々から悩みの種だったのですが、ここ最近はDVD(トールケース)とアナログの増殖度合いが高く、完全にソフトラックの収納量が足りなくなっていました。そろそろソフトラックを新調しないとだめだねぇ〜と思いつつ、色々物色してみるもいいのがないんですよね。ADKのラックも考えて見積もってもらったのですが1*万円というオーダーになってしまうのです(-_-;)。

じゃあ収納面積をいかし、かつ安価に仕上げるにはDIYに限るということで自作とあいなりました。観掛けはできるだけ綺麗にしたかったので材料はホームセンターでお馴染みの15mm厚パイン材の集積材(それもR付)を使ってます。さらに仕上げをADKっぽくしたかったので、オイルステインのウォールナット色で塗り、シックな艶に仕上がるゲルタイプの透明二スで仕上げています。
ホームセンターで板材のカットサービスがありますので、手頃な板材を基準に板取りサイズを決めてカットしてもらってます。だから直角とか寸法差が少ないので結構きれいにできますね。自分がやるのは各板の接着・ネジ止めと塗装仕上げとなるのでそんなに難しくありません。

ラックとしてはアナログレコード用、DVD用、CD用と3ユニットを作りました。大きいのから順番に作ったのですがやはり最初は色々失敗もありましたね。下穴なしでネジ締めやったら途中でトルクがでちゃってネジが入りきらなかったりとかね(^^ゞ。最後のCD用が一番完成度が高いです。

さて完成して部屋に収めてみると当たり前ですが収まりもバッチリでいいんですよね。なんちゃってADKくらいには見えるのではないでしょうか(^^ゞ。総費用も3万円くらいで作成できましたので、この完成度なら充分満足といえるでしょう(自我自賛^^;)


ACOUSTIC REVIVE RIO−5導入(その2) 03年3月21日

さてその後、二日ばかりRIO−5をONで色々試聴をしてきましたが、なんとなく音の広がりがよくなってることと各楽器の明瞭度がよくなってるように感じました。

そこで久々にRIO−5をOFFでいつものCD(生楽器主体のオーケストラ物)を試聴してみるとコントラバスのパートの押出し感がこのほうがいいですね。でも音としては固まりになっていて明瞭度葉落ちる感じです。後、バイオリンパートの音がひっこんで聞え、音場感も左右の広がりが少ないように感じました。まぁいつもの音という感じです・・・ということはやっぱRIO−5でなんか変わってるんだよなぁと思った次第です。

そこでそのCDを流したまま、RIO−5をONさせてみました。すぐに変化が現れるとは思わなかったのですが2〜3曲あたりで音場に広がりが出始めているのがわかってきたので、先ほどの曲を再生してみると、明らかに変化を感じられました。
まずはコントラバスのパートの押出しが減って、他のパートとのバランスがとれる感じです。細かいフレーズも明瞭に聞えるようになってます。バイオリンパートが前に出てきて、こちらも明瞭度があがってます。全体に細かい各楽器のフレーズがわかりやすくなってる感じです。後、やはり音場が左右に広がり、余韻がリスニングポイント左右にまで回り込むような雰囲気になりました。

ということでPOP・JAZZ系とか他のCDも聴いてみましたが、やはり同様の変化があるように感じました。なんとなくホールで生音を聴いてる感じに近いかなぁと思ったりします。

でも、音の好み的にいうとクラシック系はいい感じだけどJAZZ系とかは低域の迫力が薄くなってしまってちょっと合わないって感じですね。ということでどのジャンルでもOKという訳には自分としてはいかない感じです。でも中高域の明瞭度アップと音場の広がりは魅力的と思いました。

さて今後は置き場所やRR−77との併用とかでどのように変化するかとか検証してみたいと思います。


ACOUSTIC REVIVE RIO−5導入(その1) 03年3月16日

また怪しい物を買ってしまいました^^;。アコースティックリバイブのマイナスイオン発生器RIO−5です。まぁ前々からアコリバ製品は怪しいながらも色々買ってるんですけどね(^^ゞ。でも今回のRIO−5はちょっとなぁ〜って思ってました。でもディスクをマイナスイオン処理できる製品はほとんどないので気になる存在だったのです。ディスクの処理は前にお店でデモしてもらって確かに聞きやすく抑揚感が出る方になると感じてました。なんとなくアナログっぽくなるんですよね。

でも、それだけでは踏切れず月日は流れていったのですが、某イベントでRIO−5の姿をみかけてしまい、某S氏からいいよぉ〜攻撃にあってしまいました^^;。かなり前にRR−7を自分がS氏にお奨めしたのが今度はRIO−5を奨め返されてしまったのですね( ̄ー ̄;。こうなると我慢できなくなるのが悪い癖ともうしましょうか・・・いつものお店で即座に発注してしまった次第です。

さてほどなく届いたRIO−5をまずはお店でディスク処理して効果確認してみました。その場にかかっていたCDを処理して聞いてみると・・・うーむなんか微妙な変化です。前に別の店でのデモと比べると差が非常に小さいです(-_-;)。少し音量がアップして奥行き感が増したかなって程度ですね。まぁ聞き慣れない環境では比較も難しいだろうと早々に家に帰って試そうと店をひきあげました。

家に帰ってまずはシステムのウォームアップ開始と同時にRIO−5のセッテイング。しばらく放置しておいて、まずはディスク処理の効果確認、ディスクの表裏を処理して試聴開始・・・うーむやっぱり微妙な変化だなぁ〜・・・当てがはずれたか・・・・( ̄ー ̄;。
ということで店でのデモとの違いを分析・・・前にデモしてもらった店のシステムはJBLとかGOLDMUNDなどのクール系だったよな・・・それがアナログっぽく聞きやすくなったんだよね・・・うちは元々CDも音の厚みとか重視のアナログ系の音作りだよね・・・基からそういう音なら変わる訳ないやん!(爆)という結論に達しました(T_T)。ですんで音がクール系でお悩みの方には効果高いかも知れません。まぁ微妙な音の質感の変化はあるんですけどね。消磁する効果に比べると微々たるものに感じます。
半分開き直って、今度は部屋での音の変化を確認すべく、CDを色々聴いていたのですが・・・よ〜わからへん(-_-;)。まぁマイナスイオンが部屋を満たすのに時間かかりそうな気もするんでその日は打ち止めにしました。

翌日、家に帰って早々にシステムのウォームアップ開始と同時にRIO−5の電源もON。ただ設置場所を視聴ポイントの横から前に変えました。ほぼ部屋の真中のメインスピーカーよりのところです。でもって夕食、その他用事を済ませてかれこれ2時間弱過ぎた頃から試聴開始。昨日と同じCDを聴いてみました。うーむなんか音場が広くて各楽器の分離がいいような気がする。なんとなく部屋が広くなって小ホールでオーケストラを聴いてるような雰囲気に感じました。お気に入りの曲では今まで聴いた事のないスケール感でちょっと感動(^^)。でもこれがマイナスイオンのおかげなのかちょっとわからないですねぇ・・・3週間前からケーブルをZAOLLAに替えてるんでその印象の方が強いのかも知れません。でもこれが効果だと思い込まないとやってられねぇよなぁ〜と思ってたり(^^ゞ。

さてこれから時間をかけてRIO−5の稼動の有無での検証を進めていきたいと思います。


SRDVD×プロジェクター直結中 03年3月2日

機器のレイアウト変更に伴い、別の部屋にサブDVDプレーヤーのDJ−P500を移動させたのでD−2001にはRGBスルー接続のSRDVDのみがつながっていることになりました。
ということは切替えの必要がないんでD−2001をはずして、SRDVDとプロジェクターを直結してみようと思いたったのです。まぁD−2001バージョンアップの効果確認の為の布石もあります^^;。

さてそんなに変わるかなぁ〜と思いつつ、D−2001につながってるRGBラインをSRDVDにつなぎ変えて視聴開始・・・・おぉ〜S/Nがよくなってるじゃないすかぁ!細かい情報も綺麗に見えます(^^)!細部の情報が際立つおかげか映像の奥行きがさらに深まった印象ですね。
やっぱスルーとはいえ、そこには劣化要因があるということがはっきりわかってしまいました。やっぱ直結の方がいい!ということですね。以前イベントで堀切氏にいわれたことを改めて実感した次第です。

さてそうなると、RGB直結よりよくなると噂^^;の色差接続でD−2001Verupでデコードが気になる今日この頃・・・。まぁバージョンアップの予約はしてあるので、そのうちにレポートすることになるでしょう。


ZAOLLAデジタルバランスケーブル(その1) 03年2月23日

うちのシステムのケーブルはアインシュタインでほとんど統一されているのですが、唯一アインシュタインがラインナップしてないデジタルケーブルが悩みの種になっておりました。どうもこれだっ!というデジタルケーブルに出会えないんですよね。まぁあんまり高価なケーブルは試聴なしには買えないですし^^;。今まで試してきたSAEC、ノードスト、オルトフォン等などの中で、現時点ではSAECのXR−HDI/6Nを使っておりました。

最近、銀線に結構はまっている自分としては銀線系のバランスデジタルケーブルでいいのはないかなぁ〜と思っていたところに某ネットでZAOLLAの名前が出てましたのでサウンドハウスの通販で買ってみました。お値段的に安いのでまぁお試し気分でね(ZAES−5:デジタルバランスケーブル 5フィートで4千円)。買おうと思った決め手はやっぱ導体が5N銀単線であるということでしょうかね^^;。

在庫があったので注文した2日後には到着。早々にP2sとFALCRUM間につないで試聴開始。うーんあんまりXR−HDI/6Nとの差が感じられない(-_-;)。音像の骨格が太くなる感じですかね。でも余韻とか暗騒音の再現は減退して、ちょっとなぁって感じです。低域も少し力感が減少する感じがしました。でも価格差を考えれば1/5の値段のケーブルがここまでの音を出すというのはコストパフォーマンス高いですね。まぁエージングで化ける可能性もあるのでそのまましばらく使ってみることにしました。

さてかれこれ70hくらいたった時点でのインプレなど・・・情報量がアップしてきているのか最初に感じられた余韻とか暗騒音の再現は格段に向上しました。後、奥行き感も出てくるようになって音場の広がりが感じられるようになりましたね。あいかわらず低域の力感はちょっと物足りない印象ですが、全体としてこの響きと音場感はかなり魅力的だなぁと思いました。うーむこのまま正妻に納まるかもしれない予感が^^;。


EAR324P導入 03年2月15日

前にもちらっと触れたEARのフォノイコライザーが我家にやってきました。これはEARのプリアンプPARAVICINI312のフォノイコライザー部を分離機能アップしたものです。
ちなみに限定で某所に入荷したのみでまだ市販されておりません。某アクセサリー誌の広告ではプロ仕様となっていましたね。

仕様としてはフォノ2系統入力でMC入力端子はトランスのインピーダンス切替、MM入力端子はC/Rの常数切替あり、さらに出力ゲイン調整、ステレオ/モノ切替、位相切替ありと盛り沢山です。ツインアームユーザーの自分としては非常にうれしい仕様ですね。さて外観では試作機は前面パネルがクロム仕上げだったのですがアルミのヘアライン仕上げに変わっています。個人的にEARというと球仕様がクロムパネル(最近は例外あるけどね^^;)、石仕様がアルミパネルという印象がありますので、うれしい変更だと思ってます。

さてお店でプロトタイプの音は試聴しているのでその能力はわかっているつもりですが、家のシステムでどういう音で鳴ってくれるのかは未知数だったので最初の音出しはちょっと不安だったりして^^;。それというのも意外と家のシステム(フォノイコはEAR834P)で鳴らすアナログの音はかなりお気に入りだったからなんですね。

さて接続してまずはサブアームについてるオルトフォンのSPUロイヤルNで鳴らしてみて・・・(^^)!ロイヤルNってこんなに分解能よかったっけ?という音です。834Pで鳴らしたビクトリーH並のような気がするくらいです。ということでそそくさとメインアームのクリアオーディオのビクトリーHに繋ぎ換えて鳴らしてみました・・・すげーの一言です。分解能、レスポンス、低域の沈み込み・・・あらゆる面で質が違いますね。なんか普通のレコードが高音質盤に変わったような感じです。特にうれしいのはコージーのオーバーザトップを鳴らした時にドラムを叩いた時の音圧を身体で感じられることですね(音量を今までと変えないでも感じられるのですよ)これは今まで経験できなかったことです。
後日、サブアームにV15IIIをつけて鳴らしてみましたがこれもすごく良かったです。MMカートリッジでもこんなにいい音で鳴るんだと思い知らされました(C/R常数切替での音の変化もおもしろかったですね)

さてこれからエージングが進むとさらにどう化けるか楽しみです。ちなみに接続ケーブルも新品なのでこちらのエージングによる変化もあると思うのでじっくり堪能していきたいと思います。財政的にかなり苦しい時期の買い物でしたが大満足の逸品です。

 


電動カーテン追加 03年2月14日

さてスクリーンとセットで注文してあった電動カーテンがやっと設置となりました。設置に関しては色々ありまして一筋縄ではいかなかったですね^^;。今回電動カーテンを取付けたボックスはスクリーン用のボックスなので色々無理があったようです。

まずは電動カーテンの開閉回路の配線上リレーを追加するのですが、それを収める場所がないということが発覚・・・ライコンのついてる場所のBOXは土壁にめり込むようにつけてあるので簡単には動かせる状況になかったのです・・・考えた末、電気屋さんは強行手段・・・BOXをばらして撤去^^;し、リレーを収納するということになりました。BOX無しでライコンのパネルはどうやってとめるのかなぁ〜って聞いたら、ちゃんとBOX無しの場合用の取付け金具があるということです。

次は開いた状態のカーテンの収まり幅が結構あってスクリーン面との余裕があまりなく、カーテンの下側が広がって、スクリーン面にかかってしまうという問題がおこりました。業者の方がカーテンの取付けを工夫してなんとか収まるように調整しても開けた時がよくなると閉じた時に真中に隙間ができたりして駄目でした(-_-;)。少しでも両側のスクリーンとの余裕が均等になるようにレールの位置を移動させたりしたのですが、それでもうまくいかなかったのです。そこで自分の発案・・・カーテンの端に重りをつけて広がりをおさえたらということになりました。試しに洗濯バサミで手頃な物をカーテンの端にぶら下げてみるとうまく広がりが押さえられるのです(^^)。
ということでカーテン端の折り返し部分に重りを入れることでやっとうまく設置終了となりました(重りの選定にも色々あったのですが話しが長くなるので割愛^^;)。

やっぱかっこええですね。なんか開く前に上映開始のブザー鳴らしたくなる雰囲気です。でももう一つ欲をいえばBOXの部分に上飾りがあったほうがいいなぁ〜ってね・・・そのうち考えよう(^^ゞ。

さて問題は2ch再生時のスクリーン面での反射による定位の曖昧さが解消されたかなんですけど・・・バッチリです(^。^)! パネルスクリーン設置前と変わらない感じになりました。これで映画も音楽もほぼ満足できる環境での再生が可能となりました。

 


機器レイアウト変更(ボードあれこれ) 03年1月24日

さて追加機器の導入にあたり設置場所を確保する為、機器のレイアウト変更を行いました。その際にどうしてもラック内でのレイアウトが無理なので、ラック最上段にボードを置いて機器を並べて設置^^;という行為に及んだのです。

さて並んで設置したのはCDとDVDトランスポートです。P2sとSRDVDはどちらも横幅はスリムなのでもうちょいでラック内に併設できたのですけどね(-_-;)。さてそこで手頃なサイズのボードを探したのですが、やはり標準の市販品では帯に短し襷に長しって感じです(T_T)。よってカスタムサイズができるものということでTAOCのサウンドクリエイトボード(SCB−CSシリーズ)に白羽の矢を当てたのです。TAOC製品はラック・ボード共に使っているのでまぁ無難かなと安直に選択したのですが、これが後々命取りに・・・・( ̄ー ̄;。

さてカスタムサイズが我家にやってきて設置してみてDVDを視聴して・・・(゚.゚)・・・響きが死んでるぅ〜(T_T)。各音の定位感はよくなるのですが響きが死にすぎてつまらん音になってるんですよ〜(T_T)。あわててP2sの方でCDを聴いてみたのですが、こちらはそれほどの変化はなかったのです。機器の重量が軽いSRDVDの方がボードの影響を諸に受けているようです。やはりTAOCのラックにさらにSCBは制振しすぎということでしょうかねぇ。とりあえずボードの馴染みによる変化もあるかも知れないと自己暗示^^;をかけて1週間・・・もうがまんできましぇ〜ん! 結局ボードをはずしてしまいました。

さてこのままでは新しい機器を追加するスペースができないので新しいボードを物色し始めました。まずボードの設置は最低限にしようとP2sはラックに直接設置、SRDVDのみをボードに置くことにしてみました。これはSRDVDの筐体が小さく色々な物がボードとして使えそうという思惑もあったからです。なんせSRDVDを置く面積だと30×30cmのボードでいいことになるのでホームセンターで材料を物色してみました。そこで入手したものは朴ノ木の角材、床材の端材(100円^^;)、イタリア製の陶器タイルで300円以内のものばかりです。

まずはイタリア製の30cm角のタイル、叩くとカーンと響きます。平面性も意外とよくラックにひいてさらにSRDVDを設置しました。でもって視聴開始・・・(^^)!・・・当りです!なんかすごく音の立上りがよくて台詞が前にばしばし飛んでくる感じです。余韻も綺麗にでるし、これでいいじゃんという感じ、ちょっときついと感じる部分もあるのですが結構自分の好みにハマル音なのでしばらくはこれで聴いてみようということに決定しました。

 

   

さてそうなるとカスタムオーダーまでしたSCBの行方はどうなるということになるのですが・・・サブウーファーの下に収まりました。まぁこうなること(ほんとか^^;)も考えていたのです。やはりサブウーファーに対してはSCBの制振効果はばっちりで低域の解像度は向上しましたね。

 

まぁあんまり安直な考えでやらない方がいいという教訓でした。まぁこういう失敗がないと経験値はたまらないからねぇ(負け惜しみ)。でも最近は御影石のボードも比較的安くカスタムサイズもできるので、なんとなく気になっているのです(懲りてないって・・・^^;)。


スーパークライオ処理電源ブレーカー(音声篇その2) 03年1月12日

2003年度最初は昨年に続き、残りの音声系統のブレーカーの交換です。例によってスーパークライオ処理の電源ブレーカーに残りのアナログ系、デジタル系の2系統を交換しました。

まずは交換してみて、まずCDを聴いてみたのですがほとんど印象がかわりませんでした。これは予想していたことで、うちの2chオーディオの前段機器はすべてCSEのアイソレーションレギュレータ(FP−500)からオクトパスというデジアナ分離タップを経由して給電しているので基電源の影響はほとんどないと思っていたからです。まぁそれが証明されたってことですね。

ということで影響あるはず^^;の5.1chシステムの方をとりあえず試聴してみました。まず感じたのは音場の広がりが綺麗になったということとリアチャンネルの細かい情報がよく聞えるようになったことでしょうか。MISIAのライブなどでホールの響きが自然に広がって気持ちいい感じです。
もののけ姫などはBGMが少し音が遠くなってる部分もありますがまだエージング中ということもあるので変わっていくでしょう(前回の経験もありますのでね)。

さて50時間以上稼動させてくると落着いてくるようなのは前回どうようですね。それまでは位相がずれてるような妙な音場に聞えることもありました(-_-;)。まぁそんなに大きな変化という訳ではないですが、最初の音出しの印象とそんなにかわらない感じですね。


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