ビビアナイト
( Vlasovite / 藍鉄鉱 )


鉄の燐酸塩鉱物で産出時には無色ですが日光下では直ぐに酸化が進み みるみる青緑に
変色するそうです。この現象はいろんな資料に記載されていますが一度この目で見てみた
いものです。さてカット石は存在するか?ご覧になれば一目瞭然カット時にペリぺリ結晶が
崩れる事は確実です。存在したとしても更なる酸化による変色の可能性と、水分が抜けて
崩れる危険性もあり標本としての保存にも注意が必要と感じます。硬度1.5〜2で宝飾用に
はお話になりません。とっても美しいだけに残念。
名前は1817年に英国の鉱物学者(J. G.ビビアン)由来してつけられました。






  


薄い層が幾つも重なっている様子がお分かりになると思います。
最も厚みのある方向から見ても光りを通しますから透明度抜群
なんですけどね、
あってもルース入手はあきらめた方がよさそうです。維持に自信
がありません私には・・・

ボリビア共和国産
Tomokoni , Potosi, Bolivia



トップへ
トップへ
戻る
戻る