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鉄路の彼方へ
鉄路の彼方へ
春の旅路〈１〉前の季節 清明 穀雨の頃 次の季節
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元気な沈下橋 《平成29年3月下旬》 |
机上の雑学知識では
沈下橋といえば四万十川
東海地方にもあるなんて考えなかった
しかも大幹線鉄道のすぐ隣
極め付けは交通量断突日本一！
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再編集 朝靄のマストジャングル 《平成29年3月下旬》 |
大阪の電鉄は高圧電線を
線路上に引いている路線が多い
その架空線をも一手に引き受ける
いかつい鉄塔が並ぶ様は
ある意味壮観な光景でもある
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再編集 VISTA CAR 《平成29年3月下旬》 |
鈴鹿や四日市に通っていた頃
たまに奮発して特急に乗った
運よくビスタカーに当たった時は
好んで階下席を選んで独り占め！
今ではグループ用の個室になっているみたい・・・
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再編集 春休み 《平成29年3月下旬》 |
一面の菜の花に彩られ
部活動からの帰り道
夏とは違う解放感
ウキウキわくわく春休み
青春のあの日の夢物語
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佐伯の海 《平成28年3月下旬》 |
眠い目をこすりながら
何とか辿り着いた九州の朝
二見ヶ浦の日の出も暁嵐の滝も
事前の知識はまるでなし
何気ない日常の景色で満足です
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童心の記憶 《平成28年3月下旬》 |
築堤の下に古びた商店
道路にまで天幕を広げ
木戸の奥には止まった時間
目の前には煉瓦のガード
走る風だけが時代を伝える
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新たな季節も不順な日々 《平成28年3月下旬》 |
桜の季節に合わせて数年来の九州訪問
あまり天気予報は気にせずに
満開の時期に意識集中
結果は連日の悪天候
目が向く景色も桜より菜の花
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模範的高校生 《平成28年4月上旬》 |
高校時代を振り返る
片道一時間半の電車通学
合間に勉強した記憶などないな・・・
だいたい受験勉強すらしたことがない
大変不真面目な学生でした（反省！）
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雨上がりの給水塔 《平成28年4月上旬》 |
大畑駅はもともと九州の大幹線の
交通を支える重要な駅
幾多の経緯で寂れたものの
それがかえって功を奏す
歴史施設の玉手箱
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優しさの収集箱 《平成28年4月上旬》 |
ある程度の知識を持って撮影に臨むと
かえって見逃してしまうものがある
こんなところにも魅力の被写体
予定のものだけを追いかけていたら
きっと気づかず出会えなかっただろう
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水かきスポーク動輪 《平成28年4月上旬》 |
鉄道の好みは米より欧
汽車の動輪はもちろんスポーク
C57を貴婦人と呼ぶらしいけれど
あの動輪じゃあドレスに下駄
それはそれで日本らしいか・・・
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春色の踏切 《平成28年4月上旬》 |
春といえば桜 桜といえばソメイヨシノ
世間一般にはそうなのだけれど
どうにも性格がひねくれているのか
桜並木の手前に咲いた
黄色い花に惹かれる自分・・・
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嘉例川のひな祭り 《平成28年4月上旬》 |
もともとの由来は知らないけれど
桃の節句というからには
ひな祭りはこの季節
年中行事は旧暦で祝おう！
本質など気にしないのは大和民族の伝統か・・・
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木造駅舎の朝 《平成28年4月上旬》 |
週末は大賑わいの嘉例川駅も
平日の朝は一昔前と変わらない
いたって静かなたたずまい
歴史を見つめた屋根の下
現代人は時代の波を漂流中
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お昼寝ニャン太郎 《平成28年4月上旬》 |
幸か不幸か捨てられて
ここに来たのも運命か
ニャン太郎は気ままな夢の中
自分のことはさておいて
彼はいたってマイペース
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新作 戦争の傷跡〈機銃掃射〉 《平成28年4月上旬》 |
人類の本質的精神構造は古今東西
退化せずとも成長もせず
主観のみの正当性に感化迎合の末
極限で理性を失う“欲望の正義感”
憎悪に操られる表現者は手当たり次第
季節の一枚 ページ
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錦江湾からの日の出 《平成28年4月上旬》 |
脳裏に残る衝撃映像
遥か過去の出来事の記憶も
案外最近の災害だったようだ
影響により廃集落同然の玄関駅
錦江湾を望む景色は以前と変わらず
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若き薩摩の群像 《平成28年4月上旬》 |
この年になって段々と興味が出始めたけれど
学生時代の歴史のお勉強はもうひとつ
若き薩摩の群像と言われても
知っている偉人はなんと皆無！！！
西郷さんや大久保さんなら聞いたことあるけどね
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南国の光溢れる 《平成28年4月上旬》 |
こんなこと言ってはなんですけれど
鹿児島って結構垢抜けた街ですね
わが県庁都市より魅力があります
生き生きと走り回る路面電車の
路盤も路肩もこれまた鮮やかな南国都市
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南海風情 《平成28年4月上旬》 |
当たらぬ天気予報を当てにして
思い切ってやってきました“最南端”
お目当ての開聞岳は生憎傘の下
望遠は駄目でも広角ならば・・・
南国ムードの絵になりました
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開聞岳 《平成28年4月上旬》 |
たっぷりの日差し
青空広がった早朝
南洋からの気流に
流れ消え行く雲幾種
開聞山頂に嵩雲一瞬
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指宿のそら豆畑 《平成28年4月上旬》 |
南洋を背に広がる実りの大地
燦々と降り注ぐ暖かな日差し
実に長閑で絵になる風景
直感的な美しさはともかく
其れが何なのかは今迄無頓着・・・ 〜
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指宿のそら豆畑 《平成28年4月上旬》 |
〜 新たな画角を探しながら
近づいて観察すれば其れは“そら豆”
「百聞は一見に如かず」とは的を得て
何とも恥ずかし机上知識は身に付かず
指宿が全国有数の産地だとは帰宅後に知った次第
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最果てへの旅 《平成28年4月上旬》 |
最果てへの旅《南紀行》
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再編集 春色の河原〈雲出川〉 《平成26年4月上旬》 |
花咲く彼方の小山目指し
たまたま登った堤防道路
眼下に思わぬ花園見つけ
土筆の斜面を駆け下りる
春色の河原に汽車滑る
名山の旅 付録ページ 経が峰
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とまれみよ 《平成28年4月上旬》 |
ふらふらふらふら旅をすると
時に面白い被写体に出会う
木製の照明柱と遊び心の注意灯
う〜ん・・・フミキリマンってところか？？？
広島では案外有名人だったりして・・・
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再編集 原爆ドーム 《平成28年4月上旬》 |
以前から撮影挑戦したかった
原爆ドームが報道によれば
外相会談に合わせて工事が中断
久しぶりに姿を現すらしい
旅の最後にお天気も微笑む
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国鉄風景 《平成28年4月上旬》 |
細かいところに異常にうるさい
病的なマニアにとっては異論はあろうが
砂利敷の昔のままの低いホームと
頼りなく張られた電線を支える木電柱
滑り込むのは国鉄時代を知る気動車
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清水の桜 《平成26年4月上旬》 |
樹齢は優に三百年
七里半越の旅人を
見守り続けた清水の桜
旅の姿は変われども
今年も新たな記憶刻む
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桜並木の駅へ 《平成26年4月上旬》 |
どんな経緯か
誰が植えたか
ローカル線の小駅の
構内の片隅を彩る桜並木
今年も見事に咲き誇る
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ツクシニョキニョキ 《平成26年4月上旬》 |
ニョキッ！
ニョキッ！
ニョキッ！
春の日差しに誘われて
ツクシニョキニョキルンルンルン
名山の旅 付録ページ 荒島岳
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ふるさとの踏切〈新学期〉 《平成26年4月上旬》 |
ふるさとの子供は丈夫だよ
学校までの何キロもの道のり
みんな揃って行進だ
いっちにぃいっちにぃ
今日も元気に登下校
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タンポポ咲いた 《平成26年4月上旬》 |
春の日差し
山は笑い
大地は喜び
なんとなく虫目線
人もやっぱり地球の子
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春色の河原〈佐奈川〉 《平成31年4月中旬》 |
母の運転手役で病院通いのついでに
たまに立ち寄る小坂井の叔母さんの家
途中河川敷の堤防沿いに見事なまでの
白い花咲く春色の河原が目に飛び込んだ
雨上がりの翌日再訪で久しぶりの撮影
季節の一枚 ページ
名山の旅 付録ページ 本宮山
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鎮守の桜 《平成31年4月中旬》 |
山間を走る線路脇に
数本並び咲き誇る
村の鎮守の名も無き桜
ちやほやされる存在では無いが
年に一度時間限定の晴れ舞台
季節の一枚 ページ
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再編集 国境の集落 《平成29年4月中旬》 |
名張の盆地から北西の山を見上れば
今迄気付かなかったけれど集落が
檜の道を登ってみれば予想外
豊かな桃源郷が広がっていた
伊賀を見下ろす此処は大和の国
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春日神社 《平成29年4月中旬》 |
名張の郊外の宇陀川の渓谷畔
ひっそりと鎮座する春日神社
寄進された石灯篭が並ぶ参道
歴史的宗教的経緯はさておいて
鹿を崇めたその造形は微笑ましい
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名阪甲特急 《平成29年4月中旬》 |
学生時分に利用した記憶では
当時の呼び名は“ノンストップ特急”
花形は二階建てのビスタカー
名阪間無停車の歴史は途絶えたけれど
今は“アーバンライナー”が大活躍
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踏切天国 《平成29年4月中旬》 |
最高速度時速１３０km
この区間はそこまでではないけれど
全線にわたって高速運転の
近畿日本鉄道大阪線はしかし
ほぼ全区間にわたって踏切天国
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ACE 《平成29年4月中旬》 |
車両のことには疎いけれど
伝統の近鉄特急の塗装をまとった
この形が一般特急の最新型
マニア間での通称“スズメバチ”
落ち着いた色彩が好きだったのにな 〜
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室生 《平成29年4月中旬》 |
〜 こちらは新しい特急塗装
風景の中に地味に小さく
往々にして逆光に沈んで
撮り込む作風を多用する身には
明るい色彩は存在感を出しやすくはある
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室生路 《平成29年4月中旬》 |
室生大野は古刹の玄関口として
知名度先行の地味な集落ながら
毎春を彩る見事な駅の桜並木と
黒瓦の古民家が絶妙に織り成す
歴史感じる素朴な町並も魅力的
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行儀の悪い生徒たち 《平成29年4月中旬》 |
前日吉野への道すがら
目に飛び込んだ鯉のぼり
帰りに寄ってみたけれど
予想以上に皆行儀が悪い
“めだかの学校”で学んできてね！
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青の交響曲 《平成29年4月中旬》 |
巷に溢れる鉄道雑誌も写真雑誌も
読むこともなくなって早十数年か
この地が歴史のある有名撮影地だと
知ったのは現地での偶然の出会い
こんな作風も既に新鮮味はないかしら・・・
季節の一枚 ページ
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桜の絨毯の散歩道 《平成27年4月中旬》 |
いつものお昼の散歩道
母さん花粉症に悪戦苦闘
汽車を見送りすぐ退散
だけどぼくは知ってるよ
散り際の桜の美しさを！
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春の村の祭りの日 《平成27年4月中旬》 |
線路を挟んだ向かいの社で
羽織袴の笛太鼓
一行揃って踏切渡り
白山神社に大集結
今日は村の春祭り
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駅前の園 《平成27年4月中旬》 |
さくら祭の駅前は
花曇りでも満開の園
時折射す陽に夢中で撮影
気付けば体もカメラも毛虫だらけ
生き物みんな季節を謳歌
春の旅路〈１〉
前の季節 清明 穀雨の頃 次の季節
鉄路の彼方へ 早春の旅路〈１〉 早春の旅路〈２〉 春の旅路〈２〉
初夏の旅路〈１〉 初夏の旅路〈２〉 盛夏の旅路〈１〉 盛夏の旅路〈２〉
秋の旅路〈１〉 秋の旅路〈２〉 晩秋の旅路〈１〉 晩秋の旅路〈２〉
初冬の旅路〈１〉 初冬の旅路〈２〉 冬の旅路〈１〉 冬の旅路〈２〉
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