前回作成したF2ザクを作成した後にいろいろ取り組みたいことがあったので、再びF2ザクをシャア専用ザクとして小改造しました。

「赤い彗星」のイメージで明るい赤と暗い赤のコントラストで制作してみました。

基本工程
バリ取り→ヤスリがけ(400)→合せ目消し→ヤスリがけ(800)→間接部のクリアランスの確保→再びヤスリがけ(1500)→洗浄→グレイサーフェイサー塗布→明るい赤の部位をフィニッシャーズのファンデーションホワイトで下地塗布し、下地処理としました。

通常のF2ザクでは不可能だった「胸を張るポーズ」を内部機構を改良することにより可能としました。このことでより「シャアザク」らしらが出たと思います。
カラーレシピ
フィニッシャーズ(F)
クレオス(C)
下地処理後

腕・脚部等の明るい赤:ピュアレッド(F)
胴体部分の濃い赤:ディープレッド(F)
胸部・間接部・マニピュレーター・武器等のグレー:ミッドナイトブルー(C)
脚部即部・底部バーニア・ランドセルバーニア下地:スーパーファインシルバー(C)
すべてエアブラシで塗装し、エナメル塗料(黒)で墨入れ後、デカールを貼り、スーパークリアーつや消し(コート用)を2度エアブラシにてトップコートしました。
モノアイカメラは市販バーニアを加工しHアイズを貼り付け。Hアイズは裏側をラピーテープを貼り光を拾うようにしました。

シールド
FUザクのシールドは長さも厚さも幅も足らないと感じたため、下部に2mm、厚さ2mm、幅左右に2mmずつブラ板で延長し、エポパテで整形しました。


肘部分もプラ板にて2mm厚さを持たせています。

頭部アンテナについては、キットのアンテナの形状が気に入らなかったため、プラ板で作り直しました。中に真鍮線を通し、強度を高めています。

頭部は干渉部分を削り、後はめ処理を行いました。
脚部間接のシリンダーが貧弱な感じがしましたので、金属性のパイプに交換しています。
バーニア部分はピュアブラックで下地塗装を行った後、スーパーファインシルバーで塗装し、クリアー塗装をしています。

ランドセルバーニアについては、3重構造とし、市販バーニア2層、3層目に電子パーツを取り付けディテールアップを行っています。
また、内部はクリアレッドで塗装しています。

脚部バーニアは市販のものがあまりにも形状が単純なつくりだったため、市販バーニアパーツを削り、新規に作っています。

足裏のバーニアも同様です。
効果的と思われる箇所にピンバイスで穴を開け、1mmの鉄球・ビーズを埋め込んでいます。
デカールはMGグフおよびジオン軍MS用@の水転写式デカールを使用し、個体に馴染むようにマークセッターを使用しました。
裾の内側を若干削ることにより、干渉部分を減らし、多少幅広く足を広げることを可能としました。
フォトフレームによる専用の台座を作成しました。
ザクマシンガンのレンズ部分はHアイズを使用し、裏面にラピーテープを貼り光を反射するようにしています。

(ザクマシンガンを設置している台座は付きません。)
280mmバズーカも同様にHアイズを使用しています。

(ハイパーバズーカを設置している台座は付きません。)
ヒートホークの刃もブラックで下地塗装した上でファインシルバーを塗装しました。
その他付属品です。
造型の精度が高いと評判のMGシャア専用ズゴックのシャアを塗装しました。




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