HOME>テクニックを身に付けよう!>突き出しに種類?>漕ぎ無し編
その昔(1993年頃)私が初心者だった頃に当時の全日本マスターチャンプだった方に教えていただいた突き出しのやり方がこの「漕ぎ無し」の突き出しです。 そして時を経た現在、中級オジサンになった今でも教えていただいたやり方を思い出しながら飛んでいます。 漕ぎ有り型と比べた場合、どちらかというとテクニックよりもタイミングとパワーで繰り出してるイメージがありますが、そう思うのは私だけかも? |
漕ぎ無し突き出し |
1) セット 今回の目標は35cm程のU字溝です。 フロントタイヤを上に乗せてセットするのですが、この場合ハブ軸がU字溝の向こう側にはみ出るようにします。 これは飛び上がる時に角でタイヤを潰し、反発を利用するためです。 |
2) 開始 落ち着いてバランスが取れたら一旦、下方に体重を落とします。 この時に前後のタイヤを潰す事をイメージしてください。 パワーだけで飛ぼうとすると非常に疲れますので、自転車からの反発を得られるようにしましょう。 |
3) ジャンプ この漕ぎ無し型はジャンプする時に漕がないので前に進むモーメントを漕ぎ以外で補わなければなりません。 ジャンプする際にも自分が積極的に前方向に飛びましょう。 この時にフロントタイヤを角に乗せたのが幸いして、タイヤやフォークの反発が斜め上に向かうことでしょう。 |
4) 着地 前のコマ「3)ジャンプ」とこのコマとの間がこのページのトップの挿絵です。 見た感じではまず上に飛んで、落下しながら自転車を前に出してるように見えますね。 着地点を目視しながら、できるだけ面の上に乗せてダニエルで立てる角度になるようにしましょう。 |
5) 飛び降り 今回はたまたま着地してすぐに飛び降りてしまいましたが、上でホップして体制を整えてから飛び降りても構いません。 そうした部分はケースバイケースで対応できるようになると確実性が高まってきますね。 |
GIFアニメ |
GIFアニメです… とほほ。 こうして見ると、何だか無理矢理に飛んでるように見えますね。 着地も随分と雑に見えます。 別のページでも書いていますが、突き出し苦手です… この撮影時にはやっていませんが、飛ぶ直前にリアブレーキを開放するとフォークがたくさんしなって反発が大きくなると教わった事があります。 気が向いた方は試してみてください。 |
上級編 |
私(いそし)よりも突き出しが得意な方の動画を撮影できる機会がありましたので、ここでご紹介しておきます。 上のGIFアニメと比べると高さも増しています。 身長の差かもしれませんが、下に溜める時のフォームが全く違いますね。 私はハンドルに乗ってる感じですが、こちらは覆いかぶさってるような感じです。 ちなみにこれを手本に試してみましたが、私はできませんでした… この辺りで得意or不得意が出てくるのかもしれませんね… |