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![]() 手放しスタンディングには3種類あり、両足をペダルに乗せたまま立ち上がるものと、シートに座りながら片足をペダルにもう片足をタイヤに乗せるもの、両足をタイヤに乗せるものと分類されるでしょう。 今回は最後の両足編です。 |
手放しスタンディング(両足編) |
![]() モデルの古川さんは右が利き足です。 利き足側にハンドルを引き寄せています。 反対側の腕はハンドルから手を離してしまっているのでとりあえずステムを握っていますが、人によってはフレームを握る方もみえます。 なんとなくバランスが取れそうになってきたら利き足の反対側をフロントタイヤに乗せます。 この時点ではまだ危なくなったら足を出せば安全です。 |
![]() この時点ですでに両足が地面から離れていますので普通のスタンディングをする程度のバランス感覚が必要になってきます。 ハンドルはほとんど真横にまできってしまい、左右のバランスはフロントタイヤを足で転がしながら取ります。 ハンドルを持つ手でリアタイアのブレーキを使い、微調整に役立てます。 バランス修正が小さくなり、安定してきたら効き足をタイヤに乗せる覚悟を決めます。 |
![]() 利き足をフロントタイヤに乗せます。 ペダルから足が離れてしまっているので、漕ぎによるバランスが全くできなくなってしまいますので、左右バランスのみで修正をします。 この辺りからバランスにはかなり気を使わなければなりません。 もし気を許してしまい、バランスの危機を察知できなかった場合には痛い目をみるかもしれません。 |
![]() いよいよ手放しに挑戦です。 とりあえず、ブレーキを握っていない手を外します。 Bの両足バランスまでできるようになればこの作業は意外と簡単にできるはずです。 そろそろハンドルから手を離す心構えが必要です。 ハンドルを内股に当て、フラフラしないように固定します。 |
![]() バランスに細心の注意を払いながら残った手を放します。 モデルの古川さんはこのテクニックが得意なので手はヒザに置いてしまったりピースサインで余裕を見せていますが、やじろべえのように両手を開いた方がバランスが取りやすいでしょう。 ちなみにここでバランスを崩してしまうととんでもないことが起きてしまいますので注意しましょう。 (一番上の画像にマウスポインタを当てると解るかもしれません) ![]() 両手放しスタンディングと言えばやはりこんな感じでしょうか? これはハンドルから完全に手も足も離してしまいますからかなりの高等テクニックです。 わずかに使えるのはペダルによる「漕ぎ」なのですが、後ろに戻るモーメントが発生しません。 そうした事も考えるとわずかに上り坂になっている所で挑戦した方ができる可能性が高くなりそうですね。 あとは起こした身体をクネクネとよじりながらバランスを保てれば少しの間なら立つことも可能かもしれませんね。 |