HOME>テクニックを身に付けよう!>ワンステップ
初級から中級にクラスを上げて試合にエントリーするようになると、当然のようにステアケースも高さが増してきます。 しかし、まだシングルで登る技術が身についていない方にオススメなのが、ステアの角に一旦ガード(クランク)掛けし、それからリアタイヤをステアに上げる「ワンステップ」です。 スパっ!と一発で上がれてしまう方がカッコ良いのですが、シングルを狙って大失敗5点とならないように使用するテクニックです。 |
ワンステップでステアケース |
1) 助走 漕ぎでフロントアップしますので、ゆっくりとした速度で近づきます。 この辺りで利き足と逆側のクランクがが水平か少し上がってるようにします。 |
2) 開始 身体を一旦、ハンドルに被せ、その直後に漕ぎ始めます。 逆足前から利き足前までの半回転でステアに上がります。 |
3) フロントアップ 漕ぐと同時に腰を引き、フロントを上げていきます。 |
4) 角当て この位の高さになるとフロントをステアの上に乗せに行ったのでは間に合いません。 角が正確に狙えるように練習しましょう。 角に当てると同時に身体は既に伸び上がり始めています。 この直後には最上段の挿絵のようにフロントを飛ばしながら上がっていきます。 |
5) ワンステップ フロントタイヤの着地と同時にガード(利き足側のクランク)をステアの角に乗せます。 乗せるときには「ガツンっ!」という大きな音が出ないようソフトに… この時、既に身体は次の動作に向けてハンドルに大きく被さっていきます。 ちなみにフロントブレーキは着地時に一瞬だけロックします。 |
6) 終了 体重移動で軽くなったリアタイヤを浮かすような感じで、ブレーキを解除しながらクランクを漕ぎ、自転車を前に放り出します。 これで終了。 5)から6)にかけてのリズムが上手くいけば簡単に上がれるようになります。 |
GIFアニメ |
珍しく縦長のGIFアニメです。 何となく、気が向いたので… さて、ひとつ注意しなければならないのは、このテクニックはクランクやペダル、ガードなどをステアの角に当てる(乗せる)のが特徴ですが、決して公園の木製ベンチやテーブルなどでは練習しないでくださいね。 今回のようなコンクリート製の壁であっても勢いに任せてガードをぶつければ、欠けてしまうかもしれません… やさしく、ソフトに登ってください。 身近な場所で練習させていただける公園が「自転車侵入禁止」なんてならないように… |