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段差登り(ステアケース)の攻略法もいろいろありますが「脱初級」するためには60cm位は上がれるようになりたいものです。 この位の高さになると、フロンとタイヤを目標の位置に乗せてから伸び上がるタイミングが遅れると登れなくなってきます。 流れるような体重移動と先行動作を習得し、中級者の仲間入りを果たしましょう。 ちなみに撮影場所は全日本戦や中部戦にエントリーしたことがある方なら、よくご存知の妙楽寺です。 墓石が横たわっているところに… あ、冗談ですよ。(笑) |
ステアケース(中) |
@ アプローチ ステアケースで重要視されるのは「足の合わせ」ですね。 一般的には逆足から効き足までの半回転で登ります。 今まさに漕ぎ始めるところなのですが、ハンドルに身体をかぶせ、フロントアップへの準備完了といったところです。 |
A フロントアップ 身体を後方に引きながら逆足から漕ぎ始めました。 すでにフロントタイヤが上がり始めましたが、視線は目標物の角に集中しています。 あと半回転でその角の辺りまでフロントタイヤを上げなければなりません。 |
B フロント乗せ キッチリとフロントタイヤを角にあてることができました。 ここで身体を一旦かぶせるのですが、タイヤの反動を感じると同時に伸び上がります。 いつまでもかぶせたままでいるとすぐにアンダーガードやリアタイヤが引っかかってしまいます。 |
C 伸び上がり BとCの間はこのページのトップにありますが、このケースでは伸び上がりと同時に両輪を浮かす方法で登っています。 この高さならフェデリックのような動作でフロントタイヤを転がして上がる事も可能ですが、浮かすことができれば2段ステアの攻略もできますね。 |
D ステア終了 きれいに登りきりました。 フロントタイヤを角に当てた時点で漕ぎの動作は終了しているのでキッチリと登りきるために腕を前方に伸ばし、自転車を前に進めています。 足も効き足が前にあるので、次の動作への移行もスムーズにできそうですね。 |
GIFアニメ |
今回はコマ数も少ないので軽いGIFアニメができました。 コマによって微妙に表示時間を変更しているところがミソでしょうか? 余談ですがこのテクニックのページも順不同で作成していますが、これで16ページ目です。 今回からは画像編集の方法を変更し、説明に使う挿絵に入れる矢印の入れ方を変えました。 おかげで曲線の矢印も使えるようになりました。 |