テクニック基本編「ジャックナイフ」

ＨＯＭＥ＞テクニックを身に付けよう！＞ジャックナイフ 　ＭＴＢを購入して初めに挑戦しそうなテクニックといえばウィリーかジャックナイフでしょうか？　今回は簡単なジャックナイフです。　助走をつけ、身体を前にかぶせて力の限りブレーキを握りこんだら「大前転」なんてことは大いに予想がつきそうなものですね。 そんな目に会わないようにするには体重移動はそこそこの所まででやめておき、後はハンドルを地面に押し付けるように腕を伸ばしながら脚をたたみ込めば危険度も半減します。　このフォームは急な坂を下る時と共通してますね。

ジャックナイフ

�@　助走 　勢いよく後輪を持ち上げたいばかりに助走を早くしてしまうと恐怖感が増しますし失敗する可能性が高くなりますので、いつでも止まれる程度の「遅い」スピードで助走します。　高々と後輪を持ち上げる作業はここでのスピードとは関係ありませんから…

�A　ブレーキロック 　「やるぞ！」という気構えができたらフロントブレーキをロックしながら身体の重心を前方に持っていきます。　この時に注意しなければならないのはペダルに乗せた脚はリラックスさせ、突っ張らないようにすることです。

�B　後輪の持ち上げ 　肩＞ハンドル＞前輪軸が一直線になる辺りまではブレーキを掛けてからの体重移動で後輪を持ち上げますが、この先は腕を押し出す事で後輪を持ち上げます。　ハンドルを地面に向けて押し込みながら、脚は上がってくる後輪の邪魔をしないようにたたみ始めます。

�C　ジャックナイフ中 　腕が真っ直ぐに突き出し終わり、お尻にリアタイヤが当たったら上支点です。　これ以上後輪が上がってしまうと前転しますので、危ない目に会う前にはたたみ込んだ脚を伸ばし始めましょう。

�D　終了 　脚を伸ばしながら後輪をソフトに着地させることができたら終了です。　何事も無かったように立ち去りましょう。

ＧＩＦアニメ

毎度おなじみのＧＩＦアニメです。　こうして動画？で見るとよく解かるのですが、ある時点から身体の移動が止まり、肩を中心に腕が前方に伸びていく様子が解かりますね。 　正確には競技にこのテクニックを使うことは無いのですが、前転しないギリギリの角度を覚えるためには良い遊びでしょう。　他にも前転しない「おいしい」角度を使うテクニックには「ジャックダニエル」がありますね。　フォークの寿命を縮めるのであまりオススメできませんができるとカッコ良いですし、ウケるかもしれません。