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   前輪を乗せろ!
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いそしです。 お恥ずかしい… トライアルの魅力と言えば… やはり立体的な動きですよね?
漕げば進む自転車ですが、それだけでは平面的です。 そこで何らかのテクニックを使用し立体的な移動を可能にさせた時、思わず「できたっ!」と嬉しくなるものです。 その「できたっ!」を最も単純に感じることができるのは「段差登り」ではないでしょうか?
 この項では後輪が壁に当たってもクランクやガードが角に当たらない30〜40cm程度の段差に前輪を持ち上げて乗せる練習をします。


助走からフロントアップ
1) 助走1) 助走

 小走りする程度の速度で助走し、段差に向かいます。

2) 溜め2) 溜め

 前輪のタイヤを潰すような感覚で軽く身体を沈み込ませ、溜めを作ります。
この溜めには「今だ!」と「タイミングを計る」という目的もあります。

3) フロントアップ3) フロントアップ

 腰を引き極端な後輪加重の状態にしながら、ハンドルを前(上)に投げ出します。
感覚的ですが、足で自転車を前に押し出すイメージもあるかもしれません。

4) 前へ4) 前へ

 前輪が段差の角を通過することができたら身体を起こし、重心を前に移します。
いつまでも後輪加重のままですと、前輪を乗せる前に後輪が壁に当たってしまいます。

5) 終了5) 終了

 前輪を段差に乗せることに成功しました。 とりあえず終了です。
この時に勢いを維持させながら重心を前方に移し、前輪加重にすることができれば、一気に段差に上ることができるかもしれません。

GIFアニメ
いそしです。 お恥ずかしい… このGIFアニメでは解説の「5)終了」では止まらずに後輪も転がしながら段差に乗せています。 しかし、このように登ることができるのはガードが段差の角に当たらない高さまでですよね?
 次の項では角にクランクやガードを当てずに登る練習をします。
お楽しみに…



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