HOME>テクニックを身に付けよう!>基本テクニック特集!>設定は狭い曲がり角
まずは極端に短いセクションを設定します。 公園の駐車場などの隅っこに石コロなど(今回はワインのボトル)を適当に等間隔に3つ置きます。 そしてそこを通ってみてください。 簡単に通れてしまったらもう少し狭く、挿絵のように引っかかってしまったら出来上がりです。 この項ではこのセクションを通過するのを目標とします。 非常に地味でつまらないかもしれませんが、必須テクニックということで… |
失敗例 |
まずは失敗例です。 前輪が角に差し掛かる辺りからハンドルを切り、曲がり始めました。 でも、後輪が角をクリアできません。 用語では「内輪差」と言いますが、曲がる時には前輪が通った軌跡よりも内側を後輪が通ります。 これを考慮して通過するラインを選ぶことが大切です。 |
ライン取り |
1) 入り口 失敗例ではおおよそ真ん中から進入しましたが、内輪差を考えて外側ギリギリから進入します。 この時、ハンドルがフラフラしないよう気をつけましょう。 |
2) 旋回始め 曲がった先も外側ギリギリに前輪が通るようにハンドルを切ります。 ハンドルを切り始めるタイミングもできる限り遅くし、奥まで進入した方が後輪を通しやすくなります。 |
3) 旋回終り 速度を安定させ、ハンドルがフラフラしないように前輪を外側ギリギリにキープ。 出口はもうすぐです。 |
4) 出口 クリアできましたね。 |
GIFアニメ |
こんなページにGIFアニメなんて必要ないかな〜? なんて思いましたが一応、恒例ってことで… これを見ると解るのですが、何気にペダルがボトルに当たらないように避けていますね。 同じようなセクションでも、石コロだったらこんな事をしなくてもクリアできそうです。 |
いかがでしたか? この後輪を通す練習は常に前後輪の位置を把握する練習にも繋がってると思います。 初中級の方々がロックセクションの練習をしている場面で、前輪の位置ばかりに気を取られ後輪の位置が良くない所に落ちる場面をしばしば見かけます。 後輪の位置を把握していない証拠ですよね。 常に後輪の位置を気にする癖をつけるのも上達の早道かもしれません。 |