HOME>テクニックを身に付けよう!>基本テクニック特集!>雰囲気をつかめ 微速前進
基本中の基本で必須テクニックなのに、非常に練習がつまらないスタンディング。 いきなり止まろうと思ってもなかなかできないものですね。 これからスタンディングを練習しようと思ってる方にオススメなのが「坂遅登り」です。 一定の区間をできるだけ時間を掛けて進む練習です。 それも緩やかな登り坂というのがミソです。 おそらく、平地で同じ事をやろうとすると全然できなくて嫌になることでしょう… |
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坂遅登り |
1) 微速前進 まずは緩やかな上り坂を探してください。 見つけたらできるだけゆっくりと登ります。 |
2) ブレーキ 軽くブレーキを掛け、速度をさらに落とします。 バランスが崩れた方にハンドルを向け、逆に身体を外側に移動させます。 この時、やりやすい方向や足の向きがあると思います。 それを忘れないように覚えておき、自分の癖を知りましょう。 |
3) 粘り 慣れないうちはどの辺りが重心かわかりませんよね? とにかく足を出さずに立っていられるように粘ります。 この時、ブレーキを軽く緩める事ができると何故かバランスが取れる瞬間があるかもしれません。 |
4) 仕切りなおし 粘りきれなくなったら仕切りなおしです。 ブレーキを解除し、少し漕げばハンドルを真っ直ぐに戻せます。 適当にバランスが取れたら「2)ブレーキ」に戻ります。 |
GIFアニメ |
少しコマ取りが荒いGIFアニメです。 スイマセン… これを見ると気が付くかもしれませんが、粘ってる時に少しだけ後退してますよね? 実はこれが上り坂練習のコツなんです。 ブレーキを微妙に調節し、漕ぎと坂道の斜度とのバランスが取れると何故か左右バランスも取れる瞬間があります。 それが1秒でも2秒でも構いません。 「あ… 今、バランス取れてる!」と思う瞬間があればOKです。 |
この上り坂練習には「ノッチを掛け続ける」というコツもあります。 自動車を運転される方ならわかると思いますが、オートマチック車のクリープ現象ってありますよね? ある角度の上り坂ではブレーキを掛けなくても止まっていられるような場所。 そんなイメージで登るでも戻るでもない微妙なバランスが取れた時に、何かを感じられると上達が早いかもしれません。 感覚が伝わりにくいかもしれませんが、根気よくやってみてください。 |
オマケGIFアニメ |
ちなみに慣れてくると、こんな感じでフラフラとしながら左右にハンドルを回せるようになります。 私の場合は右足前で左にハンドルを切るのが普段のスタンディングですが、反対側でもできるようにしておいた方が後々都合が良いですね。 |