HOME>テクニックを身に付けよう!>ダニエルしたい!>飛び降り
ダニエルの用途の中で最も頻度が高いのが飛び降りだと思います。 いよいよその飛び降りにチャレンジしてみましょう。 とはいえ、いきなり高いところから飛び降りるのでは恐怖心もあるでしょうし、危険でもあります。 まずは挿絵のような縁石(10〜15cm程度)の段差での練習です。 これなら恐くありませんし、失敗しても大怪我するようなことも少ないでしょう。 ところで… 実際にこれをご覧になって練習中に怪我をされても賠償請求などの訴訟は起こさないでくださいね。 |
ダニエルで飛び降り |
1) アプローチ まずは落ち着いてスタンディング。 ハンドルを真っ直ぐにしたらアプローチ開始です。 この辺りは前項の「漕ぎ上げ」で練習済みですよね? |
2) ダニエル 漕ぎ上げでダニエルの状態に持ち込みます。 その後、チョンチョンと細かく調整しながら段差の縁まで進みます。 |
3) セット 下を確認しながら縁まで寄せたら飛び降りのセットです。 股間から地面を確認できるような余裕のあるダニエルが必要です。 |
4) 開始 一旦ホップ(ダニエル)を中断し、腰を引き腕を伸ばしながらフロントを下げます。 この時にリアハブができるだけ段差の角の真上近辺にくるようにします。 少しでしたら、はみ出てしまっても大丈夫です。 |
5) 飛び降り 普段の前進ダニエルとは違い、伸び上がりをできるだけ少なくし、漕ぎもほんの少しだけに調節しながら飛び降ります。 漕がずにブレーキを解除するだけで降りることができれば、それもOKです。 この時に身体が遅れているとバック転等の危険がありますので、お気をつけて… |
GIFアニメ |
段差が低いのであまり飛び降りたという感じもしないかもしれませんが、基本練習はこの高さでも十分にできます。 心の余裕ができてきたら少しずつ高さを上げて練習してみましょう。 ちなみに飛び降りる前のフロントの下げですが、段差が高くなればなるほど下げるようにします。 ビデオなどでは水平よりも下げてから降りるライダーも見かけます。 凄いですね… |
ところで… |
小刻みなダニエルでチョンチョンと縁に寄せてから飛び降りるのも良いのですが、アプローチからスパっと一発で角にいけたら少しカッコよくありませんか? 別のページでご紹介する「前後輪入れ替え」と同じなのですが、いろいろと試して遊んでみてください。 |
悪い例 |
最後に悪い例をあげておきます。 飛び降りの練習を始めた頃によく見られる光景なのですが、縁に寄せる前に余裕がなくなって(気持ちが焦って)無理矢理に飛び降りてしまう例です。 このGIFアニメでは着地も余裕がなく、よく解らないうちに飛び降りてた… という感じです。 縁に寄せる事ができないまま、高い段差から飛び降りてしまうと危険が伴います。 是非とも「寄せ」の練習は怠らないようにしたいものです。 |