プラネかわら版 水無月(6月・2013)No.23 |
★今月の特別投映 (プラネタリウム・スペシャル)
新美南吉生誕百年記念事業「新美南吉の宇宙」 |
6月23日(日)午後3時10分 |
語り:天文研究家 浅田英夫 アイ・プラネッツ 後藤鏡子 演奏 an cl style クラリネット四重奏 |
昭和13年春。南吉は念願がかない、愛知県立安城高等女学校の英語教師として迎えられた。そして翌昭和14年7月、女学生を引率して富士登山をした。その時南吉は、女学生とともに満天の星空を眺めている。そのときの感動をもとに詠んだ俳句や描いた絵、日記などをひもときながら、美しい音楽とともに新実南吉の人生観・宇宙観を想像する。 |
★今月の生解説 |
○「北の空に秘められているもの」 語り:平岡 晋
6月1日(土)2日(日)8日(土)9日(日)午後1時30分 午後3時
6月23日(日)午後1時30分
人類は、遠い昔から星空に願いを込めてきました。私たちの住んでいる極東の地では、北の空が特別な意味を持っているようです。北の空にはどんな思いが秘められているのか。そしてその思いは叶ったのか。
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○「伝説の龍を探そう」 語り:後藤 鏡子
6月15日(土)16日(日)22日(土)29日(土)午後1時30分 午後3時
30日(土) 午後1時30分
6月後半を迎えると夏の星座が続々登場。中でも北天の沈まない星座「りゅう座」は5500年前から人々が見つめ続けている星座。今宵は伝説のりゅうを探しに星空散歩に出かけましょう。 |
★お知らせ★ |
新美南吉生誕百年記念事業、全6回シリーズでお送りします。新美南吉が生きた時代に起こった天文現象をその時代背景や作品を交えながらご紹介します。なお、全回お越しいただいた方には素敵なプレゼントがあります。お楽しみに。 |
★アイ・プラネッツ フェイスブックページ解説! |
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★ピッチFMプラネタリウム 月曜夜9時から 83.8Mhz放送中! |
毎週月曜日午後9時〜10時 83.8Mhz放送中! パーソナリティ:平岡晋
星空と音楽で1時間ラジオプラネタリウムお楽しみください。 |
★星声人語 |
6月といえば、梅雨。くる日もくる日も低く垂れこめた灰色の雲の下、ジメジメムシムシが不快指数を押し上げる。星空が恋しくなる。梅雨が好きなのはカビとダニぐらいなもの。しかし近年は少し事情が変わった。これまでのようなはっきりとした梅雨がなくなってきた感がある。ただ、ここでまとまった雨が降ってくれないと、水不足になってしまうのでそれはそれで大きな問題だ。
ところで、6月の和名は「水無月」梅雨の真只中なのに「水が無い月」とはこれいかに。もちろん現代の状況から付けられているのではなく、旧暦に基づいている。つまり旧暦の6月は、太陽暦の7月nあたる。すでに梅雨が明けて夏真っ盛り、暑い日が続いて水不足が心配されることから「水無月」と付いたとか。毎日晴れて美しい星空が見られるものいいが、雨も降ってくれいないと困ったことになる。自然界も世の中も、すべてバランスが保たれてうまくゆく。(英)
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