2004年7月4日(日)午後1時開演  ソング&ダンス2  静岡市民文化会館

キャスト
ヴォーカルパート
荒川務 キムスンラ 渋谷智也
井上智恵 早水小夜子 関口三千香
ダンスパート
加藤敬二 脇坂真人 村瀬美音 武藤寛
萩原隆匡 幸田亮一 岩瀬晋也 村中弘和
坂田加奈子 滝沢由佳 林下友美 五十嵐可絵
クリスティン・ゼンダー 工藤伸子 高倉恵美 北聖子


ソングやっぱり好きだ、このソング&ダンスが!!と思い続けた2時間でした。
あっという間に終わってしまいました(+_+)
ボーカル、ダンサーと1人1人がエンターティナーにならないとこの舞台は成り立たないと思うんです。
役に頼るのではなく、一人の人間として輝かないと☆
そんな思いが詰まったソング&ダンスは私に強い希望を持たしてくれたような気がします。
良かった!本当に良かった!!
うぅ〜ん、福岡公演。行っちゃうだろうな(爆)→福岡遠征に慣れてしまった人

では。キャスト別に。

私、やっぱり荒川さんが好きだ♪
そう強く思った、今回。
荒川さんにはまったのは、まさにこのソング&ダンス名古屋公演だったわけですが、やっぱり素敵です。
高井さんは別の次元の人なんで、ともかく^^;、最近2番目に好きなのは柳瀬さんだ!と思っていたけど、
荒川さんも同位ぐらいで入ってくるわ〜☆
弾ける笑顔とお客さんに良いものを見せよう!という思いが伝わってくる演技、そして何より荒川さん自身が舞台をとても楽しんでくるのが伝わってくる!!
あぁ、素敵(>_<)
ボーカル枠が名古屋公演時より、男女共々一人ずつ減っていることで、荒川さんの出番もかなり増えていました。
演出も微妙に変わっていたりしたし、荒川さんの場合はボーカル枠、ダンサー枠と両方の枠をこなしているもんね。凄いです。
相当大変だとは思いますが、その大変さを微塵たりとも感じさせず、最後までエンターティナーであり続ける荒川さんにホント惚れ直しました^^;
そして、何気に荒川さん、歌がとてもお上手になっています!
荒川さんって、声が高く、柔らかボイスが魅力だと思うんですが、声量があまりないんですよね。声がかすれる時もあったりして。
でも、何だか今日の荒川さんが、完璧に歌いこなしていましたよね。
ミスター・ボージャングルなんて最高!だと思いました。
私が大好きな政治家の夢のとこも、良かったな〜。スーツ姿も素敵でしたし☆
名古屋公演時より、顔、身体共に結構痩せられて、よりダンスも軽やかでしたね(^^)
アンダー・ザ・シーは、あれは一日中でも見ていたい!荒川さんの魅力がふんだんに出ていると思いま〜す!!
このナンバーは荒川さんじゃなけありえないと思うほど。笑顔とサービス精神、そしてよくお似合いのあの衣装。
荒川さんから奏でる♪人生は素晴らしい〜・・にはホンット説得力がある。
男性ダンサーがお客さん相手に踊っているのを後ろから見守るあの表情も好き(照)→これは名古屋公演時からのツボ
最後のドラム演奏にもビックリ、名古屋の時ってあんなのあったっけ?ドラムを叩いてるその姿もシビレマシタワ、ハイ(^^ゞ

とにもかくにも、荒川さんへの好き度が再燃でしたわ(笑)

加藤さん。
ひっさびさに見た、加藤さんの切れ切れダンス。やっぱり加藤さんにはずっと踊っていて欲しいな〜、と強く思った。
一つ一つがピタッ!ピタッ!と決めるダンスはもう芸術そのものですね。
若い人にも全然劣っていなくて、荒川さん共に、皆を引っ張っているんだな〜・・というのが伝わってきましたね。
ダンサーの夢なんて、まさに振付師加藤啓二そのものを表したようなナンバーだと思うんですが、
ほんっとこの人についていきたいな〜!!と思わせる魅力がとてもある人。
回る度にキラキラと汗が飛び散って、照明効果でダンスを引き立てていましたね〜。
何気に加藤さんもボーカル的要素をちょこちょここなしていまして、政治家の夢なんてボーカルの3人に混じって、しっかり歌われていてちょっとビックリ。
加藤さんも歌、上手くなりましたよね〜☆
名古屋公演の時に比べて、笑顔も多くて、嬉しかったな〜。
加藤さんはホンット、プロのダンサーであり、芸術家だな〜・・と改めて思いました。
何にしろ、荒川さん、加藤さんが舞台を盛り上げているのを感じました。


ナンバーごとの感想は次々と変わるだけに、ごめんなさい。言葉に表すほど、覚えていないのが正直な感想でして・・(^^ゞ
印象に残った他のキャストの方の感想を少しずつ、書かせて頂きますm(__)m

まずはボーカル
キムスンラさん。声が柔らかくしなやか。
力強い声に慣れていた私の耳には、最初迫力不足に感じて、物足りなかったのが事実なんですが・・
その声の柔らかさに心地良さを感じるのも時間の問題でした。
渋谷さんと歌う『A列車で行こう』大好きです。優しく楽しそうな雰囲気。合っていますよね〜、この方に。
『僕の願い』を聞きながら、何故だか、キムスンラさんのビースト姿を想像していた私です(^^ゞ

渋谷さん
この方も声が柔らかいですよね。明戸さんのナンバーを歌っていただけに、声の違いに正直最後までとまどっていた私です。
特に大好きなマダム・ギロチンのとこは・・ここに関しては明戸さんの力強く、よく伸びる声のがしっくり来るかな・・と思いました。
あと、渋谷さんって、独特の歌い方がありますよね〜。なんと言うか、言い聞かせるような歌い方?
ちょっと演歌チック?

正直なところ、男性ボーカルは3人共、声が柔らかく優しいんですよね。
だから、もう少しパンチ力がある声の持ち主が加わるとバランスがいいのかな〜・・と感じました。

女性ボーカル。
井上さん、ミュージックフェアのクリスの時や、JCSのマリアとは全く違った印象だった井上さん。
なんてったって、髪が短くて金髪ですからね。アクティブな印象を受けつつ、やっぱり美声は健在。
気持ちよく声が伸びて、クリスタルな歌声。キレイな声です〜。
強いていうなら、2度程あった、キムスンラさんとのデュエットは声の雰囲気がイマイチ合っていないかも・・と思った。
なんというか、スンラさんの声は甘くロマンチック、井上さんの声は、澄んでいて、透明感がある。
お2人とも、キレイな声。系統が私の中では一緒であって、お互いを引き立てる組み合わせではないなぁ・・と思ったんです。
また、一幕の『ホール・ニュー・ザ・ワールド』、2幕で歌う、恋に恋する男の子と女の子の夢というサブタイトルがつ
く『ホェア・イズ・ラヴ』・・キムスンラさんは姿、声ともに違和感がなかったのですが、
井上さんの場合、髪が金髪でショート、化粧もその髪型に合わせてちょっと派手といったら派手なんで、どうも恋に恋する女の子には見えなくて・・(ーー;)
歌声はばっちしなんだけど、どうも・・・外見が・・って感じでした。
でもその違和感を抜けば、バッチリでした!
これは男性ボーカルにも言えることなんですが、男性女性ともに、名古屋公演当時より1人ずつ抜けている分、持ち歌が多くなっているんですよね。
だから、舞台の上に出ずっぱりで、とても大変だったと思います。

関口さん。
カッコいい!!最初のハレルヤも関口さんでした。
『エヴリバディ・ウォンツ・ビー・ア・キャット(だったかな^^;)』も大平さん以外ありえない!と思っていたけど、
関口さんもピッタリで。そのアダルトなカッコよさに惚れ惚れしちゃいました☆
よくよく考えてみれば、名古屋公演時、保坂さんや濱田さんの第一ボーカルの枠に、関口さんも入っていたんですから、
このぐらいは当たり前なんですよね、失礼致しました。
とは言っても、そのまんま保坂さんや濱田さんがやっていたナンバーにそのまま関口さんではなかったですが、
関口さんにはこれから色んな役を演じていって貰いたいな〜・・と思いました。密かに応援したいです♪
どうも私は関口さん系の方に憧れてしまいます☆

早水さん。
この方の歌声は無条件に鳥肌が立ちます。
なんというか、お腹にズンと響いてくる声。
早水さんのナンバーもかなり増えてましたね。ダンスもそこそこありましたし。
早水さんに関しては皆で歌うより、ソロで歌ったほうがいいのかな〜。。と思いました。
どうしても声が強いんで、声量も凄いですしね。
『サマー・タイム』や『ユア・ダディーズ・サン』『ララバイ・オヴ・ブロードウェイ』は早水さん無しは考えられませんね(T_T)
涙さえ出てきそうになります。
名古屋公演当時は、保坂さんや濱田さんがやっていたMC、早水さんでしたね。


ダンサー。
皆、カッコよすぎ、同じ人間には思えない。
四季の中でもトップダンサーな方が勢ぞろいで、もう嬉しかったです〜♪

脇坂さん。坂田さん、滝沢さん、高倉さん、林下さん・・
何気にコンタクトメンバーも多くて、見応えたっぷり。
特に脇坂さんと坂田さんはもうキレキレダンスで、いい意味で目立ってましたね。
加藤さんとのデュエットが坂田さんは多くて、さすがって感じでした。


皆、皆。本当にカッコいい!
歌にダンス。何もかもがイイとこどりで、選りすぐりっていった感じのこの演目、やっぱり大好きです♪
名古屋公演時に好きだ!と思ったのを更に確信へと変わりました!




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