2003年7月19日(土)ソワレ 20日(日)マチネ   
ミュージカル李香蘭   四季劇場[秋]



キャスト
李香蘭 野村玲子 杉本 芝清道
川島芳子 濱田めぐみ 王玉林 青山祐士
李愛蓮 五東由衣

≪アンサンブル≫
山口文雄/高橋是清/海軍大将 松宮五郎
辻仁
参謀/関東軍中佐 岡本隆生
菅谷孝介
李将軍/参謀/丸ノ内警察署長 青木朗
本間康久
検察官/裁判官 川地啓友
丸山田加賜
弁護官/連合艦隊通信員 林和男

裁判長/参謀 高井治
磯津ひろみ
奉天放送局員/新聞記者 澤村明仁
佐藤夏木
リットン/溥儀 小林克人
岡本和子
参謀/関東軍少佐 前田貞一郎
水野恭子
永井荷風/斉藤隆夫 神保幸由
里吉涼子
伝令兵 平田郁夫
首藤萌美
新聞記者 鹿渡直之
前川遙子
検察官/参謀 池田英治
松元美樹
青年将校 港幸樹
光武礼子
検察官 飯村和也
八幡三枝




山口夫人 菅本烈子

李夫人/声楽教師 種子島美樹 【オーケストラ指揮】 西野淳


行っちゃった♪♪李香蘭の為の遠征、第2回目!!
ここのところ、あんまり寝ていなく、そして夜勤明けで観劇・・ということで、かな〜り無理がありましたが、やっぱり高井さんに会いたくて(^^ゞ
東京まで行くからには、2公演は見たい(>_<)という、欲張りな私。(この考え方は、ちょっと改めなければいけない・・)
9時まで仕事して、昼過ぎ発の新幹線に乗っちゃった☆
・・・前日のの昼からずっと起きているのだった・・。
新幹線で寝ればいいもの、興奮(笑)して寝れず・・。そもそもこの異常なまでの無理が、後々響くのであった(+_+)

ということで、四季劇場に着☆
2週間ぶりの李香蘭。
前は高井さんに会えた嬉しさでいっぱいいっぱいだったけど、今回は作品自体も見ていきたいな・・。
友達との合流もあって、とっても楽しみにしていました(^^)


ということで、はじまり、はじまり〜!


○第一幕○

□群集の怒り
鳥肌が立ちますね、この熱気は。民衆に渦巻く、戦争に対する怒り、悲しみ・・。
誰かにぶつけてもしょうがないと思いつつも、叫ばずにはいられない想い。
2週間前に見た時より、ところどころに聞こえる、叫び声も大きく聞こえて・・。圧倒されました。
もう人々の思いが、渦巻いている!

□川島芳子(全ては終わった)
率直に言って、濱田さん。格好良いですよ〜。
全てを諦めたように、冷めた目で歌う、この場面。
川島芳子がストーリーテラーのような役目をするわけですが、この方がいないと始まらない。
とっても重要な役だと思います。
宝塚ばりの歌い方で、この方になれてしまうと、ビデオの保坂さんに違和感を感じてしまうぐらい。
はまっています。
そして、野村さん演じる李香蘭が登場、

■上海軍事法廷
来た来た来た来た〜!!!!高井さん、登場でございます。
私はこの場面に変換される時の歌が好きで、一気に重厚感溢れる、雰囲気になるんです。
多分ですが、この時の曲、高井さんも歌っていると思うのですが・・。
一段高い真ん中に高井さん、裁判官の椅子に座っての登場です。
一気に、脈が早くなり、一点集中になるのは言うまでもない・・。
はっきり言って、素顔の高井さん、思ったより(爆)格好いいんです!!オペラ座が始まったっ当初に比べて、やっぱり顔も変わったと思うんですよね〜。
慈愛に満ちたお顔で、厳しくも優しくも・・弁護官と検察官のやりとりをじっくり聞いています。右唇を少し上げて(多分、これは高井さんの癖ですよね〜、キャスト紹介の写真も少し上がっているもの)。
そし第1声は・・「♪長かった〜戦いは〜ついに終わりを告げた〜・・・・」
もうね、私の心臓は爆発ですよ(^^ゞこの声が聞きたかった!
高井さんの声って、不思議にふわ〜っと広がってくるんですよね。
案外、近くの席より聞くより、遠くの席で聞いたほうが、高井さんの声の良さをつくづく感じられるかもしれません・・。
圧倒される・・というより、心地良い広がり?劇場全体に緊張感が走りながらも、何故だか包み込まれる・・というか・・。
う〜む、ダメだ。この何とも言えない、高井さんの声は聞いてみないと分からないですね(^^ゞ
表情を見てみますとね、裁判長ですから、検察官なり、弁護官なりが話す度に表情を変えるということはしません。
自分の中だけで、色々と考えられていると思うんです。でも、ちゃ〜んと他の方が話すことにも耳を傾ける。
私はこの前見たときも思ったのですが、高井さんの素の部分と何だかかぶる気がしてね。
高井さんが人の話を聞くときも、こんな感じの表情をされて、それなりに相手の意見を聞きつつも、自分の考えもしっかり持っている。
そして、その結果、出される決断は納得出来るものであり、重いものでもある。生半可なことは口に出さないような気がします。
・・・って、これらは全くの想像なんだが(爆)
「♪君の名前は〜李香蘭」と歌われるところがありますが、妙に私はドキドキしちゃって^^;私の名前もそんなふうに聞いて欲しい・・ってこんなふうに聞かれたら、恐いか(ーー;)
密かに妄想を色々してしまった、今回の観劇は^_^;
そして、1点集中している分、役を演じていない時の高井さん。→暗転している間に、舞台に出て準備しているところや、舞台袖に戻っていくところ・・なども、見たいと思ってしまったね〜。高井さんが舞台の上にいる間はとことん見ていましたわ、ホントに(笑)
微妙に舞台袖にいくところに、役を演じていない、素の高井さんを感じてしまって、どきどきしている馬鹿な私です(^^ゞ

□李香蘭の命名〜中国と日本
青木さんの李将軍。光枝さんより、ちょっと厳しく見えるかも。この時の歌って、結構音程が難しいと思うので、一歩間違えると音が外れているように聞こえそう。って大丈夫だったんですけどね(^^)
微妙にこの時の衣装は異国の丘のときの宗子明の衣装と似ていて、かぶるかぶる(^^ゞ
一ヶ月前は宗子明で見ましたから、青木さんは。
その横にいるのは種子島さん演じる、李夫人。愛蓮の両親ですね!松宮さん演じる、山口文雄と奥様役を演じる、菅本さん。
私、李香蘭を見ることで思ったんですけど、アンサンブルっていうのは難しいと思いますね〜。
1人の役者さんが2役以上をこなす分、演技力がものを言うと思うんですよね〜。歌い方とか、台詞とか、表情とか・・。
これは高井さんにも言えることで、違う役を演じるっていうのがどういうことかを改めて考えさせられましたね。
愛蓮の五東さん。声量も大きくて、簡単に素晴らしい声が出てくる感じで、聞いていて安心しました。その点、野村さんが少し苦しそうなので、五東さんと一緒に歌うところはちょっとバランスが悪く聞こえてくるかもしれません。
愛蓮は香蘭の良いお姉さんなんだな〜っていうのを感じますね。何歳ぐらい離れている設定なんだろう・・。私が見たところ、5歳は離れている感じがします。
野村さんは幼い役でもすんなりこなされるんで凄いですよね〜、違和感ないんだもの!台詞を喋る声とか、可愛いです(^^)表情も無邪気で!
この時は・・中国と日本。愛蓮と香蘭も順風満帆で・・輝かしい未来を夢見ているんですよね・・。
お父さんの香蘭に対する願いが中国と日本の橋渡し。これが将来、裏目に出るんですよね・・・(悲)
ちなみにここの松宮さんの台詞。優しそうで、香蘭に色々期待しているのがすごく分かって、うまいな〜って思います。

□中国と日本〜アジアの明日
青山さんの玉林。第一印象は背が高い!!前を道口さんで見ている分、かなり大きく感じてしまったかも。
あれは衣装を使いまわしは出来ないなぁ・・と、どうでもいいことを考えてしまった^^;
芝さんより、大きいものね。
表情には強く出ませんが、内面的に芝さん演じる杉本の考えに強い反感を覚えているってのが出ているように感じました。
歌はどっちかいうと苦手かな・・と思いましたが、台詞はレアティーズをやっていただけあって、うまいですね〜。
そういえば、青山さんってビデオだと参謀をやっていますよね?!
杉本はね。中国の為に!って思っているんだろうけど、日本が中国を助ける・・っていう変な使命感に燃えていて、ちょっと暴走している感じなんですよね。
芝さんの台詞の言い方は、独特だと思うんですよね。う〜ん、うまく言えないけど、譜面に書くと、妙に人より上の音符だけで喋っている感じなんです!!って分かりにくいですね。まぁ、ビデオで見れば分かると思いますがね。ちょっと棒読みに聞こえてしまうこともない・・。
しかし、玉林と杉本の関係は、愛蓮と香蘭のようにはいかないでしょうね〜。

□川島芳子(迷惑な奴)
杉本を含めて、勘違いな日本人を冷めた目で、そしてある意味、悲しげな目で、見ている川島芳子です。
「♪来たぞ〜・・・」という、川島芳子の声で、私の身体に一気に緊張が走りますわ・・。
だって、高井さんの参謀が登場なんですもの!!!

■満豪は日本の生命線
もうね、もうね。皆に動きを合わせて、踊っている高井さんの参謀を見ただけで、来て良かった・・と思いますよ(爆)
4回見ても、やっぱり高井さんが踊っているのが信じられないもの(^^ゞ
でも、それなりにちゃんとこなされているんですよ!慣れないといけないのは、私の見方だけで(笑)
あ〜、でも顔がにやけてしまう・・。
やっぱり、高井さんが、高井さんが踊ってるよ〜〜(@_@)といった目で見ちゃうんですよね〜。
思わず、隣の方つかまえて、思いをぶちまけたいぐらいに!高井ファンの皆に、見せたいぐらいに!!
見てはいけないものを見てしまったような、気持ちです^^;
他の岡本さん達が踊っているのもすごいものを感じますが・・。
後で、友達とも言っていたのですが、このダンスに慣れていないメンバーだからこそ、いいんですよね、きっと!
もし、ダンサー系の人と一緒に高井さんが踊っていたら、やっぱり厳しいかもしれないし(ーー;)
・・・・って、失礼なこと言っている私。
歌声はね〜、高井さんの低音がよく響いてきますよ〜・・。こう言っちゃいけないけど、高井さんの声が入ることで、深みが出ています、絶対。
私、歌は十分に聞いているつもりなんだけど、どうしても踊りに目がいってしまってね〜。
高井さんが間違わないか・・ばかり気にして、見ちゃうんですよ^^;ほんと、ここばっかりは発表会に出ている子どもを親が見ているようにネ(笑)
気付けば、このナンバーの歌詞、いつもまともに聞いていない(^_^;)
でも高井さん自身もここは細心の注意をはらって、やっていると思うんですがね
日頃決して、そこまで膝をあげないだろう・・というぐらいの高さで行進をしてみたり、両手を広げたり、右手を上げて、ファントムのような(「♪優しい〜夜・・」の振りかな)振りをされたり・・・。ある意味、高井ファンにとっては、見所満載なシーンです(笑)
いっつもあっという間に終わってしまうんですが、今回もそうだった・・。
ほんとはこのシーンは皆と合わせて踊っているところなんで、全体を見たいのですが、ソワレは遠いこともあって、高井さんオンリーを双眼鏡で見てしまったことに、ちょっと後悔・・。

■昭和モンタージュ
密かにビデオではここの演出に違和感を覚えたんです。
川島芳子の「香蘭この時、まだ7歳・・」というのに合わせて、どんどん場面が変わることに、歴史の早送りをしているみたいで、何だかな〜・・と思ってね。
でも回数重ねたこともあって、すんなり入り込めました。
ここですごいのは、野村さんが7歳とか11歳とか、幼い格好をして出ていらっしゃいますが、ほんと違和感ないですよ〜。
普通に見れますもん。青のスモックみたいなワンピースとか似合ってます。
面白いのは種子島さんの音楽教師。「♪りゃりゃりゃ〜りゃ〜りゃ〜・・」と歌っているところ。香蘭に対しての「ブラ〜ヴァ−!!」にいっつも、オペラ座を思い出すのであった^^;
歌声に目に付けた放送局員を澤村さんが演じていますが、今日も腰を90度に曲げて「おねがいっ!」っていうのが見れて、何だか嬉しかったです(^^ゞ
ここでは青木さんと岡本さんがそれぞれ指揮をとって、色々と対策を指示していますが、これってそれぞれ軍が違うのかしら?
ちなみにこのシーンですと、高井さんはね。
関東軍全体で出てきた時に、台詞をしゃべるんですよ〜。、「海軍の奴、なかなかやりやがるな」だったかな?かな〜り低い声で、ある意味ビックリするんですが、その企んだような悪ぶったような言い回しと、表情にね、やられますよ(^^ゞ
ほんっと、声低いんですよ。どっから、その声が出るの?ってぐらいに。
高井さんの台詞ってね。他の方と違って、妙に響くんですよ〜。そして音楽性を感じる。やっぱり声がいいってことなんでしょうね〜。・・あぁ、高井さん贔屓なレポですな(^^ゞ
「♪満州国建国〜!!」と言って、ガッツポーズを作って、舞台袖にはけるところ!!
この時の表情はね〜・・もうグッと来ますよ。あの日頃の高井さんからは想像できない、ニヤっとした目がキラーン☆というかね、あの時の表情は絶対に要注目です!!
私は土曜マチネでは双眼鏡を持つ手が一瞬ぶれて、見逃したのですが、日曜ソワレではもうばっちりとドアップで見ました(>_<)
この時ばっかりは他なんて、全く見ていませんね〜。というか高井さんが出ている時は、他の役者さんのことなんて全く気にしていないですから(爆)ある意味、話を追うのもすっとんでしまってね〜(苦笑)
そして、レポにはならない・・。すみません・・。もう高井さんがいるだけで、身動き出来ませんから(*_*)

□マンチュリアンドリーム
川島芳子が切実と歌う、いとこ溥儀が主となったマンチュリアン・・。
李香蘭の中ではかなり夢のある、明るい場面だと思うのですが、皆が笑顔で新しい国の建国を祝っているのを見るとね・・。
先を知っている、川島芳子と同じで、悲しくなってきますね、虚しさというか・・。
五族共和・・・。現実は厳しいですね・・日本が皆を支配しようとしているなんて、夢にも思わない皆の表情がね・・。
柳瀬さんがラウルが輝けば、輝くほど、ファントムの闇の部分が見えてくると言ってましたね。
そしてガラスの仮面では月影先生が光があるからこそ、影が出来るとも言っていましたね・・。
そんなことをふと思いましたね〜。
そうそう、澤村さんが舞台前方で旗を振りますが、あの時の素敵な笑顔はね〜、ある意味罪ですよ(笑)
個人的には、高井さんがこの時の皆の衣装→白に青が入った衣装。を着たところを見たかったりするかも^^;
澤村さんのように、超笑顔で旗を振るってのはどうだろう・・・うっ、想像が出来ない!
高井さんはほんと、参謀と裁判長しか演じていないんですよね〜。
種子島さんが上手側の一番奥。林さんが真ん中あたり。そして青山さんがインチキクサイ(笑)中国服を着て、いらっしゃいますね(多分、五族のひとつ)。
密かに青山さんや林さんはかな〜り色々なシーンに出ているので、探すと面白いです(^^ゞ
しかし、小林さん演じる溥儀の格好はどうして、あれなんだろう・・。妙に派手な気が・・。
密かに香蘭がお父さんの山口文雄と抱き合ったり、青木さん演じる李将軍にリフトをしてもらうところ(ここの野村さんは本当に綺麗に足を広げられます)が好きです。やっぱり光枝さんのが安定したリフトをしていたかな。
香蘭が夢の架け橋をするのだなぁ・・とつくづく思いながらも、先を知っている分、悲しくもなるのです・・。
野村さんは表情がコロコロ変わって、見るものをハッと惹き付けますよね。さすがです〜。

□平頂山事件
川地さんの参謀がかな〜り怖いです!あの憎たらしいというか、いかにも兵隊さんがえばっていますな、雰囲気。
喉を痛めないのかな・・余計なことを考えてしまうのです。川地さんって、ほんとうまいですね〜・・。

■溥儀の悩み
高井さんが出てくる・・・とドキドキしながら、小林さんの歌声聞いてましたわ(笑)
この時の曲がまたコミカルな感じで面白いんですよね〜。
立見席の時は思わず、身を乗り出して、あの♪ポンポンと音を出している(意味分かりませんね^^;)楽器は何だろう・・とオケラピット内を見てしまいましたわ!って見れるわけはないんだけど。
でも、普通の席で見るよりは見えますよ。3階席から見下ろして入るんですから(^^ゞ
そんなことはさておき・・高井さんがここでは台詞を言うんですよ。
出てきた瞬間、心の中では出た〜〜!!!なんですが(これはどのシーンもいつも!)、高井中佐。溥儀を見る目が恐いです。いやいや、皆恐いんですが、高井さんも劣らず恐いです(^^ゞもちろんですが、裁判長とは全く違う声に歌声、表情なんです。
け、結構冷たい表情は得意かもしれませんね〜・・(爆)それと声ももちろん恐い・・。
でもね、ソワレの時は高井さん。ここの台詞。声がかすれてしまって・・。「五族共和の神は・・・」のところの『五族』が裏返ったというか、かすれてしまったんですよ〜・・。親気分な私は思わず、固まってしまって(^^ゞ熱いものが体を走りましたね^^;
高井さん、疲れからではないと思うんです。多分、力を入れ過ぎたんだと思う。
ビデオで同じところを見ると・・というか全体的に、佐川さんに比べて高井さんは力が入っている気はしますね〜。
う〜ん、声質もあるんでしょうが。
マチネを見たときは、妙にこのシーンに注目してしまいまして(^^ゞ
高井さん、前日の失敗を意識したのか、無難にこなされていました。思わず、私もホッ(^^)
でも、ほんと高井さんの台詞はね〜。いいですよ〜。
何でだろう、これはファンだから感じるのではないと思うのですが、高井さんだけ聞こえ方が違うんですよ〜。
低く、広がって聞こえるような台詞、譜面の上を滑るように言ってますね。って、くどいですね(^^ゞ
インタビューの高井さんの声とは全く持って違います。って当たり前?
でも、ちょっと高井さん、力を入れすぎに聞こえないこともない・・。小林溥儀の椅子からずり落ちるところは2週間前に見た時より、パワーアップしてましたわ(笑)
和みますね〜・・。
小林溥儀が歌いながら、関東軍達と退場するところは高井さんの膝高く行進する姿に注目しながらも、小林さんの歌声も広がっていく感じで(うまくは言えないけど)良いですよね〜。
久し振りに小林さんのデュトを見たくなっちゃった!・・そういえば、デュトが二人いるんですね〜。
声がこんなに違うのに同じ役なんだなぁ・・・って、佐川さんと高井さんもかなり違うけど。

□北京の抗日学生
□さよなら香蘭

青山さんの学生服姿・・格好いい!
また双眼鏡で見る限り、素顔も素敵♪♪
ちょっと五東さんとの歌には不安を感じましたけど。
「♪許さない!」の男声に続く、「♪許さな〜い!」の女声音がちょっと、物足りない気もするんですが、ここは若者達の熱い、日本に対する憎しみがよく伝わってきて、私は香蘭の複雑な表情にどうしても注目してしまいますね〜。
愛蓮の、香蘭は好きだけど日本は許さない!という、複雑な思い。そして、家族を捨ててでも、香蘭の考えを批判してでも、日本と戦おうとする決意。それでも香蘭を中国人だと言い切るのは、香蘭に対する深い愛情の表われですね。
香蘭の「♪心に国境はあるのですか〜?!」という問いかけを無視し、香蘭の手をほどく愛蓮。
切羽詰った状況に事態がきている・・というのを感じつつも、やっぱり香蘭は若いんだなぁ・・とも感じます。
でも、愛蓮は香蘭が中国の為に戦う!なんて言うことは絶対期待していなかったと思うし。
香蘭の「♪私は立つでしょう〜、この北京の〜、城壁の上で〜・・」正直言って、重要なことを言っているのを感じつつも、イマイチ理解出来なかったのですが、帰りの新幹線でパンフをじっくり読んでいたら、分かりました。
香蘭の日本と中国、二つの祖国を愛する気持ちがとてもよく伝わってきますね。
私は香蘭以外が皆が行ってしまった後で、1人残る香蘭が見せる表情・・。
思い悩みながらも、何かひらめいたような表情を一瞬しますが、あれは何を思いついたのだろう・・。
今回の舞台を見れば、分かるかと思いましたが、まだ分からなかった・・。
私の出来る範囲で戦争をとめようとする気持ちが間違いないとは思うんですがね。それが満映での活動に繋がるんだろうか・・。う〜む。
野村さん、うまいな〜!!と感心しちゃうシーンだったりします(^^ゞ

□関東軍の参謀本部
この前見た時も思ったのですが、岡本さんともう1人の参謀が妙に刑事ドラマでありがちな、ベテラン刑事が熱くなってしまう、新人の刑事をなだめているのを浮かべてしまう・・。
密かに「杉本君の気持ちはよく分かる・・・」というのも、実は全然理解しようとしていなく、杉本をうまいこと言って丸め込もうとしているのも分かるし。
犯人にうまいこと言って、口を割らせようとしているのとそっくりやん!と思うんですよね。
あと、杉本が他の民族を支配し、導き、保護し・・というのに、「何たる、傲慢!!」と言っていますが、いやいや昔、玉林に貴方が言っていたことと同じだよと思うのは私だけだろうか・・。
でも、香蘭である芳子ちゃんが関わっていると知って、何も言えない杉本ですが、う〜ん、この時点で、愛情みたいなものはあったといえるのかな・・。

□満映撮影所
□いとしあの星

密かにここでも青山さんや林さんが出ているのをまたもやチェック。
澤村さんが香蘭に何とか取り入ろうとしつつも、メイク係にあしらわれて、倒れた時に、瞬時にカチンコを発見し、鳴らす!という一連の作業にいつも感心しますわ〜。
ビデオで見た時より(って、演じている方が違いますが)、タイミングとかばっちしだしね〜。澤村さん、さすがうまいです!!

□花白蘭の歌
大人の女性に成長した香蘭を眩しそうにみる、杉本の表情に注目です。
宣務工作だと分かっていても、輝いている香蘭に何も言えず、苦悩し、撮影所をあとにする、杉本を見てしまいますね〜・・。
野村さん、綺麗です〜。土曜ソワレより、日曜マチネのが野村さん、声もすごくよく出ていました。
不思議に野村さんは李香蘭として、歌う曲はいつも声がちゃんと出ていますよね〜。

川島芳子が歌う歌がまたテンポ良くって!聞いていて、楽しいです。
「♪浜田でも〜宇多田でも〜桑田・キムタク、屁でもない〜・・」・・これって夢醒めと同じように、時代に合わせて歌詞が変わるんですよね〜。ビデオではアムロでしたよね・・時代の流れを感じるなぁ・・。

■日中戦争モンタージュ
■日本陸軍
■戦友
■兵隊さんよありがとう
■12月8日

↑この曲を楽しいなんて言っちゃいけないですね^^;
全然、関係ないですが、松宮さんの声って素敵ですね〜(^^)
密かに高橋是清の暗殺シーン。桜吹雪が綺麗・・。と思ってしまう。
高井さんは舞台上手後方にいますが、ここでは台詞なしなんですよね。レプリークのあの立ち姿です(笑)目つきもね!
土曜ソワレの時は、高井さんどうも出遅れたらしく、小走りに出てきていました。ほら、どこで出てくるか分かっていますから(笑)出て来るとき、身構えていたんです、私。だから、この小走りに気付いたんでしょうね(^^ゞ
日曜マチネの時は、ちゃんとゆったり出てきてました。
この場面では、関東軍が演歌のように歌いますが、あれを高井さんが歌っていると思うとね・・^^;高井さん、新鮮だろうなぁ・・と。
どんどん日本が泥沼に入っていく、重要なシーンでもあるのに、私は高井さんばっかり見ているのでした・・(爆)
だってね、ここって立っているだけが多いから、妙に私は高井さん、今何考えているんだろうなぁ・・とどうでもいいことを思ってました^_^;
モーラス信号の音ですかね。あの音には分かっているのにビクッとしますね。
多分、オペラ座でいう天使像・・シャンデリアともいう、あの位置にあるスピーカーから音が聞こえているんでしょうね。(って、ここに来てオペラ座を思い出す私(~_~;))
そういえば、林さんが通信員の役で出てきますが、あの早口な台詞を高井さんが言うのだったら、どうなんだろう・・とまたもやどうでもいいことを考えていました(-_-;)す、すみません。
・・・高井さん、さすがにあのテンポ良く、早口な台詞回しは・・厳しいだろうな・・・声は裏返るし、かむしで・・・・(超失礼ですねm(__)m)
1幕、最後は高井さん。舞台中央でちょっとリフトで高い位置に上昇です。
ということで、1幕は終了。


2週間前に来た時は、ファントムのCMを散々見てましたが、パソコンで見れるようになったこともあり、余裕で友人とおしゃべりしていました。も、もちろん高井さんのことを(笑)
横目に見える、LKの動物達にも目もくれず>^_^<これは開演前からそうでしたわ。


○第二幕○

比較的、高井さんが前半は出ていらっしゃらないので、デーンとゆったり身構えて見れますね(^^ゞ

□月月火水木金金
ここに高井さんが出ていたら、さすがに私も驚きますが、もちろん出ていらっしゃいませんわ(笑)
ある意味、出ていたら困ります(^^ゞ
ここはほんと、目を惹かれますよね〜!!休憩直後にこのシーンを見ることによって、一気に劇に入り込みます。
私はある方を必死に探していました。それは、川地さん。2週間前に見た踊っている姿が忘れれなかったもの!
このシーン、何が楽しみって川地さんを見ることでしたわ(^^)
で、でもね!!!いなかったんです、川地さん。どうも何方かと変わってしまったらしい・・・(悲)
土曜ソワレでも探して、日曜マチネでも探したけど、いなかった。
確かにネ、川地さんが踊っているのは、ちょっと驚いたし、大丈夫かな?!と余計な心配してしまったけど、川地さんがいないのは、すご〜くさみしかったです(+_+)
川地さんの立ち位置にいた方。どなたかは知りませんが、ダンスを見ても、川地さん引けをとってはいなかったぞっ!!
しかし、この後で川島芳子が言う、「日本人の働きすぎはここらへんから来ているのかな?」というのには、皆さん笑われますね〜。
1幕の兵隊さんよ、ありがとうで、青木さん(光枝さん)が言った、「ありがとう」には一切笑いは無かったのに・・。って、ここは笑えないかな。

□川島芳子(日劇の李香蘭リサイタル)
□何日君再来
□蘇州夜曲
野村さん、綺麗です〜♪もうここのお姿を見ると、この姿は野村さんしか似合わない!と思うぐらいに。はまっています。
立見席から見るとまた綺麗で☆ミラーボールが下に見える位置から見るんで、劇場全体が幻想的で華やかな雰囲気なのが目に入ってきますから。一瞬、四季以外の舞台を観に来ている錯覚に陥ります。・・って他のを観に行ったことがない私ですが^^;
この場面は野村さん、声もかすれず、素晴らしい歌声で歌ってらして。特に日曜マチネの時は、絶好調だったかも♪
世の男性が夢中になるのも分からなくもない!密かに日劇をとりまく男性陣達にも青山さん、出ていらっしゃるんですよね。う〜ん、玉林役って、大変だわ(笑)

□丸の内警察署長
注目していた、青木さんの警察署長!
わ、悪くはないんだけど、光枝さんのがあの振りは似合っている気がする。笑えるし。
青木さんだと、まぁ、私のイメージがちょっと違いのもありますが(なんせ、前見たのは宗子明・・あっ、でもこれでも違和感があった。・・やっぱりルフェーブル!?)。最後の警棒持っての「コラ〜〜ッ!!」が無かったですね〜。
振りもちょっと変わっていたかな。
あっ、でも蹴りはなかなかのもんでしたよ。本当に蹴りそうでしたもの(笑)
もうちょっと、青木さんも慣れられると面白いんだろうな


□夜来香
□松花江上
ほんっと、野村さん綺麗です。大人になったんだなぁ・・香蘭。
色気が出て、ますます魅力的。
でも、これらが国の宣務工作になるんですものね・・そして後々、罪になるし・・。
そう考えると、香蘭が輝けば輝くほど、悲しくなりますね。

□香蘭の杉本の別れ
私、ここのお二人の演技が好きです。
お兄さんと可愛い妹だった二人が、どこかよそよそしく、心の奥に秘めていたものが見え隠れするところ。
二人の噛み締めたような物言いが、別れをますます悲しいものにさせますね。
野村さんの年の変遷にそった演技はほんと、素晴らしいですね〜。
杉本もちょっと前の若さゆえの勢いが落ち着いて、大人だなぁ・・と感じるし。
戦争ではこういった分かれがそこらじゅうで繰り広げられたんだろうな・・。
必ず死ぬと分かっていての出廷。そして相手は死んでしまうと分かっていての別れ。
想像するしか出来ないけど、戦争がもたらした悲劇は計り知れない。

□若き戦士の辞世
す、すみません。私、土曜ソワレは完璧に寝てしまった(爆)あまりの疲れで、もう私の体は高井さんが出ている以外のところは、物凄い努力をしないと、動かない状態だった・・(^^ゞ特に2幕はね。
更に言いにくいことに、実はここのシーン。異国の丘でも同じように遺言がありますが・・。何だか、泣かせよう・・というか、見え見えな気がして、苦手だったりします・・劇に入り込んでいたのが一気に現実に戻ってしまう私・・。まだまだ、青いですね(ーー;)
このシーンで泣くっていう方が多いようなのに・・。ごめんなさい。
でも、日曜マチネはそのこともあって、神経を集中して聞きましたよ。
上にも書きましたが、ほんと戦争に行く時は、皆それぞれ、色々な思いを残して、出兵したんだろうな。
何人目かにいう、俳句!?ですかね。あの言葉の意味を理解したいなぁ・・と思っているんですが、まだ分からない。
林さんの「お父さん!!」っていう声は響きますね。日曜マチネでは最後に言う方がちょっと間違えてしまって、残念でした。
やっぱり、このシーンはすすり泣きがそこらじゅうから聞こえてきますね。内心、泣けて羨ましい・・と思ってしまう、私です(・・;)


□海ゆかば
目を覆いたくなるような、無残な姿の数々。でも戦争を知らない私達は見なければいけない!!という使命感を自分で勝手に感じながら、見てますね〜。
この時に聞こえてくる、重唱に高井さんは入っているのかなぁ・・。今回聞いても分からなかった。
でもこの歌は何だか感動というか、涙出てきそうになります。

□日本の敗戦
10年ぶりに会えた香蘭と愛蓮。長く、そして辛かった10年ですよね・・。
五東さんの「♪逃げて!逃げて!逃げて!」には鳥肌が立つぐらいに、すごい声だと思う。感動すら覚えます。
敵である日本人の香蘭に危険を顧みず、会いに来る愛蓮。無性に香蘭が日本の敗北を知らなかったことに悲しみ、虚しさ、そして同情に似た怒りさえ感じますね。
でも、この時初めて日本の敗北を知った香蘭は一体どんな気持ちだったんだろう・・。
密かに前も思っていたことだけど、この時の野村さんと五東さんさんってもの凄い勢いで、舞台袖にはけていきますよね〜。色々着替えやらが大変なんでしょうね。・・と、どうでもいいことを書いてしまった(^^ゞ

□群集の怒り
最初にこの場面はあるわけですが、もの凄いパワー。鳥肌が立ち、身震いするぐらい。
戦争がもたらした、日本がもたらした、悲劇。決して、日本のせいだけではないと思うのは、日本人の考えかな。
最初に見る時より、もっと怒りや悲しみ、渦巻くものを感じますね・・・・。
川島芳子ってこの時、捕らわれの身から一瞬逃げようとする動作をしますが、これにいつも違和感なんですよね。
川島芳子とあろうもの、例え銃殺の刑になっても、堂々としているような気がするんですが。
でも最後はやっぱりある意味誇らしげですよね〜。
「先にいくよ、淑子ちゃん・・」がまた泣けます(+_+)
ここの濱田さんって、本当に撃たれたか?と思うぐらいに、パタンッ!!と倒れますよね。

■上海軍事法廷
「♪裁け〜李香蘭を〜死刑にするのだ〜・・祖国中国を裏切る〜・・反逆の罪で・・・」
の感情を押しころしたような重唱で場面が暗くなり、明るくなったところで登場する軍事法廷の舞台。
私はこの暗闇から舞台に真ん中に裁判長が座っているのが分かった瞬間!!この登場の仕方がまた私の心をはやし立てるのです(>_<)
第一声「♪静かに〜・・・被告人に聞く〜・・あな〜たの名前は李香蘭・・その通りだね〜・・・」で、
分かっているとはいえ、固まります・・。その声で歌えば、そりゃ静かにせざるえませんわ・・・。
高井さん久し振りに登場です!!な〜んて、喜んではいませんでしたよ(^^ゞ
でも・・・土曜ソワレも日曜マチネも席がかな〜り遠かったこともあって、双眼鏡で高井さんだけを見ていました・・私は。
・・・こんなことを自分が高井さんに対して言うとは思っていなかったけど(←色んな意味でですよ)、高井さん・・・カッコいい・・・(>_<)・・また言ってしまった(爆)
皆の意見をじっくりと表情は変えず(裁判長ですものね)聞いておられます。
検察官の「♪裁判長〜本官は〜被告の死刑を求刑しま〜す・・・」と検察官に迫るところも、微動だにしない裁判長。
デンっと座っておられます。
そして、群集のどうしようもない怒りや悲しみ。いやここでは群集の悲しみに涙が出そうでしたね。
香蘭の「♪運命に弄ばれて・・・自分の道見失った・・」(+_+)

そして・・・裁判長だけがライトで照らされ(!)「♪戦争は終わる〜・・・・・」「♪許そう・・・この娘を・・憎しみを憎しみで返すのら〜・・争いは未来へも続くだろう・・・」と劇場を包みこみながら・・・あの声で歌い!
「判決を言い渡す。上海軍事裁判所は被告李香蘭を無罪とする・・・・しかし被告(この被告という言い方が優しくてね〜(+_+)・・・」
「♪この不幸な出来事が〜後の世の為の〜教えとなるように憎しみを捨てて〜考えよ〜〜〜〜〜(この伸ばしよう。この声。もう東京に来て良かったとしか言いようがない!幸せです・・)徳を以って、怨みに〜報いよ〜・・」そんな高井裁判長に同意するよう五東さんがまず加わり、林さんが加わり、皆での大合唱になるところは、もう感動としか言いようがないです!!物語はそっちのけにして、ただただ高井さんの素晴らしい声に圧倒されましたね〜。
ファンの贔屓目だとは分かっているけど、皆高井裁判長の声に圧巻でしょ〜〜!?と周りのお客さんに聞きたくなりましたわ(^^ゞ
あの厳しくも優しい声。慈愛に満ちた歌声。そう来たら、もう双眼鏡を他にずらす、または外すなんて出来ませんでしたわ・・・。
高井さんって、こんな柔らかい声も出すんだ・・・という感じ。ファントムの時とは違いますよ〜。
あの判決を言う時の意を決してようにスッと椅子から立つ、物腰。香蘭をじっと見つめる、熱くも厳しくも優しい目。その人々をだまらせ、納得させる力を持つ不思議な輝かしい声・・・(T_T)もうある意味、判決を言い渡された李香蘭になった気分ですわ。・・いや違いますね^^;
微動だにせず、私は見続けましたわ!!!だから、高井さんが出ている時は、目が乾く、乾く・・違う意味で涙が出ますって(^^ゞ

最後は他の方をほとんど見れなくて、申し訳なかったですが、この高井裁判長を見ただけでも、大感動の結末となりましたね〜。
2週間前に見た時より、高井さんの裁判長にももますます深みが出ていて!高井さんらしい、厳しくも優しい、何とも言えない・・深い思惑を持ったものを感じました。
カーテンコールの高井さん、少しばかり微笑んでいる姿に・・私の顔をほころび(^^)
あのお顔を拝見しただけで、我は満足じゃ♪です(笑)
やっぱり帽子は取るのが早いけどね〜(^_-)

やっぱり、高井さんの声・・好きだなぁ・・。
ファントムとはまた違った声。違った魅力。新鮮でしたね〜、新しい役で見るのは。
はっきり言ってね、この裁判長での歌とかは高井さんだったら、楽勝な音域だとは思うんです。歌も少ないしね。
でもね、この役を演じたことで得たものはとっても大きかったと思うんです。
素人ながら、高井さん、役の幅も広がったし、今度ファントムを演じる時、また違った役作りが出来るのはないか・・と感じました。
高井さん、良い作品に出会い、良い役を演じられて、本当に幸せだったと思います。
私もこの作品の魅力に触れることが出来、高井さんを違う角度から見れたことを嬉しく思います。
福岡でファントムを見る前にこの作品で高井さんを見ることが出来て良かった。
また幸せ感じちゃったなぁ・・・・。今まで幸せなんて言葉、口に出したことなんて無かったのに、高井さんに出会って、変わりましたわ。
舞台を見て、声を聞いて、幸せを感じられるなんて!!

李香蘭は再演された時も、必ず観に行きたいなぁ・・と思います。
今度はもうちょっと歴史を色々勉強してから観に行きたい。これは異国の丘でもそうですね。
李香蘭役はは野村さんで見たいと思うし、他のキャストもベストで見れたと思っています。
高井さんが出ていなかったとしても観に行くと思いますよ。(他に強烈に心惹かれるものがない限りね^^;)
もちろん出ていて欲しいし、この裁判長・参謀の役を高井さんの持ち役にして欲しい・・と切に願います。
高井さんの今後の活躍を心から応援したいと思います。

そして、今度見る時は高井さん以外の方。特に李香蘭をもっと掘り下げて見ていきたいかな・・と。
李香蘭は4回見たことになりますが、やっぱり高井さんしか見ていなかった・・・というのは否めないものね。
でも私にとって、色々な意味で収穫のある観劇となりました。
何よりも大満足な結果に終わったことが嬉しい。



おしまい。



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