2005年6月3日(金)ソワレ  オペラ座の怪人  電通四季劇場〔海〕

オペラ座の怪人 高井治 クリスティーヌ・ダーエ 沼尾みゆき
ラウル・シャニュイ子爵 佐野正幸 カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
メグジリー 荒井香織 マダム・ジリー 西島美子
ムッシュ・アンドレ 林和男 ムッシュ・フィルマン 小林克人
ウバルト・ビアンジ 半場俊一郎 ムッシュ・レイエ 深見正博
ムッシュルフェーブル 鈴木周 ジョセフ・ブケー 岡智
    アンサンブル
関与志雄 孔大愚 平野万里 岩本潤子
小泉正紀 佐藤圭一 戸田真美 石川愛
吉末高久 石井雅登 石野寛子 ちな
岸佳宏 小野誠子 笠井真由美
黒田あきつ 畠山//
【オーケストラ指揮】 吉住典洋 宮内麻衣 田窪万里子




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2005年6月22日(水)ソワレ  オペラ座の怪人  電通四季劇場〔海〕
2005年6月23日(木)ソワレ  オペラ座の怪人  電通四季劇場〔海〕

オペラ座の怪人 高井治 クリスティーヌ・ダーエ 坂本泰子
ラウル・シャニュイ子爵 佐野正幸 カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
メグジリー 荒井香織 マダム・ジリー 西島美子
ムッシュ・アンドレ 林和男 ムッシュ・フィルマン 小林克人
ウバルト・ビアンジ 半場俊一郎 ムッシュ・レイエ 田代隆秀
ムッシュルフェーブル 鈴木周 ジョセフ・ブケー 岡智
    アンサンブル
関与志雄 長裕二 種市万里子 岩本潤子
孔大愚 増田守人 岡山梨都子 石川愛
小泉正紀 佐藤圭一 石野寛子 井田智子
吉末高久 黒田あきつ 高木美果
ちな 畠山//
【オーケストラ指揮】 吉住典洋 宮内麻衣 田窪万里子


ぐはっ・・ぐはっ・・ぐははははっ・・・(←夢醒めのデビル風に言ってます^^;)
日記を読んでくださっている方なら、もう察しはついていると思いますが・・。
東京、行ってしまいました(爆)
我慢する!とあれだけ言っていたのに、前予に手を出してしまった自分に自己嫌悪^^;
さすがに恥ずかしくて、行くことを家族にしか伝えずにコソコソ行ってきました。
しかも突発の割には贅沢な観劇生活をしてしまったし。
・・今回は節約だ〜!なんて思い、帰りは高速バスで帰るつもりだったのが・・。まさかの満席(T_T)
急遽、もう1泊して帰るはめになり、結局行きも帰りも新幹線(苦笑)節約どころか、むしろ余分にお金が飛んでいきました(>_<)
始発の新幹線に乗って、今さっき帰ったとこです。
・・・一体、私は何をやっているんでしょう!

そんなことはさておき。
舞台のほうですが!
まずは初見の坂本さん。見た目、雰囲気、声、演技そのものが非常に落ち着いているので
、最初は違和感を感じましたけど、舞台が進むにつれて全く気にならなくなりました。
動きそのものには、まだ段取りを感じますし、ダンスもちょっと苦しいかな・・といった感じですけど、
なんせ歌に表現力がしっかりついていらっしゃる・・クリスティーヌは初めてでも、他の役を経験されている方なんで、お上手でした(^^)
柔らかいですよ〜、声。・・ちょっと、グリザベラを私は思い出しましたが・・。
そうそう。何気に坂本さん、身長が高めです、もしかしたら、佐渡さんよりも(^^ゞ・・高井さんとの身長差が少しだけ・・かも。
履いている靴が違うのもありますけど^^;
クリスティーヌも孤独の中で生きてきたんだな・・というのを改めて実感しましたね。
何処か寂しそうで、芯はしっかりしてそうなんだけど、突然線が切れてどうかなってしまうんじゃないか・・という怖さ、弱さも感じました。
高井さんとの声の相性は、とっても良い!とは思えなかったけど、波長はあっている気がします。
お2人とも声に深みがあるんで、聞き応えがありますね〜♪
私は好きです、坂本さんのクリスティーヌ(*^^*)

高井さん。そりゃ絶好調とは言えない声ですが、十分聞き惚れさせて頂きました。
今の高井さんは演技力でもカバー出来ますしね☆
丁寧に演じられていたと思います。
坂本さんとの絡み(←変な意味ではなく)も勢いで押すのではなく、
自分の持っている魅力を最大限に活かして、説得しながら求愛している感じかしら。・・どんな感じなんだ^^;
今回も声に手に酔わせて頂きましたわ〜。
あの手は催眠術をかけれそうだ。

小林さんのフィルマンが益々良くなってました。
セリフや歌声はまだ固さが残りますが、演技は随分柔らかくなって、青木さんとはまた違ったコミカルさが出てます。
イルムートの時、あくびして居眠りしてましたよ(笑)
カルロッタに媚び売る時も、妙に腕を撫ぜて、微妙にイヤラシイし(^^ゞ見ていて、飽きません!

しっとりして、落ち着いた良い舞台でした〜。
しとしとと雨が降って・・波紋が広がっては消える・・。
そんな雨が降っている時のような雰囲気の舞台。
・・梅雨の時期ってことで、こう表現してみました(自己満足)。


あっ・・、そういえば、カレッタの大きなビジョンで、100万人のカテコの様子が流れてました、
プロモみたいのが流れた後だったと思います。
小林さんと佐野さんの挨拶が少し見れました。
高井さんは・・どうなんでしょう。映ったのかしら!?


・・と思ったら、どうやら高井さんは映らずだったみたいですね。

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8月6日(土)マチネ・ソワレ  オペラ座の怪人  電通四季劇場〔海〕

オペラ座の怪人 高井治 クリスティーヌ・ダーエ 高木美果
ラウル・シャニュイ子爵 佐野正幸 カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
メグジリー 松元美樹 マダム・ジリー 秋山知子
ムッシュ・アンドレ 寺田真実 ムッシュ・フィルマン 小林克人
ウバルト・ビアンジ 蔵田雅之 ムッシュ・レイエ 田代隆秀
ムッシュルフェーブル 鈴木周 ジョセフ・ブケー 岡智
    アンサンブル
斉藤翔 島田道生 岩本潤子 戸田真美
小倉佑樹 小泉正紀 石川愛 石野寛子
佐藤圭一 塚本伸彦 小野さや香 小野誠子
吉末高久 ちな 野坂華代
畠山// 久居史子
【オーケストラ指揮】 今井治人 宮内麻衣 田窪万里子


◆2005年『観劇キロク』にもどる ◆『演目いちらん』にもどる


2005年8月26日(金)ソワレ  オペラ座の怪人  電通四季劇場〔海〕
2005年8月27日(土)マチネ・ソワレ  オペラ座の怪人  電通四季劇場〔海〕

オペラ座の怪人 高井治 クリスティーヌ・ダーエ 佐渡寧子
ラウル・シャニュイ子爵 鈴木涼太 カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
27M黒田あきつ
メグジリー 大月悠 マダム・ジリー 秋山知子
ムッシュ・アンドレ 寺田真実 ムッシュ・フィルマン 小林克人
ウバルト・ビアンジ 蔵田雅之 ムッシュ・レイエ 立岡晃
ムッシュルフェーブル 鈴木周 ジョセフ・ブケー 岡智
    アンサンブル
孔大愚 内海雅智 岩本潤子 岡山梨都子
斉藤翔 小倉佑樹 石川愛 石野寛子
小泉正紀 塚本伸彦 小野さや香 小野誠子
吉末高久 ちな 野坂華代
畠山// 久居史子
【オーケストラ指揮】 今井治人 宮内麻衣 田窪万里子



先日の李香蘭事件・・(←劇場に行ったら高井さんの枠が種井さんに代わっていた・・)があったので、
劇場に着く最後の最後まで携帯からキャストチェックしたんですが、キャスト表を見て【高井治】の文字があるのを見た時は、本当に嬉しかったですね〜。
無事、高井さんのファントムを見ることが出来ました!


密かに決して久し振りに見る高井さんではなかったんで、そういう意味では3連続観劇は本当に贅沢だったと思います(^^ゞ
ただクリスもラウルも替わっていたんで、新鮮でした。
涼太さんのラウルが、とても頼もしくなっていてビックリ!
クリスティーヌをしっかり力強く守ろうとする姿勢が演技にも声にも出ていて、あの佐渡さんのクリスティーヌが弱く見えましたから^^;

というか、佐渡さん自身も、表情や演技に少し弱さが出て、良くなってましたね〜。
しいて言うならば、(もう歌はこの際置いておいて)ダンスが機敏すぎるような気がします。
演技に歌と一生懸命で、もう全力で演じているのは分かり、そういう姿勢の佐渡さんが好きだったりもするんですが、それが裏目に出ているかな〜・・と。
雰囲気やダンスに関しては、坂本さんと足して2で割るといい感じになるかも・・ですね^_^;→あくまで私的にはですよ。
しかし、佐渡さんは本当に華がありますねー!
クリスティーヌに自然と目がいきますもんね。

それにしても、2幕冒頭のマスカレードのシーンは、佐渡さんクリスと涼太さんラウルが、もう眩しいの何のって(笑)
スポットライトも当たってはいますが、あの佐渡さんの透き通るような綺麗な肌に、涼太さんの笑顔・・・いや〜、参りました!
そういう意味では、結構お似合いのカップルに見えなくもなかったんですが(^^)
何にしろ、鈴木涼太さんのラウルが、実に頼もしく見えて・・私は嬉しかったです。

ファントムとクリスティーヌはどうでしょう。
おかげさまで、東京公演に出演したクリスティーヌは全て見させて貰いましたが、佐渡さん相手だと・・どうしても溶け合う印象は受けませんね。
歌声で言うならば、同じような太さで同じような方向に向かっているような気はするけれども、決してまじ合わない。
特に墓場のシーンはもう声量での勝負ですよね(^^ゞ
あのシーンで勝負してどうする!?って感じなんですが・・大好きなシーンだけにちょっと気になりました。

高井さんもそうなんですが、今回の舞台は歌声で圧倒された!って感じです、特にラスト。
涼太さんラウルが必死な形相で叫ぶ姿は、今回の涼太さんのラウルから受ける印象を象徴する姿であり、
それにも負けないぐらいの歌声を聞かせる高井さんと佐渡さん。
もう演技そのものより、ホント歌声!!でした。

オペラ座の怪人は凄かった!!と言わしめる・・そしてオペラ座の怪人は声楽系出身の人が多い!!と強く思わせるような舞台でした。

しかし劇場で聞く、生の声は良いですねー(^^)
そして今回は珍しく先行で取った席だったんで、いつもの席とは違った角度で見ることが出来たのが何よりも良かったです。
2階最前列から見る舞台は本当に綺麗で、一枚の絵画を見ているみたいで素敵でした。
密かにこの席が気に入ったんで、土曜マチネが終わった後、チケットボックスで今回の発売分の中から2階最前列を取った私です(笑)
先行には参加しないつもりだったのに(というか、すっかり当日忘れていたんです)、結局数枚取ってしまいました〜(苦笑)

金曜ソワレと土曜ソワレはカテコが盛り上がり、バイバイまでありました〜。
高井さんが微笑む姿も見れて、良かったです☆

そうそう!
土曜ソワレの時、ちっちゃなアクシデント(?)があったんですよね。
多分、高井ファンなら・・いえいえ、普通に見てたら絶対に気付いたとは思うんですが・・。
ミュージック・オブ〜でクリスに近寄って「〜♪耳をすませて〜聞いて見たまえ〜優しい音楽を〜・・夜の調べの中で〜・・」の辺りで、
高井ファントムの袖のボタンが佐渡クリスの髪の毛に引っ掛かってしまったみたいで(@_@)
それを・・今まで見たことが無いような機敏な速さで(爆)、高井さん。ブチッと手を添えて離してました^^;
あの優雅に動いていた手が、一瞬本当に早かったの!
歌の雰囲気とは全く違った動きだったんで、私は「えっ!?」と現実に戻された気分でした(苦笑)というか、
その動きで引っ掛かっていたことに気付いたんですよ(^^ゞ
その後にすぐオルガンのほうに行くわけだから、どうしようもなく瞬時の判断でそうしたんでしょうが、
クリスティーヌに愛を囁いている場面にしては、ちょっと冷たいファントムでしたね・・(ーー;)
・・まぁ、それを言ったら酷なんですけどね!ゴメンナサイ☆

密かにカテコでもこういったことが起こった時があったんですってね。
幕の間から主役3人が出てきて、戻る時にファントムはクリスティーヌを先にエスコートしていくわけですが、
やはり袖のボタンとクリスティーヌの衣装が引っ掛かり、その時は思わず素が出たファントムに客席から笑いがもれたとか(笑)
その公演を見た友人が言ってました(^^)


話は戻って、もう1つのアクシンデト。
何度も今まであったような気はしますが、私は初めては見ましたよ。
マスカレードの階段をファントムが降りてくる時に、踏み外しそうになった・・というか、足が一瞬おぼつかなかった瞬間を^_^;
いつも、気をつけてね〜!といった思いで見てはいるシーンではあるんですがね。ちょっと焦っちゃいました、私。
多分、本人もかなり焦ったでしょうが(^^ゞ
そうなると、墓場のシーンでも踏み外さないか心配だったんですが、こちらは大丈夫でしたね〜・・ホッ(*_*)

舞台は生もの。ホント、高井さんだけではなく、皆さん何かしら危険に囲まれて演じていらっしゃいますもんね。
大きな事故も無く、公演が重ねられるのも、日頃の稽古の賜物なんでしょうね〜(^^)
そんなことを改めて考えた観劇でもありました。も見れて嬉しかったです(^^ゞ

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