2002年8月16日(金)ソワレ 17日(土)マチソワ  オペラ座の怪人  京都劇場

キャスト
オペラ座の怪人 高井治 クリスティーヌ・ダーエ 村田恵理子
ラウル・シャニュイ子爵 柳瀬大輔 カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島美樹
メグジリー 安食智紀 マダム・ジリー 西島美子
ムッシュ・アンドレ 林和男 ムッシュ・フィルマン 青木朗
ウバルト・ビアンジ 半場俊一郎 ムッシュ・レイエ 立岡晃
ムッシュルフェーブル 川地啓友 ジョセフ・ブケー 澤一考
                     ☆アンサンブル☆

   谷淳三       才加志実     秋山知子  八田亜哉香   中島さやか
   田井啓       孔大愚       高橋早苗  渋谷美由紀  井田智子
   三原康志      斎藤翔      鍋谷明    鷹栖千香    北涼子
   畠山典之                 荒木美保  野村仁美  安那瑞穂


一言。掲示板に書き込つもりで書いたものですので、その点ご了承をお願いします(^^ゞ
(長くなりすぎて、やめたんです)


内緒にしておこうなんて思ってたのですが(^^ゞ、京都に行ってきましたので報告させて頂きます。
実は、今回かなりの強化合宿でした。
ずばり言いましょう!!
16日ソワレ、17日マチソワと3連続で見てきました。
ちょっと、ここまでして見た方はいるんでしょうか(笑)
馬鹿ですよね〜、私(T_T)
3連続観劇、あまりにも恥ずかしくて、報告するのをやめようと思ってました(笑)
でも、この溢れる思いを抑えきれず、結局書き込んでいます(^^ゞ

高井ファントム。
私、会えたことに声を聞けることに嬉しくて、嬉しくて♪
今回は高井さんがキャストボックスでも言われてましたが、京都送り火の日に観劇しています。
どくろ杖からの火花で大文字に華はそえれるのかな(笑)

ミュージック・オブ・ザ・ナイトは7月の最初に見た時とは違って、丁寧に唄われていたと思います。
正直、クリスへの愛は以前見た時のが感じましたし、
声が微妙にかすれるところがあったのも事実ですが、♪やさし〜い夜・・をまさにそこだけ優しい声で唄われたのには驚きました。
ちょっと山口ファントムを思い出しましたね。
仮面をクリスに取られたところでは、一気に叫んでまして、その前が丁寧に唄われていた分、すごいギャップでした。
しかし、高井さんは本当に色気がありますね〜。一線を越えそうな、危うさがある。
♪私に触って欲しい・・のところなんて・・もうっ(笑)

天使像の上では、声が震えて、以前思ってた怒りが表立った演技ではなく、悲しみが表立った演技をされていたと思います。
私的に、ここの声はびっくりしたんです。こんな声出してたっけ?!と。
別人のように聞こえました。でも、その声。素晴らしかったです。

私の大好きな墓場にて。うん。やっぱりいいですね。
欲を言うなら、高井さん、クリスに向けた左手はずっとクリスだけに向けていてほしい。
唄っていると、微妙に横に広げられるんで、ファントムの指先とクリスの指先に繋がった糸を見たい私にとっては気になってしまいました。
でも・・前もそうだったかも(^^ゞすみません、あやふやです。
あっ・・。ドクロ杖からの火の玉のこと。完璧忘れてました。
真剣に見てましたので高井さんのコメントのこと忘れてました。
高井さんも、そうな筈(笑)

ドンファンの勝利は、高井さんの手が堪能できますね(笑)どうして、あんなに手だけで色気を感じるんでしょうか?!
椅子(?)に座ってる時、何だかちょっと素の高井さんを感じる気がして、少し感情が途切れるんですが。
でも、いつも思うのはあの手に包まれたい(爆)しかも、後ろから(爆爆)

私としては3回見て、3回ともクライマックスが1番良かったです。まぁ、物語的にもそうなんですが(^^ゞ
クリスにキスされた後のよろけ具合にはびっくり!
体が固まったまま、背中から後ろに倒れられるので、そのうち本当にバッタンと後ろに倒れちゃうんじゃないかと心配になりました。
そのおかげで、クリスにキスされたことについての動揺、驚きが演技でなく、本物に見えて良かったです。
また、後半。高井さん、半泣きの状態で唄ってるような声を出されてました。一瞬、泣いてる?!って思ってしまったぐらいです。
ロープを切るとき、ジャンプまではいかないんですが、全身で、ここでも倒れてしまうように激しく、縄を切ります。
その時の声。これは高井さんの声であることは、もう間違いないんですが、全身で切ったからこそ、一大決心をしたからこそ、出てくるような、何とも真似できないような声を出されます。今でも、鮮明に思い出します。
♪行け〜、行ってくれ、お願いだ〜〜は絶叫で、その後オルゴールの前で、前のめりになって座り込むんじゃないかと思うぐらい、激しく動かれてました。
もうファントムが哀れで哀れで、悲しくて悲しくて・・(T_T)
3回とも、偶然にも隣の席の方が泣いてました。
私はもう圧倒されてしまい、放心状態・・。


高井さん。何だか、演技が深まってきましたね〜。やっぱり、ロングランってすごいですわ。
いつもなんですが、クライマックスは私、体が固まっちゃって、身動きできません。全身に鳥肌が立ち、いつの間にか、手が祈ってる。
すごい迫力ですよね。

いまだに、高井さんの声が頭をくるくる回ってます。
3回見てるんですから、当たり前なんですけどね(笑)
帰宅途中では、思わず唄ってたし(^^ゞ
高井ファントムの声を真似してもしてたし(^^ゞ←もちろん、あの魔法のような、神様のような、素晴らしい声は出せません(笑)
ナンダカンダと、満足して帰ってきたことは確かです。こんな贅沢は2度としないと思いますが、いや、夢のような2日間でした(>_<)

家に帰ってきたら、高井さんのキャストボックスのコメントが変えられていてびっくり(@_@)
私がソワレを見て、マチネを見る間に電話(?)でもして、変えられたんでしょうかね〜(笑)
きっと、用意していたんですね〜。
全く、仕込んでるわ(笑)
でも、送り火は見れないと思うんですが・・。
私はホテルで送り火のニュースを見て、京都にいるのに何やってるんだろう・・(ーー;)って感じでしたが、高井さんもニュースで見たんでしょうかね。
しかし、マメですね〜。私たち、ファンを喜ばせたいの?!
そんな高井さんが好きなんですけど。


なんだかんだと甘口ですね〜、私は(^^ゞ
しょうがないんですよ、その都度感動してしまいますから。
・・・えーっと、観劇の報告は終わりと思いきや、まだまだ続きます・・(ダラダラと申し訳ありません)。


高井ファントム以外の方の感想を。

村田クリス。
17日のソワレ見終わった後、まわりの方も言ってましたが、綺麗なお声ですね〜。
どうして、あんなに可愛いく綺麗な声が出るんでしょうか。女として羨ましい(笑)
All I ask youのを唄い終わった後、「私を導いて・・」の『て』の言い方がとっても可愛い♪
ちょっと、村田さんも出演期間が長いわけですが、そんなにお疲れは感じませんでした。

柳瀬ラウル。
そんなに熱さは前ほど思いませんでしたが、柳瀬さんはマイクには入らないつぶやきが多いですね。前の席だったんで、よく聞こえました。
All I ask youでクリスが♪・・約束して・・と唄った時に、「あぁ」と言ったのが聞こえたのには感動。
一生懸命にクリスを愛すといった感じでしょうか。柳瀬さんのラウルは一直線の愛です。

川地ルフェーブル。
深見さんのような、いかにも作ったような感じの声ではなく良かったです。いい声されてますね〜。
ハンニバルで「恐れ入ります!」と立岡レイエに言われた時の返し方が、深見さんとは違って、相手にしない感じでプイッと後ろを向くのが面白いです。「フランクフルトにいますから!」と一目散に逃げるとことか。
あと、川地さんは上を見上げることが多いですね〜。
アンドレが頼んで、カルロッタが唄ってる時も、上を見上げる仕草をしてました。
まるで、ファントムが何かすることを前もって知ってたように。
よく考えてみたら、ルフェーブルはファントムに月に2万フランは払っていたということですからら、ファントムの存在を信じてるんですよね。
それを考えたら、上を見上げていたことに納得しました。
ただ、深見さんに慣れていたこともあってか、川地さんの台詞回しは早いかなと少し思いました。
もうちょっと、ためてもいいかなと思うところもしばしば・・。
川地さんは背が高いので、マスカレードでもどこに居るか分かるかも。
あっ、あれかな!?と思いながら、その方を見てました。
不確かなんで、どの衣装を着てるとは言えませんが(^^ゞ

安食メグ。
やっぱり嫌いではありません。
以前見た時より、不安定さがなくなったかな。
安食さんって、お声がよく通りますよね〜。だからこそ、声が直接耳に入ってくるので、ずれたりするとすぐ分かる気がしました。
また、安食さんって、演技が細かいと思います。分かりやすい反応が多い。
何だか、安食さんが舞台に出てるときは、目が入っちゃいましたね。
お姿も、スラーっとしてて手も長い!スタイルいいなぁ・・(^^)

カーテンコール。
高井さん、慣れて来られましたね〜。貫禄が出てきました。
笑顔だし!歯が微妙に見えてましたぞ。
ただ、舞台奥から登場する時、高井さんちょっとタイミングが早いと思うんですがね〜。
もっと、溜めてから出てこないとっ!
クリスがお辞儀をしてる時に出てきちゃうから、注目も集めきれないし、お辞儀をしているクリスにも失礼な気がするし・・。
ここでも、溜めが出てきたら、いいんじゃないでしょうかっ!
ごめんなさい。カーテンコールこそ、ほぼ一点集中です(笑)
拍手も取ってあったりするし・・。


一応、今回気になったキャストはこれだけです。
3回見たわりには、細かいとこまで見てないかもしれませんが、今回は後で感想を書くことは考えないで、見たんです。
純粋に何も考えないで見ようと・・ね。

ということです。
でも、3回見てもまだ見たいと思いますからね〜。ちょっと、ありがたみ度が低くあんるってのが玉に傷ですかね。
3回見ると、どうしても前見たのとの違いを見つけようとしちゃうんです。
実際、ほとんど
変わる筈ないんですよ。いい意味でね。
ある意味、荒探しな見方になっちゃうんです。あっ、声が前はここまで伸びてたけど、今回は伸びなかった・・とか。
前とは叫び方が違うとか。柵を持つ位置が違うとか、火の玉の飛ばし方が違うとか。
はっきり言って、どうでもいいようなとこまで違いを見つけてしまう自分がいて、嫌でした。

それでも、また3連続観劇してしまいそうですが(^^ゞ
懲りないなぁ、自分。
オペラ座の怪人良かったですよ♪
 


◆2002年『観劇キロク』にもどる ◆『演目いちらん』にもどる