2003年12月13日(土)ソワレ 14日(日)マチネ  オペラ座の怪人  福岡シティ劇場
キャスト
オペラ座の怪人 高井治 クリスティーヌ・ダーエ 村田恵理子
ラウル・シャニュイ子爵 内海雅智 カルロッタ・ジュディチェルリ 河合和代
メグジリー 安食智紀 マダム・ジリー 秋山知子
ムッシュ・アンドレ 林和男 ムッシュ・フィルマン 青木朗
ウバルト・ビアンジ 半場俊一郎 ムッシュ・レイエ 長裕二
ムッシュルフェーブル 深見正博 ジョセフ・ブケー 宮本力
アンサンブル
須郷裕介 寺田真実 井田智子 渋谷美由紀
三原康志 木下出 山下美紀 遠藤珠生
佐藤圭一 西尾健治 沼尾みゆき 竹内そのか
港幸樹 岡山梨都子 池田さやか 
小田紗織 永松祐子
田村葵 種市万里子

キャスト
オペラ座の怪人 高井治 クリスティーヌ・ダーエ 村田恵理子
ラウル・シャニュイ子爵 佐野正幸 カルロッタ・ジュディチェルリ 河合和代
メグジリー 安食智紀 マダム・ジリー 秋山知子
ムッシュ・アンドレ 林和男 ムッシュ・フィルマン 青木朗
ウバルト・ビアンジ 半場俊一郎 ムッシュ・レイエ 長裕二
ムッシュルフェーブル 深見正博 ジョセフ・ブケー 宮本力
アンサンブル
須郷裕介 寺田真実 井田智子 渋谷美由紀
三原康志 木下出 山下美紀 遠藤珠生
佐藤圭一 西尾健治 沼尾みゆき 竹内そのか
港幸樹 岡山梨都子 池田さやか 
小田紗織 永松祐子
田村葵 種市万里子
  


純粋に良い舞台を観させて頂いたな・・という感じです。
じわじわ・・と今、身体に心地良いものが流れていますね〜。
というより、むしろ満ち足りて、今とってもとっても幸せな気分。
あ〜良かったよ〜・・・(>_<)

ということで、行ってきました、福岡。
土曜ソワレは内海さんラウル、日曜マチネは佐野さんラウル・・と観る側にとってはとっても贅沢な2日間(笑)
まぁ、それ以上にあの方がいるだけで十分なんですけどね(^^ゞ

今回はキャスト毎に。しかもまとめて(決して手抜きではないですよ(笑))

高井さん。
う〜ん、良い感じではありませんか☆
熱いながらもしっかりとコントロールが効いていて。

特に日曜マチネは最初のミラーの第一声「わ〜たしの宝物に〜・・」から、迫力満点。
思わず、ずっこけそう・・いやいや、固まってしまいましたよ。
昨日の高井さんも十分熱かったたけど、今日の高井さんは何か怨念のような、激しいものを感じましたよ。
でも激しく歌っているのではないんですけどね。
今日の高井さんはきっと凄い!と確信しました。
トラベレーターの上の演技も、だんだんとこなれて来ましたね〜(偉そう(^^ゞ)。村田さんとの演技とも合っている感じで。
ダミーの方と比べても、見劣りしなかったかも・・・って、
すみません、本物は高井さん達なんだから、ダミーの方がうますぎなんですね(・・墓穴掘っているかも^^;)
ミュージック・オブ・ザ・ナイト・・・鳥肌者でした。
またクリス演じる村田さんの表情が良いこと!!
そう、まさに目がいっちゃっている、それは私自身の感情でもあって・・・。
酔わせて頂きました。甘い調べに・・・。
高井さんの声はホント、神が与えてくれた産物ですね。拝むことにします(+_+)
私の大好きな「♪君は私のもの〜・・・・・」の響き具合。
相変わらず、まとわりついてました。行為ではなく(もちろん、行為はしているのだけど)、歌声だけで。
どうしてあんな官能的な声が出るんでしょう?不思議だー!
とろけてしまって、我を忘れていたかもしれないですわ。
土曜マチネの時は少し席が遠かったこともあって、オペラグラスを使おうと思っていたのですが、
結局声だけに集中しちゃいまして、見る暇なんてなかった(笑)
だって、ピントが〜^^;とかなんだかんだやってたら、折角の歌声がまともに聞けなくなっちゃうんだもの。
ちなみに日曜の時は2つ隣の方が、ファントムが出ている時は前のめりになって、双眼鏡をのぞいていたので、
「あら〜。こんな高校生ぐらいの方も高井さんは虜にさせているのね」とちょっと嬉しいような・・複雑な気持ちでした(笑)
密かに土曜ソワレでは小澤社長さんをお見かけしたので(ついてに言うなら佐野さんも)、
妙に小澤社長から見た高井さんのファントムはどうなんだろう・・と余計なことを気にしてしまったり^_^;
あのミュージック・オブ・ザ・ナイトは言うこと無い筈☆
そんなことはどうでもいいのですが、ミュージック・オブ・ザ・ナイト。しっかりと酔わせて頂きました!
土曜と日曜を比べると、日曜のがクリスへの執拗な想いというか激しい想いを感じましたね〜。ねっちょりまとわりついてた(^^ゞ
最初から諦めているのではなく、ただただひたすらクリスティーヌへの想いを囁くように語り掛けるように、歌っておりました。

天子像の上は高井さん。最後の「これほどの辱めを〜・・・・許しはしないぞ〜〜〜〜・・・」もよ〜く声が伸びていましたよ。
もっと伸ばせるんじゃないかというぐらい。

マスカレードの赤い髑髏姿のファントムは、どうしてもどうしてもリハ見の時の素の高井さんを透かして見てしまう私(爆)
ノーメイクにジャージ姿の高井さんが頭から離れないー(笑)
しかも、リハ見を見ていた上で、初めて高井さんが登場された衝撃の場面だけあって、妙にドキドキして見ちゃいます。
さんざん、1幕で見てんのにね〜。新鮮なんですよ(^^ゞ
しばらく、この状態は続きそうです、はい。

墓場にて・・・はもう!
私が待っていたのはこれかもしれません。僅かな隙間のなく、ぴったりと心も体も一緒になった、ファントムとクリスティーヌをやっと観れました!!
もちろん、先回見た五東さんのクリスとも合っていたのですが、やはり耳が村田さんの声を求めていたんでしょうね。
ファントムとクリスの声が初めて合わさる「その(この)こころ〜・・・」の『こころ』が合わさった瞬間!!!
動けなくなっちゃった(爆)ちょっと経って、そうこれなのよ、私が聞きたかったのはこれ!!と実感。
あぁ、もう!!感動の瞬間でしたね〜。今思い出しただけでも、涙出そうですもん。
またね〜、その前の高井ファントムの出だし、「ここへ〜おいで〜クリスティーヌ・・・」も囁くように、語りかけるように優しくてね〜・・・(T_T)
日曜マチネなんて、席的にファントムが遠いながらも真正面で、思わずついていきそうでしたもん(爆)手を伸ばしてね(笑)
もう福岡に来て良かった!!とつくづく思った時でありました。


ポイント・オブ・ノー・リターン・・・
ふ〜っ(^^ゞもう私、いっぱいいっぱいです(笑)至福の時とはこういうことでしょうね。。
相変わらず、濃かった〜・・・・役者だから当たり前なんだけど、どうしてあの素の時の高井さんがこうも激しくセクシーになれるんでしょう。
もう頭の中は???です(^^ゞ
高井さんの魅力の1つですね、この豹変ぶりは。
あの手からは何かが出ている!あの手がね〜、クリスを抱き締めたくて仕方ないと言っているんですよ。
ある意味、妄想が働きますよ、あの手は。
そしてあの声でしょう?何じゃこりゃ!!ですよ(笑)
だから、高井さん。どうしてそんなふうに演じられるの?ですよ。
でもね。言わせて貰えば、どっちかいったら私は五東さんのクリスとのがこの場面は濃かったかな〜と思いました。
今回のと比べるとの話ですがね。高井さんはいつも通り、物凄いものが出ているんですが(それは何だろう(笑))、
村田さんにそこまでのものが出ていないかなと。
村田さんも十分、凄いものが出ているんですが、う〜ん、まだまだ!!もっともっとです。
でも、村田さんのファントムから逃れようとする、一瞬の叫び声がとってもとってもセクシーだと思います。
村田さんだと片手だけは一瞬、離れるんですよね。またそれを再び掴む高井さんの力強さにね・・・ドキッとするわけですよ。
懇願の「クリスティーヌ・・・君が全て〜〜〜・・・・・・・」はいつ聞いても、私の体に突き刺さりますね。
なんともかんとも言いようがない、この気持ち。何とかならんのかね〜(+_+)

いよいよ、最後となるんですが。ここは後でたっぷりと書きますが、ラウルの存在1つで随分変わるものだと思いました。
やっぱりファントムとクリスが1つになることを単純に望んでしまうのが普通だと思うんですが、
やっぱりラウルがいなかったらいなかったでそれは困る。
「ラウルが光れば光るほど、ファントムの闇の部分が引き立つ」というのが私の中ですご〜く印象に残っているのですが、ホントにそうなんですよね。
その集大成がこの場面なんだと今回強く思いました。
いっくら高井さん演じるファントムや村田さんが演じるクリスが熱くも観客の胸を打つような演技をしたとしても、
ラウルがそうじゃなければ、それは引き立つものではない。
やはりしっかりした三角形じゃなきゃね。
そういう意味では、土曜ソワレはちょっと高井さんの演技が生かしきれていなかったな〜と。
十分良かったんですがね。日曜の舞台を観ちゃうとね。
良かったです、日曜の演技!!
ラウルと去るクリスティーヌを何度も振り返らせたもの。
・・・・すみません。毎度のことながら、最後はどうしても感情移入しすぎて、レポが出来ない(爆)
すごくすご〜く見応えがある演技だったことは確かです!!
「我が愛は終わりぬ〜〜・・・・・・・・・・」高井さん。一瞬声が上ずった?と思うぐらい、高井さん、ファントムに同化していたんでしょうね。
「夜の調べと共に〜〜〜・・・・」も声が伸びる伸びる!

あ〜ん(*_*)良かったよ〜〜!!です(笑)
観終わって、ちょっとしたらまたすぐ観たくなっちゃったもの。
観たいというより、触れていたいって感じでしょうか(^^ゞ

まとめてみると、今回の高井ファントム。
勢いでではなく、溢れるような激しい想いをオブラートに包みながらも、切実に囁き歌いかける感じで、
最初にも言いましたが、じわじわと・・本当にゆっくりゆっくり身体中に染み渡るような歌声を聞かせていただきました。
スーザン・ケイの『ファントム』でもエリックを思い出すようなファントムでした。
なんか男の色気が凄かった・・・。
圧倒されて動けなくなったというより、魔法をかけられた・催眠術をかけられた?うまく言えないけど・・。
・・・あぁ。こうやって思い出しながら書いていると、たまらなくなります(>_<)
あの空間に戻れるものなら戻りたい。暫く、そこで浸っていたい・・。



・・・コホン。
それでは今から落ち着いて(笑)
他のキャストの方の感想を。


村田さんのクリスティーヌ。
声の良さはもちろん、演技が格段とUP!!!
表情がすご〜くよく出ていらっしゃいました。
ミラーのところでファントムの声が聞こえた瞬間、目がいっちゃってますから。
村田さん、ファントムの声に対する反応がすご〜くリアルである意味、ファンの気持ちを代弁してくれているかのような演技でした。
ミュージック・オブ・ザ・ナイトもクリスティーヌ、とろけちゃってますもん。
村田さん、やっぱり演技がうまいですね〜、
細かいところまでしっかりとクリスの設定に合った演技をされていると思いました。
それがどこで感じたかというのは、色々ありすぎて出てこないんですが、きっとよく見られている方なら、気付かれる筈(^^)
そうそう、はっきりと変わった!!と思うのは、墓場にての時の「天国のパパ」と呼びかけるところ。
声をうわずらせて、さも見えているかのように語りかけていました。
個人的には村田さんの演技は好きなところが多いので、今回見れたことが本当に嬉しかったです。
やっぱり、あの声は高井さん同様、神から貰った美声ですね。
そそ、村田さんのクリスティーヌはファントムへのキスの仕方が好き(^^ゞ
ファントムの頭の傷を撫ぜながらなんですよね〜、
キスすることで認めることはもちろん、ファントムという存在そのものを包み込むように・・・
そしてファントムが後ろに離れても、勢いで前のめりになるところが、すご〜く上手いな思いますね。
演技が演技に見えないもん。
村田さんのクリスティーヌ、好きですね〜♪

そうそう、やはりラウルが変わるとクリスティーヌである村田さんの演技も変わるのを感じました。
内海さん相手と佐野さん相手・・違いますもん。
佐野さんラウルと何だかラブラブで、ファントムじゃない私が嫉妬でしたもん(笑)
別に佐野さんが好きだから・・ということではなく、見せつけられちゃったな〜みたいな(^^ゞ
でもそんなラウルとラブラブでも、ちゃ〜んとファントムのことも考え、ファントムからの想いも受け取っている演技が嬉しかったです。
さすがですね〜。

内海さんのラウル。
初めてお目にかかりました、内海さんのウラル。
お声がとっても良い!!聞き取りやすく、それでいて甘く・・ラウルをやるべきな声ですね。
7重唱であんなにはっきり声が聞こえてきたのは石丸ラウル以来です(笑)
お姿もなかなかスマートで。鈴木さんのような体型かな。
声はどっちかいうと・・う〜ん石丸さん系?
姿についてしいて言うなら、髪型が何だか、似合っていないかな。もうちょっと変えてみてもいいような。
聞いていた通り、お髭はないですね。
姿のことなので別に言うこともない気はしますが、今まで私が見たラウルの中では1番、目の印象が細い分・・そういう意味では表情が分かりにくかった。
鈴木さんのデビュー当時に比べたら、安心して観れました^^;
お坊ちゃんなラウルかな。まだ色んな意味でまっさらな感じかな。
経験が浅いことを考慮したら、すごく良かったです。(って、私は何様なんでしょう(~_~))

さて。ここからは厳しいことを書きますよ。
最初に言っておきますが、これらは経験の浅いからどうしても出てきてしまうものだと思います。
だからそのへんはご留意の上で読んで下さいね(^^)そんなこと言ったって、しょうがないよ〜!!なことばかりです(^^ゞ
やはり今回、内海さんのラウルを見た後で佐野さんのラウルを見たこともあって、くっきりと内海さんのラウルが見えました。

内海さんのラウルに足りないもの、気づいたことは・・・
まず存在感がない。華がない。貴族としての格がない。
今回、内海さんのラウルに注目したからこそ、存在を常に感じられましたが、実際問題、まだ存在感がかな〜り薄い気がします。
皆に埋もれちゃうの。回数見ている人はラウルとしての存在を知っているからいいのですが、
果たして初見の人がラウルという人物をどこまで理解するか・・。
存在感がないってことは華もないっていうことで。
All I ask of you、歌はとっても良かったんですが、まだ見せ方が稚拙かなと。
佐野さん、クリスとのキス。上手いですからね〜(笑)村田さんの演技もやはり違いますもんね。
マスカレードの時、かな〜り埋もれていました。どうしてだろう。
クリスをリフトする前に凄く身構えているのがちょっと微笑ましかった^^;1番段取りを感じたのはやはりこの場面でしたね〜。
リフトを成功した時のホッとしたお顔も見ちゃいました。


そして1番見てて辛かったのは最後。ラウルとしての存在が薄いよー。
首を絞められても、何だか苦しそうじゃないんだもの。
突っ立っているだけにも感じました。
この場面はファントムにとっても、クリスティーヌにとっても、そしてラウルにとっても、極限の究極の状態だと思うのですが、
ラウルが苦しんでいない分、ラウルを助けることを必死にファントムに頼むクリスティーヌの演技が生きてこない。
そして究極の選択をクリスに迫るファントムも何だかね〜(^^ゞ
な〜んか、バランスが悪かったんですよね。
だから、クリスがファントムにキスをする行為をしても、内海さんのラウルは突っ立ったまま。
ファントムがうめき声をあげてラウルの首の縄を切っても、ラウルはちょっとタイミングがずれて倒れこむだけ。
これじゃ〜、それこそ極限状態でラウルを助けたファントムがかわいそうかな〜と^^;
段取りを感じた演技でちょっと悲しかったです。さすがに最後だけでもね〜。本物になった演技を見たかったかな。
全体的にまだクリスがファントムとラウルを対極に置くぐらいの器はないかな〜。
・・・好き勝手書いてしまいましたが、内海さんのラウルは声がとっても良いといいうことで、かなりカバーされている気がします。
ラウルをやるべき人だっていうのも思いますし。スマートで純粋なその雰囲気が持ち味でしょうね(^^)
これからどう変わっていくか、とっても楽しみです。

そういった点では、佐野さんのラウルは注目していなくても、ちゃんとラウルとしての存在感や華を感じました。
やはりさすがだな〜としか言いようがない。
村田さんじゃありませんが、細かいとこまでしっかりと演技をされる分、クリスとの関係がくっきり見えてくる。
All I ask of youのお二人、もう心と心が通じ合っちゃって、通じ合っちゃって。もう見ている私がヤキモキ(笑)
お二人の表情がニコニコニコニコ。もう目と目で会話してましたもん。
演技を超えた本物が見れました。
だから最後の場面も大満足。お互いがちゃ〜んと相手の演技を受けて、しっかりした結びつきが見えました。
ファントムが2人を逃がす時に「誰にも喋るな、誓うのだ」な〜んて言いますが、何か、内海さんのラウルの時だと、
そこまですごいことがあったようにも感じなかったりして。
演技1つで言葉の持つ力も変えちゃうんですね〜。
複雑に俳優1人1人の演技が絡み合っている舞台。ちょっとしたことで絡み具合も全く変わるんでしょうね〜。


長さんのレイエ。
この方も最近、レイエデビューされたということで注目して見ました。
う〜ん、なかなかこのレイエっていう役も難しいんですね〜。
長さん、棒読みに聞こえなくもないです、1本調子なんですよね。
どの人物に話す時も言い方は同じ。
ちょっと嫌味のある演出家って感じがしましたね。
専制君主というより、凄くいやらしい性格(別に変な意味ではなくてですよ)をしていそうな気がしました。
この人に気に入られるのは大変だし、気に入られたくもないかなと(爆)
・・すみません、何か毒舌になってしまった^^;
でも、この方も今後どう変わられていくか楽しみです。

秋山さんのマダムジリー
BBでのタンス夫人以来でお目にかかりました。
う〜ん、威圧感がありますね〜。
大柄な方ということもあって、結構目に入ることが多かったです。
京都公演の時も思ったのですが、ブケーに対する「地獄の手が〜迫る〜・・・」を歌い上げられるんですよね。
今回は京都の時より、もっと勢いがあって、ある意味カッコよかったです(笑)思わず、真似したくなりました。
支配人達にも恐れられているマダムジリーという感じで、迫力満点。はっきりいって怖いです。
でも!!友達からも聞いていたのですが、このマダムジリーはラウルに密かな想いがありそうですね(^^ゞ
一瞬でも色っぽさを感じたマダム・ジリーは初めてです。
ラウルを目の前にすると、急に弱気な目になり、特に最後のラウルを湖に連れて行くとこなんて、
いつもそんなに強く手を握っていたっけ??と思うほど。
もしかして、メグに「あなたはここに居るのよ」と言うのも、そうか。そういうことか。ラウルと2人がいいのね(ーー;)
・・と妙なことを思ってしまいました(爆)
ねずみに驚いて、思わずラウルに寄り添うとこも、抱きつき方に力が入ってましたし^^;
・・・とまぁ、『余計なことを言ってしまいましたわ』byマダム・ジリー(笑)

演じる方1つで、本当に雰囲気が変わるな〜・・とここでも思いましたね。

支配人さん達はいつでも安心して見れますね(^^)
河合さんのカルロッタは本当にチャーミング。わがままなんだけど、許せちゃうし、憎めないっていった感じで。
今回は特に河合さんのカルロッタにメロメロになった私です(笑)



皆さんの息がピッタリ合って、熱く深みのある舞台だったと思います。
もうその他もいっぱいいっぱい書きたいことはあるのですが、書き切れないってことで(^^ゞ
今回の舞台、本当に本当に素晴らしかった!!
もう今年はこの舞台を最後にして観劇を終わりにしたいと思ったぐらい。
というか、そうします。マンマもLKも見たい演目はたくさんあるけど、やっぱり私はオペラ座を最後にします!!
うぅ(>_<)思い返せば思い返すほど、たまらない気持ちです。
観たばかりだったというのに、福岡にまた行きたくなる悪循環。
耐え抜くしかないですね、来年まで。
特別カテコがなんだ!!ボーナス出たがなんだ!!!(笑)
キリがありませんので、湖に埋もれない程度に今年は今回の観劇で終了(^^)
大満足な舞台をありがとう♪♪と福岡に向かって叫びたい気分です。
2公演とも、しっかりスタンディング出来たし、満足満足♪♪
実は土曜日の午前9時に仕事が終わったという夜勤明けだったのに関わらず(~_~)
最高に楽しい2日間。屋台デビューも出来たし☆★

高井さんを始め、オペラ座出演者の皆さん、オペラ座に関わる全ての方に感謝したい気分です。
この演目に出会わせてくれてありがと〜〜!!
来年も宜しくお願いしますm(__)m
と何だか、千秋楽を見たかのような感想を書いたところで(笑)、おしまい♪





◆2003年『観劇キロク』にもどる ◆『演目いちらん』にもどる
我ながら最後にこんなことを言うのはなさけないのですが、
いっくら自分が感動できた舞台でもそれがうまく書けないのが辛いです(*_*)
もうちょっとうまいことを書けたら良いのですが。
これは来年への課題ってことで御勘弁を(苦笑)