2002年10月5日(土)マチネ・ソワレ  オペラ座の怪人  京都劇場

昨日、京都に行ってきました!
とっても良い舞台が見れて、幸せ感じましたよ。
余韻が未だに強く残っています。
今回はマチソワだったのですが、マチネだけで帰ってもいいかな・・と思ったほど、自分的に大満足でした。

初見の鈴木ラウル。
頑張ってるな、というのが第一印象。
少し、演技も歌声も硬く感じる分、優しさ→包容力という点では、まだまだかもしれません。
クリスとの絡みも、若さで責めるラウルに大人なクリスが合わせているという印象を受けました。
しかし、キスシーンに何故か、私興奮してしまいました(爆)
そうそう忘れちゃいけない、「誰?今のは?!」と恐がるクリスに、『待ってろ』とつぶやいたこと(>_<)
ドキュン!と私の心臓突き破りましたよ(笑)
また、支配人達を見る目が鋭くて、本当に恐かったんですが、やはり鈴木ラウルには優しさが足りないかなぁ・・。
それでも、ミラーの前でのクリスとのやり取りまでは、甘く柔らかい石丸さんの声と似ていてびっくりしたんですがね。
見た目は思ったより、老けて(失礼(^_^;))見え、意外に甘さも感じませんでした。
・・・と辛口に言ってても、私鈴木ラウル好きですね。
絶対に見て損はないですよ。
妙に応援してました(^^ゞ
私夢醒めのエンジェルを見た時から、ファンになっていたみたいです。
また、次回も鈴木ラウルで見たいと思わされました。
鈴木ラウル、経験あるのみです!
成長過程を温かく見守っていきたいです。

村田クリス。
大好きな村田クリスですが、もう私にとって不動のクリスになったかもしれません。
なんて可愛いのでしょう!
なんてファントムへの愛を感じるんでしょう!
ファントムの前では、女ですね(爆)
クリスの複雑な感情が村田さんの歌声から悲しいほど伝わってきました。
高井ファントムの色気を思う存分、引き出してくれますね(^^ゞ
ファントムへのキスといったら、もうっっ(>_<)
参りました(笑)

そ・し・て!!
お待たせしました(いや待ってないですね(^_^;))我らが高井ファントム。
ふふふふふふっ・・・。
いやはや悩殺されました。
高井さん、演技が安定してきましたよね。
ミラーから鳥肌立ちまくり、脈も早い早いっ(*_*)でした(笑)

力強いですね、高井さんの♪ミュージック・オブ・ザ・ナイトは。
微妙に力入れすぎで、息切れというか、語尾がかすれるとこもありましたが、圧倒的な存在感を見せつけてくれました。
情念の塊のようで、恐いぐらいにクリスに愛を告白していました。
♪私に触って欲しい・・のクリスの身体に触れるところですが、あれでいいのでしょうか!?
触りまくりで胸あたりに触れすぎですっっ(@_@)
手つきが、なんて官能的なんでしょう!(もちろん声も官能的!)
赤面しちゃいますってば。
最近、どんどんエスカレートしていません?(笑)

天使像の上の演技も、クリスティーヌ・・クリスティーヌ・・と2回つぶやくところ、最初に比べたら違和感感じなくなりましたね〜。

ドンファンの勝利から、クライマックスまでは、高井さんノンストップで激しい演技をされていますけど、私的には高井さんが一番やりやすいのかな?!と感じますね。
そして私はその演技が好きらしい・・(^^)
♪行け〜行ってくれ〜お願いだ〜〜!!には、押し潰されそうでした。
クリスが助かったラウルなんて、一目も見ないで、ファントムのほうばかり不安そうに、悲しそうに、そしてその中にある愛しさを感じるような目で見ていたのが印象的でした。
そうか、ファントムは天にのぼっていったんだと思わされる最後の幕引きでした。

やっぱり、高井さん・・もとい(^^ゞ高井ファントムが好きだ〜〜〜と思った舞台でした。
そして、オペラ座の怪人がつくづく面白いと改めて思いましたね。
ソワレでは、カーテンコールで曲が鳴っても拍手が鳴り止まず、ちょっととまどったような表情を役者さんがされていました。
あまりにも一生懸命に拍手していたので、いつもより多いカーテンコールに最初気付きませんでしたけど(笑)
今回は主役の3人にブラボーーーと叫びたかった!
高井さんも笑っておられましたよ)^o^(
隣の鈴木さんは魂が抜けきった顔をされてまして、倒れそうでしたよ(^^ゞ
鈴木さんにも大きな拍手を送りました。ありがとうっ!!そしてお疲れ様!
席が端じゃなかったら、ずっと座っていたかった、また、すぐにでも見に来よう・・と深く思いましたね。

長くなりましたが、これで終わります。
最後にひとこと。
なんて素晴らしいんだ、オペラ座の怪人って!

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