2002年5月29日(水)マチネ ライオンキング 四季劇場[春]

キャスト
ラフィキ 関口三千香 ムファサ ひのあらた
ザズ 吉谷昭雄 スカー 深水彰彦
ヤングシンバ 小野賢章 ヤングナラ 川野礼絵
シェンジ 小松陽子 バンザイ 遊佐真一
エド 石路 ティモン 藤川和彦
プンヴァ 北村がく シンバ 吉原光夫
ナラ 遠藤麻綸 サラビ 武木綿子
アンサンブル
丸山田加賜 才加志実 小原哲夫 港幸樹
福山弘 阿川健一郎 伊藤謙吉 宮本力
中山大豪 村中弘和 中村匠 山添功
玉城任 関与志雄
菅本烈子 鈴木由佳乃 林浩代 奥田久美子
藤井智子 康理愛 加藤久美子 高須麻友美
松下沙樹 神津直子 井藤湊香 王?
【オーケストラ指揮】 上垣聡



行ってきました、初四季劇場!
ついに東京まで、手を出してしまった・・・(>_<)
まわりの友達には、絶対東京にも通うようになる!って言われてしまいました。
結果は・・・。うーん、機会があったら行きたいかな・・、って言うかこれで最後ではなさそう・・(^^ゞ
だって、四季劇場、2つもあるんだもの!同じとこで、2演目見れるんですよ。しかも、海が出来たら、東京に行けば3演目見れる・・)^o^(
完璧な、ミュージカルツアーになりますが(^^)っていうか、最近、旅行に行くのか、ミュージカルに行くのか・・って感じですけど(^_-)

四季劇場がある周辺って、あまり食べる店ないですね〜。お昼食べようと思っても、あまりいい店がなく、駅まで戻りました。
まぁ。名古屋も大阪もそうですけど・・(*_*)
写真等で見たとおり、四季劇場はご立派!
お金がかかってますね。私のイメージでは、四季劇場は色んな意味で別格って気がしましたが、やっぱりそうな気がします。
パンフレット、前公演分が売ってるんですねぇー。まだ見ていないCFYのパンフレットももちろんあり、見るのを頑張って我慢しました。
とは、言っても友達は目の前で堂々と見たけど(~_~メ) 「務(なぜか呼び捨て)いっぱい載ってるじゃーん」
キャッツも、密かにパンフレット変わってるのを発見してしまった・・。買うのを迷うわ・・。
もちろん、ライオンキングのパンフレットはすぐ買いました。この後に見る、コンタクトはそれまでおあずけ〜。
うんうん、分厚くて見ごたえがありますね。文のが多いなぁと思ったら、写真と交互なんですねー。

さて、いよいよライオンキングなんですが、その前に一言(まだかいって?!)
私、ライオンキングって意外に初めてなんです。正直興味があまりなく、インターネットでもLK関連って、見ないんです。
だから、キャストも知っている人は少ない・・。以前何かでみた人ぐらいしか分からない・・。
今回だと、スカーの深水さん(異国の丘で拝見)、ザズーの吉谷さん(ユタで拝見)、
シンバの吉原さん(ユタ、ジーザズ、はだかの王様)
バンザイの遊佐さん(ユタ)・・。これぐらいしか分からず・・(T_T)
でも、スカーが下村さんじゃないのはショックだった・・。
って、言うか今週って(いつも?!)、日替わりでキャストが違うんですねー。吉原さんも昨日の公演は出ていないし・・。
ラフィキも舟さんで見たかったなぁ・・・。

こんな思いをキャストに抱きながら観劇は始まりました。
生オケの音合わせに感動しながら、胸はドキドキ☆
びっくりしました。最初から、あの曲なんですねー!紅白でいつか、見たあの曲。
まぁ、その曲しか知らないんですが(^^ゞ
一気にライオンキングの世界に入ってしまいました。しかも、客席から出てくるのにはびっくり!
舞台全体に音が広がって、なんとも言えない壮大なサバンナに圧倒されました。
特に、ラフィキの大声量には、ただただびっくり!どうして、あんなふうに唄えるの(*_*)

観客も舞台の中にいるというか、ライオンキングの世界に入ってしまったかのようでした。
しかも、歓声とかもすごくて、これだけ普通の大きさで、舞台が始まった後でしゃべったのは初めてです。
360度から聞こえてくる、歌声って素晴らしいですね〜(>_<)

うーん、ここで一言。
実は、今回初めて見たこともあって、舞台の流れっておおよそしか覚えてないんです(^^ゞ
ここまで来て、何?!って感じですが、印象に残ってることをつらつらと書きますね(^_-)

私、やっぱりアンサンブルの人って全然見分けがつきません、残念ながら(T_T)
色んな格好で出ているってのは、分かるんですがね。
もっと見ないとさすがに分からないなぁ。
観客席のほうから登場される方も、多かったですよね。きっとわざと、通路側を取られる方も多いんでしょうね。
私達はど真ん中でした(^^)

って、アンサンブルから先に感想を言ってしまったわ。
メインキャストですが、シンバ役の吉原さん!確か、シンバはデビューしたばかりなんですよね??
ライオンキングって、男の人がよく上半身裸で出てきますけど、吉原さんたくましいですね〜。
ドキドキしてしまいました。出てくる度に(^^ゞ整った身体に、あの独特の声!
うーん、予想通りの吉原さんでしたね。
他のシンバとか見ていないんで、何とも言えないんですが、シンバっって、格好いい方じゃないと出来なさそうですね。
顔だけでなく、色んな意味で。
密かに、実はですね。吉原さんは、結構好きな役者さんだったんで、この役をやっていることが
嬉しかったです。着実に階段を上ってますね〜(^O^)
ナラとの再会シーンとかも、ちょっとナラが羨ましくなってしまいました。
背が高いから、また女性の方と並ぶといい感じなんですよねー。
ナラを見つめる眼差しとかも、優しいというか、照れている感じで微笑ましかったです。
1番見たかった方なだけに、前半はヤングシンバばかりで、正直物足りなかったんです(゚-゚)

そうなんですよね。子役の子が出ている時間って、思った以上にとっても長くてびっくりしました。
すぐ、変わると思っていた分、いつ出るか、いつ出るかとずっと待ってたし・・。
ちょっと、こういっちゃ失礼なんですけど、ヤングシンバやヤングナラがメインで出ている時、つまんなかったんです。
早く四季の大人の役者さん、早く出てきてーって感じで。
どうしても、声とかは聞きにくいし・・ね(ごめんなさい)。
もちろん、とっても頑張っていましたよ。きっと、稽古も大変だったんでしょうね。
四季の舞台にあれだけの時間出れるのは、本当にすごいことだと思います。

そんな中で、ラフィキやムファサ、スカーが出てる時は安心して見れました。
そうなのよ、結構私が気に入ったのは、ずばりスカー!
悪役になるわけですが、どっか憎めない愛嬌のあるスカーは、ライオンキングの中では、かなり重要でしょうね。
微妙に、オカマが入ってるなー(笑)なんて思ったスカーを、
あの異国の丘で無骨なイメージの神田役だった深水さんがやっているから、また面白かったんです。
つくづく、役者さんだなーって思いましたね。
イメージが神田ですから、深水さんが踊っている!その顔つきは!その雰囲気は!って感じで、スカーが出ている時は
かなり集中して見てましたね。
良く出来るお兄さんを憎むという、よくありがちな話で、しかも殺してしまうという、憎むべきスカーですが、
スカーの孤独、やり切れない思いを知ってしまうと・・・、憎めないですねー。
王になっても、その誰からも愛されないスカーが可愛そうで>^_^<

そうそう、スカーってやっぱり下村さんにあってるでしょうね。
舞台を見ている最中、深水さんを下村さんに置き換えて、時々見ていたんですが、まさにぴったり!
バトンの上手な下村さんがこれをやったら、さぞかし決まるだろう・・ってとこもあったりして。
っていうか、スカーって下村さんの為のような役じゃないですか?!
全然違和感ない!
スカーの一つ一つの表情、動き・・果ては声までもが・・。
裏を返せば、深水さんと下村さんって、似ているってこと?!
いやはや、きっとスカーがそういう人物像ってことですよね。失礼しました。
何だか、ずーっと深水さんに下村さんを重ねて見ていたように思われたかもしれませんが、そんなことはありません。
私の中で、深水さんへのイメージがいい意味で変わり、ファンになってしまったようです(^^ゞ
ころころ変わる表情に、終始ドキドキしてしまいました(笑)
目が大きいからよく分かるんですよね〜。
がっちりした体系にスカーの衣装が良く似合ってました。

そして、ムファサ。
まさに、皆さんから愛される、尊敬される、スカーとは対照的な人物ですが、
シンバに対する深い愛情がびしびしと伝わってきました。
まさに、深い寛容なな心の持ち主って感じで、シンバが羨ましかったです。
初めてお見かけした、ひのあらたさんいう役者さんですが、この方も覚えておこうと思います(^^)
スカーにはめられて、命を落とした時は本当に悲しくて・・・・。
ヤングシンバの悲痛な叫びには、思わず涙がでてしまいました。

ここで緊急発言★ ムファサについて一言☆
私は、このムファサを大好きな(笑)、高井さんにやっていただきたい!
高井ファンの方どうでしょうか?? ダメ?!
そんなにダンスもないし(爆)、この役を高井さんの声で聞いてみたいっっ(>_<)
絶対にあってると思うんですが・・。
オペラ座の怪人が終わったら(終わって欲しくないけど)、ぜひともライオンキングに出演をっっ!!

えー、失礼致しましたm(__)m 高井ファンがこの記録を読んでいることは、あまりないと思いますがね(^^ゞ

ナラについて。
ピコでお見かけした、樋口さんで見れると思っていたら、いつのまにか福岡へ・・。
でも、関口さんのナラ、良かったです。
というか、いいのか悪いかも分からないぐらいの(すみません)、LK初心者の私なんですが、勝手にナラって
シンバの相手役で、後からついていく〜みたいな感じだと思ってます。
でもナラって、結構しっかりして自分の意見をきっちり持っていて、もしシンバが間違っていれば、喝をいれるぐらいの
いい意味での強さを持っているんですね。王国のことを人一倍思っている、愛国心の持ち主なんですね。
また、シンバとの信頼感も、しばらく会ってないとはいえ、とても強いものを感じますした。
ほんと、お互いを見る眼差しが(^_^)、熱かった(^^ゞ
雌ライオンのリーダーみたいな感じかな。

ごめんなさい、う〜ん、やっぱり理解がまだ出来ていないかも・・。読んでてどうです?
やっぱり突っ込み入れたいとこばっかですかね(って、誰に聞いてんだか)(^^ゞ

シンバの母、浜さん。
そんなに目立ちませんが、この方だけは、皆さんに紛れ込んでいても見つけれました。
なんでだろう・・目鼻がはっきりされている(ウラヤマシイ)からだとは思うんですがね。
そうそう、思い出しました。ムファサが亡くなって、雌ライオンの目から涙を流すとこは、よく感がられてるなーって
感心してしまいました。そして少し面白かったです(^_^)

ザズーの吉谷さん。
私思ったんですけど、ザズー役をやるのが1番大変なのではないのでしょうか?
歌があるわけではなく、ただセリフのみ。
しかも、流れるような早口で、コミカルに動きもつけて・・。
噛んでしまいそうですが、失敗すると誰もが分かる。
結構、登場シーンが多いんですよねー(@_@)
ヤングシンバとヤングナラに煙たがられまがらも(笑)、ちゃんとやるとこはやるって感じでしたね〜。
こんなキャラは、大長編ドラえもんの「宇宙小戦争」の犬のピコとそっくりですね。(って、知ってる人いますか??

ストーリー的には、まさにサークルオブライフ!
♪命はめぐ〜る〜ですね。
見終わった後、すっごい興奮というか感動したんですけど、うまく言葉に出来ない自分が悔しいです(T_T)
時代は変わったが、基本的なことは変わっていない。
シンバは父親である、ムファサのように立派な王になるんでしょうね。
そして、その隣にはナラが。そして、子どもがそばに・・。
なんだか、人間社会もその筈なんですけど、なんかずれちゃってるんですよね(*_*)

ライオンキングは、荘大感にあふれていますね〜。
でっかいです。
思ったより小さいと思った劇場が、最後見終わった後は、えらく大きく感じました。不思議でした。
名古屋にライオンキングが来た時は、頑張って通おうと思います。
奥が深そうですね。
今回は、しっかりと理解できなかったけど、
久し振りに初めて見るドキドキ感が味わえて良かったです(>_<)
出来たら、もう1回は東京に見に行きたい・・。




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