2005年1月13日(水)マチネ  キャッツ  キャッツシアター

キャスト
グリザベラ 重水由紀 オールドデュトロノミー 石井健三
ジェリーロラム
=グリドルボーン
秋夢子 バストファージョーンズ/
アスパラガス=グロールタイガー
村俊英
ジェニエニドッツ 服部良子 マンカストラップ 趙宇
ランペルティーザ 章ヤヤ ラム・タム・タガー 荒川務
ディミータ 真弓ヴァネッサ ミストフェリーズ 葵暁強
ボンバルリーナ 増本藍 マンゴジェリー 李涛
シラハブ 池田祐実子 スキンブルシャンクス 百々義則
タントミール 滝沢由佳 コリコパット 徐元博
ジェミマ コン(文字が出ません) ランパスキャット 幸田亮一
ヴィクトリア 坂田加奈子 カーバケッティー 三宅克典
カッサンドラ 大口朋子 ギルバート 千葉ヒカル
マキャビティー 上田龍雄
タンブルブルータス 斎藤翔


オペラ座の怪人観劇に挟んだキャッツであります。
前予時間15時だったんですけど、かなり前方席、しかもセンター。
ありゃ〜・・キャッツって前予も凄い競争率って聞いたのに・・。
ラッキーでした(笑)

初のキャッツシアター。
何にしろ突然決めたキャッツ観劇・・(なんせ東京に向かう新幹線の中で電話したんですから(苦笑))。
まずは劇場に着けるか心配だったのですが・・・
心配もなんのその。駅に降りた瞬間から、劇場まで全て道案内されているじゃありませんか(笑)
看板がずっとあるんですね、これにはビックリ。

初のキャッツシアター。黒を貴重とした建物で、入ってみたら、あら。ロビーが狭い!
そういえば、チケットを引き換えるとき、隣にいたおじ様。
キャッツシアターの窓口にいるというのに、『ここは何がやってるの〜!?』って聞いてた(笑)
劇場の中は・・おぉ!!円形になってるぞ〜。客席が舞台を丸く囲んでるわ。
これは見やすそう・・隅から隅までがキャッツ仕様。


とまぁ、前置きはこのぐらいにして。
舞台の感想とはいうと。
舞台と客席が一体になって盛り上がってたように思います。
キャッツファンはやはり熱いな〜・・って,密かに客観的に観察してた私でした。
。。キャッツには申し訳ないけど、やはりオペラ座観劇に挟んでの観劇はちょっと辛かった・・。
しかも今回は実にオペラ座を楽しみにしていた遠征だったんで。
いまいち、盛り上がる事が出来ませんでした、これは私自身の問題なんですけどね〜。
ソワレで見るオペラ座が気になって、気になって。いかんね。こんなんじゃ。

印象に残った猫を羅列しておきます。
久々の荒川さんのタガー♪
大阪公演以来です。
やっぱりお遊びが見てて楽しい(笑)一番のヒットだったのは、スキンブルのナンバーの時、
雄猫がベッドになって、雌猫がその上に寝っころがるのに、タガ−。ベッドと化した、猫達の間を通っていこうとするんだもん(笑)
上に寝っころがる筈のシラハブが困ってましたわ。
そして、もう一つヒットだったのは。ミストがマジックでデュトを探し出す時、赤い布を使ってヒラヒラさせますが、
そのヒラヒラの時、タガ−の襟巻きを同じリズムで動かしてた!何だか、笑えて笑えて。密かにやってるよ〜!みたいな。
小細工を色んなとこでしてましたね。
一つ残念だったのは、カテコ。最後の締めがタガ−じゃなかった。グリザだった・・!
今はタガ−じゃないの?!たまたま拍手が少なかっただけ?うぅ。残念極まりない☆

お初の重水さんのグリザ。
あぁ、この役に合ってるな〜・・って思いました。
何処かまだ自分は現役なんだ!というプライドが強くありつつ、しかし自分の今現在の姿も知ってて。
それでも自分はまだイケル。その自信が逆に哀れさを滲ませていて。
歌も渋くて、良かったです。

秋夢子さんのジェリロ・
まず、歌上手〜〜。聞き取りやすい〜。ダンスもいけてる〜。
井上さんのジェリロに雰囲気似てる気がしました。
シラハブといる時なんて、頼りがいのあるお姉さん猫って感じで。

池田さんのシラハブ。
声も姿もめちゃめちゃ可愛い。可愛い。可愛いよ〜。
声聞くたびに、ほわ〜♪ってなっちゃいました。

坂田さんのヴィクトリア。
ダンス、ずば抜けて上手い!かっこいい!
ぼ〜っと見てても、坂田さんのダンスに目がいきます。
足の上がり方とか、他の人と全然違う!ぽ〜ん!ですよ、ぽ〜ん!!
足がパッと、ぽ〜んと上がります(笑)
同じ人間とは思えない。坂田さんのダンス、もっと見てみたい〜って思いましたね。

百々さんのスキンブル。
まさに理想の鉄道猫だと思う。声が優しくて、本当に鉄道大好き!ていう温かい気持ちが伝わってくるの・・
そして流石にダンスも良い!
こんなに安心して、スキンブルのナンバー聞けたの初めてかもです。
良かった〜、本当に良かった!

そして何気に気になったのは、趙さんのマンカス。
この役を演じてからだいぶ経ったと思うんですけど、まだ台詞がなまっている気がする(苦笑)
というか、マンカス像も以前見た時とあまり変わってない気がします。
もうちょっと頼りがいがあって、貫禄が出てるのかな〜・って思ったんですけど・・。
あくまで私はそう見えた・・っていう話ですよ。


そんなこんなで久々のキャッツ観劇は終わりました〜。
キャッツは皆を笑顔にしますね。元気になれる!
本当に楽しいカーテンコールもキャッツの魅力の一つだと思います♪♪
目移りしていつも困ってますわ〜(笑)


おしまい。


2005/02/13

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2005年1月29日(土)マチネ  キャッツ  キャッツシアター

キャスト
グリザベラ 重水由紀 オールドデュトロノミー 石井健三
ジェリーロラム
=グリドルボーン
秋夢子 バストファージョーンズ/
アスパラガス=グロールタイガー
村俊英
ジェニエニドッツ 高島田薫 マンカストラップ 趙宇
ランペルティーザ 真鍋奈津美 ラム・タム・タガー 荒川務
ディミータ 真弓ヴァネッサ ミストフェリーズ 葵暁強
ボンバルリーナ 増本藍 マンゴジェリー 李涛
シラハブ 池田祐実子 スキンブルシャンクス 百々義則
タントミール 滝沢由佳 コリコパット 幸田亮一
ジェミマ コン(文字が出ません) ランパスキャット 三宅克典
ヴィクトリア 大月悠 カーバケッティー 斎藤翔
カッサンドラ 大口朋子 ギルバート 萩原隆匡
マキャビティー 上田龍雄
タンブルブルータス 山口博之

あのものすごい競争率だった先行を切り抜け、なんともまぁ回転席最前列という席が取れたんですよ♪
こりゃすごい!!
しかし。思い出しては自己嫌悪(>_<)開演時間を平日マチネと勘違いして、大崎駅から全力疾走するはめに(苦笑)
いくらチェックアウトの時間が遅いからって、ホテルを12時半に出た、大ばか者です(T_T)
よりによって、回転席だというのにっ!
・・・走った甲斐があって、何とか間に合ったんですが、一幕は猫と同じく、汗まみれな私達でした(爆)
冬といえども、やっぱり走ると汗、出るのよ!!(威張って、どうする!?)

さて。回転席、やっぱり振動とかが伝わってくるの。そして猫が本当に目の前で踊ってる!
目が離せません。こんな至近距離で見つめられたら、瞬きすら出来ないよ(^^ゞ
よく目の前に来た猫は、ボンバルの増本さん。
いつも遠くから見ている時は惚れ惚れするぐらいに、綺麗でセクシーで。
今日はそれに加え、汗をかいていらっしゃるのまで分かるぐらいに目の前で。
申し訳ないぐらいに細かいところまで見ちゃいました^^;

村さんの猫が目の前に来た時は、もうファントム姿に置き換えて、食い入るようにみてしまった(爆)
クリスにキスされた時、細かく動く指はこの手か!!と(見方、間違ってます^^;)丸っこかった・・。←人のこと言ってられないけど。

密かにチェックしようと思ってた、荒川さんタガーのお遊び。
スキンブルのナンバーの時、この前はメス猫のベッドにならず、困らせていたけど、今回はまた違ってた。
ベッドになる気無しで、ふふんって吹かしてて(笑)それで、メス猫にしかられて、やっとベッドになってましたわ。

そしてこの前見たときもお気に入りだった、百々さんのスキンブル!!素敵過ぎます(^^)
歴代ナンバーワンぐらいに好きかも♪人懐っこい満面の笑みに、あの爽やかであったかい歌声!
す〜ばらし〜い(^o^)丿
友達も絶賛してましたよ☆
ほんと、あんな鉄道員がいる列車。乗ってみたいよ〜。地元の電車の車掌さんに見せてやりたいわ!(笑)

何気にやっぱりすごいなと思ったのは、猫達が踊る度に響く振動。ミストの蔡さんは何だか軽いの!重さを感じないの・・。
確かにいつも見る度に、ゴムマリのように軽い跳躍をされるなぁ・・とは思っていたけど、間近で見てもやはり軽かった・・。
♪小さな可愛い黒猫さ〜・・ってタガーも歌いますが、ほんとその通りですね(^^)
そういえば、先日テレビ出演された『中国語会話』でも自分にぴったりだ・・なんて言ってましたよね。
何度見ても、自分のマジックでデュトを探し出した時、結果が恐くて見れなかったミストが成功を知った途端に、得意げにガッツポーズをする姿が好き♪
デュトと抱き合う姿もね♪おじいさんといたずら好きな子猫みたいなんだもの〜(笑)


そそそっ。初めて拝見した高島田さんのジェニエニドッツ。良かったです☆
タップの動きが少し重いかな・・とは思ったけど、適役だと思います!
LKのシェンジを見た時から、そのパワフルな歌声に一目置いてましたが、その歌声がうまい具合にいかされてるな〜って。
笑顔も素敵でしたよ。

コンタクトの黄色ドレスの女で坂田さんを見ていた友達に、ぜひとも坂田さんのヴィクトリアを見せたかったけど、本日はキャティングされてなくて、
ちょっと残念でしたが、大月さんもさすがの柔軟さで惚れ惚れしましたね。
ギルバートの萩原さん、カッコいい(^^ゞ
ギルバートは千葉さんのイメージが強いんで、体の大きなギルバート姿に違和感があったんですけど、かっこいいから許す(なんじゃそりゃ)

そそ、他の演目でももちろんあることなんですけど、キャッツでも玉突きキャスト変更(?)みたいなことってあるんですよね。
だって、2週間前に観た時は、ランパスをやっていた幸田さんは今回はコリコ。
カーバケをやっていた三宅さんはランパス。
タンブルをやっていた斎藤さんはカーバケ。←斎藤さんはオペラ座の京都公演時にしょっちゅう出演されていたんで、いつも注目してます(^^ゞ
猫によって。動きはもちろん違うし、演じる猫の性格も違う・・。
プロだから出来るのは当たり前・・と言ったらそれまでだけど、いとも簡単に(?)演じ分ける役者さん達を尊敬しますね☆


キャッツはやっぱり元気を貰えますな〜。
たくましく生きている猫達の姿に勇気を貰えます。
昨日観劇したコーラスラインとはタイプが全く違ってて、いい意味で本当に楽しめました。
終わった時には、開演前に走ったこと、忘れてましたもの〜(爆)

猫さん、ありがとうございました。
タガーがしっかり締めをしてくれて、すっきり劇場を出る事が出来ましたわ♪イエィ!


2005/03/03
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