2004年7月19日(月) マチネ  美女と野獣  京都劇場

キャスト
ビースト 石丸幹二 ベル 坂本里咲
モリース 林和男 ガストン 田島雅彦
ルミエール 青山明 ルフウ 遊佐真一
コッグスワーズ 高桑満 ミセス・ポット 岩本潤子
タンス夫人 武木綿子 バベット 八重沢真美
ムッシュー・ダルク 寺田真実 チップ 岩本美香
〈男性アンサンブル〉 〈女性アンサンブル〉
谷本充弘 吉田陽一 青木真由子 西田玲美奈
岡野大輔 塚下兼吾 笹倉舞 中山菜穂
末谷満 長谷川浩司 北涼子 藤津愛弓
高橋辰也 伊計健一 渡邉敦子 西内いず美
松本海 萩原亮子 出海愛


JCS!JCS!と選挙運動か(ーー;)と突っ込みたくなるぐらいに、求めていた私なのに・・・
何故かしら、突然(?)BBを観に行こう(゚-゚)と思い立ち、取ってしまいました、BBのチケット。
お約束の^^;夜勤明けで行く京都。行って参りました〜。
この頃は九州、東京と行っていたので、久し振りに行く京都は近い、近い(爆)
あっという間に着いてしまいました。
約一年振り(!)の京都劇場に、美女と野獣。
懐かしい〜。。と思いつつも、妙に落ち着くのは・・私だけかしら!?
石丸ビーストだ〜☆林モリースだ〜☆
では、キャスト別にさら〜っと書いていきます(^^)
・・・・実は京都からの帰りに携帯で友達にメールしようと思っていた感想で(笑)、
書いていたら友達に送るというより、観劇キロクだよ!突っ込みたくなるぐらいに長くなったので、こちらに転載(?)しちゃいました(-_-;)


石丸ビーストはなかなか芸が細かくて、メリハリがしっかりしているな〜…という印象を受けました。
笑いのツボもしっかり押さえてますし。
演技もうまい!石丸さんもこんな演技をされるんだ〜っ!とちょっと驚きました。
セリフもさすが、ストレートプレーをよくやっているだけあり、非常に声が良く通り聞きやすい!
ただ柳瀬さんと比べると歌に関しては声量がなく、声が甘いので♪愛せぬならば…は迫力不足に感じてしまいました。
柳瀬さんの耳に刺さって来るような苦悩は感じられませんでした。軽いんですよね。
(多分、ミュージックフェアの柳瀬さんバージョンを聞き過ぎているからでしょうが)
あと身のこなしが柳瀬さんのが機敏ですね(^_^;)
言ってしまえば私は柳瀬さんのビーストのが好みなんですが、最後の王子になった時はさすが!!でしたよ〜。
思わずため息をしたぐらい(笑)
甘いマスクの王子はそれはそれは格好良かった!!
背がもうちょっと高ければ完璧!
話は戻りますが、ベルに出会って間もない頃の野獣の声が、
石丸さんの今までの聞いた声とは違って、ビックリする位に怖く迫力ある声でした。
あれ〜直前にキャスト変わったのかな…と思ったぐらい・・・石丸さんの声じゃないみたいだった。
それがだんだんとベルに出会って、立ち振る舞いはもちろん、
声もどんどんソフトに石丸さんならではの、甘〜い声になっていくんですよね(^^ゞ
今回見れて良かった〜と強く思いました。
ラウルの時もそうでしたが、何だかとっても貴重なものを見せて貰っている気がして、妙にドキドキしてしまうんですよね(笑)
石丸さんのビースト、さすがでしたね〜。

*柳瀬さんのビーストしか見たことがないので、全て柳瀬さんと比べてしまう・・すみません・・そして私は柳瀬さんのファンでもあるし(苦笑)


こちらも楽しみだった林さんのモリースは…正直合ってないかも!?と思った。
というか林さんは声が良く響くので、何だかベルのお父さんには見えないの〜(^_^;)
声だけ聞いたら、ベルの恋人(それじゃビーストだよ)ぐらいに聞こえてしまうぐらいに、若く艶やかな声だった〜。
何だか勿体ない気もしたりして。
演技もまだ段取りを追ってるな〜と1年振りに見た私が言うなって感じですが、そう思っちゃいましたね。
私今回林さんのモリースを見て思ったのは、声が良過ぎるのがあだになることもあるんだな〜、と。
言ってみればCDの日下さんの歌声のが実はしっくりくるように感じた…
いつも聞く度に歌がうまい(爆)人が歌ったらどうなるんだろう!?と思っていたけど、あの音楽だとむしろ不安定な歌声のがしっくりくるんですね。。→私はの話です、もちろん。
でも林さんの声聞いてたら、オペラ座はもちろん李香蘭がつくづく見たくなりましたね〜。
また暫く経ってから、もう一度林さんのモリースを見てみたいな〜。
林さんならではのモリースを見せてくれそうですよね(^^)


坂本さんのベルはほんと可愛いです〜♪アニメのベルそのものだと思っちゃう!
優しさがすご〜く全面に出ていますよね(*^^*)
坂本さんがお気に入りの友達がいるので特に贔屓目で見ちゃったんてすが、ホント良かったな〜♪
演技がうまいですしね〜。一つ一つがちゃんと繋がりがあるように思う。
とっても母性を感じるベルですよね!石丸さんのビーストとの相性も良く感じましたよ!


田島さんのガストン
おぉ!私の想像するガストンの声だ〜!とまず感動。
というか、ちょっとCDの今井さんチックな歌声で(私にはそう聞こえました(^^ゞ)、声もよく通る!聞いていて気持ちよかったです(^^)
何だか、そんなに悪さをしでかさなさそうな、人の良さが全面に出ているな〜・・と思いました。常に顔が笑っているんだもん。
だから、医者を誑かして、無理矢理ベルを手に入れようとする行動は、何となく違和感がありました。
何だか、そんなことやらなさそうなんだもの〜(笑)
そういえば、意外に背が高くないんですねー。何だかとっても大きそうに見えるんだけど、皆と並ぶとそう変わらないですもん。
先回見た、宮川さんが大きかったからかな。


ルフウの遊佐さん
何だかとってもテンポが良くなって、ルフウを演じるのに必死な感じがしたのが、
すご〜くルフウそのものとして生きているな〜・・といった印象を持ちました。


高桑さんのコックスワース
。私気に入りました〜!
古谷さんに比べると、召使長のような威厳はない感じもしたけど、
等身大で何だか他の召使とも仲良さそうで見てて楽しかったな〜!声もよく通りいい声ですし!


青山さんのルミエール
さすがのテンポの良さ、笑わせるとこはしっかりと笑わせてくる。
ビー・アワ・ゲストの時に客席から『♪ルミエール〜』といった歓声があがったのですが、
普通に動揺することなく(というか、あれはいつもあることなのかも)!?
『♪ありがとう!』と言ったのにはちょっとビックリ。確かにルミエールだったら、あぁいった返事をしているんでしょうね。
何かあった時でも、絶対にその役を演じる・・といったことを思い浮かべましたね。

・・・というか、もしかしてルミエール〜!!と客が叫ぶのはやっぱりいつもあることなのかしら・・・?
ちなみにそのお客さん、私のすぐ後ろでカテコでは「石丸さ〜〜ん!!」と叫んでいた(^^ゞ

ポット夫人の岩本さん
オペラ座で何度も拝見しています〜!なんて思いながらも実際には注目したことがなかった私^^;
今回しっかり見させてもらいましたが、何だか今まで見たことのあるポット夫人に比べて若く感じました。
歌声もどちらかいうと、若いのかな。こちらも石丸さんと同じで、ミュージックフェアの末次さんバージョンを散々聞いていたので、
最初とまどいました。
表情がとっても明るい感じで良かったです。



キャストで印象に残ったのはこのぐらいかな。
あっ、寺田さんもしっかり見ていましたー。妖しいな〜、実に妖しい。
そして声綺麗!



美女と野獣は1年振りでしたが、やはり楽しく夢のある物語だな〜・・と思いました。
ここ最近ずっと舞台が暗いものばかり見ていたので、新鮮で目に眩しかったです(笑)
夜勤明けの私でも、全く眠ることなく、時にはニヤついたり(特にビーストの演技や、カテコでの石丸さんには・・)しながら、
舞台を堪能することが出来ました。
この観劇キロクを書き始めて分かったことなんですが、実は美女と野獣に関しては今まで書いてなかったらしく、
今回が初めてとなるようです☆


そんなこんなで久し振りの京都劇場。そして京都に触れて、心地良さを感じた日でありました〜(^^)



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2004年9月11日(土) ソワレ  美女と野獣  京都劇場


キャスト
ビースト 佐野正幸 ベル 五東由衣
モリース 林和男 ガストン 田島雅彦
ルミエール 青山明 ルフウ 遊佐真一
コッグスワーズ 高桑満 ミセス・ポット 岩本潤子
タンス夫人 武木綿子 バベット 井田安寿
ムッシュー・ダルク 寺田真実 チップ 岩本美香
〈男性アンサンブル〉 〈女性アンサンブル〉
岡本繁治 伊計健一 藤津愛弓 中山菜穂
長清智 塚下兼吾 上田祐子 藤田美和子
末谷満 村上宏一郎 藤井真理子 新子夏代
高橋辰也 岡野大輔 渡邉敦子 はにべあゆみ
原だ昌幸 青木真由子 光武礼子


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