アジアアロワナの産卵
三回目の産卵 2010年 12月21日
前回の産卵より9ヵ月が過ぎましたが、またこうして皆さんに報告出来る事を大変嬉しく思います
無知な僕でも流石に2回の甘苦い経験を生かして、今回は「もう生むぞ!」と言う予知も殆ど出来ました(嬉
ほんの少しづつですが、経験と言う蓄積の上で実証して行きつつ結果を残していけたらなと思っております。
まず今回のペアは、2回目の産卵時と同じく6歳になるオスの過背金龍と7歳になるメスの血紅金龍です
前回の産卵より、そのままの状態で、2400の水槽にてペアの2匹のみ飼育し続けておりました
一般的には複数匹の混泳水槽に戻し再びペアとなった2匹をペア水槽に移動させて生ませるのがセオリーでしょうが、
僕の所にはたくさんのアジアも予備の水槽もありませんので、そのままにしておきましたが、
こうして産卵してくれた事により、ペアの2匹飼いだけでも生む事が実証されたのではないでしょうか?
ただ、生むだけでは目標達成となりません。元気な子供達が泳ぐ姿を見るまでは・・・ですけどね^^;
さて今現在の様子はこんな感じの真っ白な霧の中です(笑
第一発見者は夕方帰宅した次女ですが、その時から真っ白だったみたいです。
咥える時に何個か潰れてしまったのでしょう。
それと僕が帰宅してからも1度バシャっと暴れたみたいで、その時も何個か潰れたようでした
下の写真には潰れた卵の薄皮も写っております。
(胸鰭の下です)
ここで我家のアロワナ三回の産卵から共通する点を僕なりにまとめてみました。
1、産卵間際のペアダンスは特に、オスはメスの横腹、下ヒレ付近を激しく振動させ、産卵を促している
2、産卵の一週間くらい前からは、水槽の底隅にじっと落ち着いて元気がなくなった様なそぶりな行動をとる
3、産卵の3日前からメスはエサを食べなくなる
4、産卵時間は家族中の誰一人と居ない静かな時間帯のお昼頃
5、産卵サイクルは8〜9ヵ月に一回
6、初産の皆既日食、3回目の皆既月食と3回とも全ての産卵日が大潮の日である
7、ワームを与えた後の卵は柔らかく?割れた時の水槽内の白濁りが激しい
8、オスは卵を咥えた瞬間から極度に神経質になっていると思われる
9、メスは生んだ後テールダウン気味な泳ぎ方になる
全てのアジアに当てはまるなんては到底思いませんけど、我家の傾向はこんな感じなので
もしあてはまる点が幾つかあれば産卵するかも?と思って観察を楽しんでみて下さいね。
(父ちゃんがんばって咥え続けてな〜)
さて今回は「魔のThe third day」を克服出来るのでしょうか?(笑
(母ちゃん産卵お疲れ様でした)
1日目終了
産卵2日目
とりあえず咥えております(一安心
が、水の濁りが消えてません
前回も、前々回もこの様な卵割れによる水の濁りはありましたが、
ここまで長引く事はありませんでした。
予想以上に割れた数が多かった為に?ろ過バランスが崩れたのでしょうか?
元々濾材の量も少なかったので、何らかの影響もあるかもしれないです。
オスの口の膨らみはと言いますと、若干小さくなった気もしますが、まだ何個はあると思います。
メスがオスに攻撃すろ様な仕草もありませんから、このまま様子見といった所でしょうね。
って言うか、今こうしてる間にも、仲良くペアダンスなんかしてますもの。
こんな2人の間を引き裂くような野暮なまねは出来ません(笑顔
僕としては静かに見守ってあげたいと思ってます。
2日目終了
産卵3日目
1日空いた更新ですが、
卵は無事に咥えております
カルピス状態だった飼育水も透明度を取り戻しました。
空いた理由は今年最後の忘年会がありまして、
帰宅後すぐにお口の具合を確認し、酔っぱらいの私は気絶しました(笑
産卵4日目
MerryChristmas♪
そしてとうとう自己新記録ですな(嬉
でもお口はかなりは小さくなってますぅ
写真を撮ってる最中も、エラから卵のカスがパラパラと・・・(涙
でも時折大きく膨らませてローリングしてる事から
全滅ではないと思われます
メスはこんな感じね
そして気になる点を1つ
我家のこの水槽設置場所は廊下に面した壁の刳り貫きなので
インテリア的には申し分ないですが、
いざ繁殖用の水槽としては明かる過ぎるし、人の出入りも頻繁な場所なので
環境的には最悪かも・・・。
ま〜どうしようも無い事ですから、後はアロぱぱにお願いするのみですね^^;
4日目終了
産卵5日目
朝の出社前にお口の確認をするも、かなりやばそうな予感。
ほとんどノーマルじゃん!って感じですぅ。
帰宅後にも真っ先に確認しましたが、
これで今回の終わりを確信致しました。
「あ〜無念」
さしあたって今後の対応策は思い浮かびませんけど
「またいつの日か」
ですね。
昇龍館 管理人
おまけの1枚
写真はパンダファームに行った時のものです。
夢ですね(笑顔