一家でハワイ旅行 

トワイライトエクスプレスで北海道に行ったのが2005年で、これが私の勤続ウン年記念にあたり、勤務先から金一封と連続休みが出ていたのでした。2010年は、その5年後の記念の年で・・・というわけで、遠くまで旅行に行くことにしました。上の子が小学校に上がる前の3月に旅行しようということになり、トワイライトエクスプレスに再び、の案やら、グアムやら、が浮上しては消え、実は家内に一任しっぱなしだったのですが、結局行き先はハワイになりました。子供達には初の海外旅行になります。ごく普通にハワイ家族旅行なので、手短に・・・


出発は夜、中部国際空港へは電車で行きました。

金山駅から乗る名鉄の全車指定特急「ミュースカイ」を見るだけで涎を垂らしそうな長男です。

中部国際空港からホノルル空港までは省略して、、、


ホノルルに到着してレンタカー屋のハーツに向かいます。借りたのは日産アルティマです。結果的には大した距離も走らず、高くついたのですが、何かと楽しめました。

ナビ付きで借りたのですが、指示のタイミング等が普段使っているものと全然違い、慣れる前にいきなり、空港からワイキキ方面に向かうはずが、フリーウェイの反対向きのランプを登ってしまいました。どこかで降りてUターンしなくちゃ、と言っている間に軍事施設のゲートに突っ込んで行き、そこで首尾よくUターンして戻れました。

それ以外でも、暫く直進のつもりで右から2車線目を走っていたら2車線まとめての強制右折が現れた、とか、指示通り曲がったつもりが一つ手前の交差点だった、とか、高架下に入ったら位置情報が無茶苦茶になった、とか、色々やらかしたのですが、変なところに連れて行かれた後でリカバーできたのもナビのお陰、無いよりは有った方が良かったのは間違い有りません。


着いた当日はヨレヨレでチェックインしただけ、翌朝ダイヤモンドヘッド登山です。

現地時間で5時起きして暗いうちから登り始めます。空が白み始めると、先に登っている人達が蟻の行列のように見えてきました。


山頂で御来光を見られるつもりだったのですが、山頂が満員で進めなくなってしまい、途中トンネルに居る間に日の出になりました。ようやく外に出て出たばかりの太陽を背景に逆光の一枚です。

風も強く、歩いている最中でなければ長袖が必要な気温です。


日本人団体が帰りのバスの時間を気にして降り始めて、ようやく山頂が空いてきました。

ダイヤモンドヘッドでの日本人比率は日の出時刻で特に高かったと思いますが、明るくなってからでも7割近くをキープしていたように思います。


ダイヤモンドヘッドにすっかり明るくなるまで居てからワイキキまで戻ってきて、まだ昼前です。屋外の店でブランチを食べたら鳩が遠慮なく寄って来て、思い切りヘタレている長男です。

翌日はハナウマ・ベイです。ハイシーズンでは朝早くから駐車場が満車になる、とガイドブックにあったのですが、朝早く気温が上がる前からは海に入れそうな気がしません。昼前到着目標で、万一満車ならそのままドライブに変更するつもりで出発しましたが、難なく駐車できました。

入場料を払い、教育ビデオを見せられてから、ようやく浜に降りられます。湾内の黒っぽく見えているのがサンゴで、白い部分は砂です。日本人比率はここでは1割以下。


気温は名古屋の5月くらいでしょうか。海に入ってしまえば大人は平気でしたが、子供には長時間は無理だったようです。

沖縄でよくある粗くて歩くと痛い砂ではなく、細かい砂です。黒く岩礁のように見えるところまでの範囲で、砂の部分は多分どこでも背が立ちます。サンゴ部分は浅すぎて泳いで越えられない箇所があちこちにあります。そして、そのサンゴ部分に魚がいくらでも居ます。ニザダイ類とブダイ類が目立っていました。インパクトが強かったのは1m近いブダイが目の前でサンゴを齧っていた場面でした。


自力で海に入るのは少々寒いので、少々お高いのですが、観光潜水艦にも乗ってみました。

泊まっていたヒルトンの前の浜からクルーザーに乗り、ワイキキ沖で潜水艦に乗り換えます。日本語ガイド付きの船なので、潜水艦内は日本人比率10割。そうでない便だと半分くらいだったでしょうか。


水深が深い分、魚の色にはハナウマ・ベイで見えた鮮やかさはありませんが、種類は豊富です。ハナウマ・ベイではようやく1匹だけ見つけたチョウチョウウオが沢山居ましたし、歩いているカメ、泳いでいるカメ、サメ、大型のアジ、等も人口岩礁の周りに見えました。ガイドのお姉さんは魚の種類にも詳しく、なかなか楽しめました。

頻繁に霧雨が、時々スコールが、降りました。その分奇麗な虹が良く見えました。これは、ホテルのプールから、泊まっていたグランド・ワイキキアン(建物名)の向こう側に見えた虹を写したものです。

プールも海と同じで、入ってしまえば何とかなるけれど、一度ジャグジーに入ると出るに出られない、という感じでした。

過ごし易い気候ですが、子供と海やプールに入るには、もっと暑くなる時期の方が向いていたようです。そのせいか、プールの日本人比率は3割程度でした。


日本人であふれていた(私は行っていませんが)アラモアナ・ショッピングセンターの南側の公園には日本人が居ない、というか、そもそも人が少なかったのですが、とてつもない木が何本もありました。家内が子供二人を木の股の上に載せているところなのですが、その木がこれだけ引いても画面からはみ出しています。

近かったこともあり2度行きましたが、子供達にはこれが一番楽しかったのかもしれません。

 

TOPへ