名古屋の電車ウォッチング 

 

下の子が生後2ヵ月ですので一家で遠出をするわけにはいきませんが、電車好きの長男(2歳半)の希望もある程度は聞いてあげねばなりません。というわけで定例化した「パパと良い子のお決まりコース」にデジカメ持参で行ってみました(2006.05.20)。まず名古屋駅に出て用事を素早く済まして、後は電車見物三昧です。これだけ見ても1時間あまり、JRの切符だけで済みます。

さらにいうと、名古屋駅では停車している新幹線を、途中の大高駅前後では並走する新幹線を見ているのですが、遠くに見えるだけだと500系でもないと希少価値がありません。


名古屋駅でのお目当ては11時の「しなの」とその3分後の「ひだ」ですが、この日は早く着いたので、その前の「セントラルライナー」から撮影開始。

全車座席券の要る中央線・中津川行きの快速です。何時見てもガラガラのような気がします。


「ひだ」入線前に止まっていた中央線の回送です。

となりのホームから名古屋止まりの関西線快速「みえ」が引き上げていきました。

2両編成でそこそこの乗車率ですが、伊勢方面への総輸送量ではやはり近鉄に完敗なのでしょう。


11時3分発「ひだ」飛騨古川行きに「ペタ」。岐阜ですぐ方向を変えるので、名古屋駅では座席は後ろ向きで発車です。

そういえば、米原で方向を変える「しらさぎ」は名古屋駅を座席前向きでの発車だったっけ?


11時発の「しなの」は日に一本だけの大阪始発です。

「しなの」と「ひだ」が出た後は熱田駅まで戻って名鉄電車を30分眺めるのが通例なのですが、この日はダイヤが乱れていて普通電車が半分間引かれていました。で、金山駅まで快速で移動しました。

快速電車と同時に「ミュースカイ」が入線しましたが、左に見える快速が直後に発車ですから、危ない危ない。この日の「ミュースカイ」は当たりが悪かった。


運転台の上に展望席のある「パノラマスーパー」です。

このように岐阜・犬山方向に展望車があるのは全車指定です。岐阜−豊橋の本線を走る編成は豊橋寄りが展望車&指定席で、岐阜寄りは自由席です。

旧型デジカメのシャッターが何時降りるのかが良く分かっていないせいで、柱の陰になってしまいました。

この展望車には良い子を2回乗せています。


良い子は、自宅最寄駅(東海道線)では見られない「名鉄の(普通の)赤い電車」もこよなく愛しております。

「パノラマカー」を別格としても、「赤い電車」にもかなり種類があります。


小田急のロマンスカーに先んじて、日本で最初の展望席付きとなった「パノラマカー」です。

もっとも1950年代の花形電車ですから、今は普通電車に回るのが多く、急行で使われることも少なくなっています。

これも良い子は「乗りたい」と申しますが、いつ来るか分からないので親は対応に苦慮しております(大げさ)。「ミュースカイ」より出会いにくいようです。


熱田駅に移動したら、またしても「ミュースカイ」がいきなり登場。

中部国際空港開港に合わせてデビューした全車指定の空港特急です。なぜか、良い子は「パピ」と呼びます。

これにも2回乗せました。


また柱の陰になってしまいましたが、「ミュースカイ」の色違い版です。正式愛称は無かったと思いますが、良い子は「赤パピ」と呼びます。「成田エクスプレス」に何となく似ています。

空港寄り2両が「ミュースカイ」と(多分)同仕様の指定車両、後ろ4両は自由席車両で、座席グレードも見るからに違います。

これにも乗せろ、とせがまれています。「青」よりはやや遭遇しにくい電車です。


名鉄はしばしば節操無く車両を連結して走らせています。それがまた良い子のお気に入り。

金山駅から熱田駅にかけては複々線の名鉄電車がひっきりなしに通りますが、熱田駅ではホームから名鉄の見える側をJRが使っていないので、安心して見せられます。

 

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