カルメン

(ヴェルディのコレクションを始める以前の以下の文章はこちら

モーツァルトとヤナーチェク以外のオペラとしては最初の方に手を出した作品で、最初にカラスのハイライト盤CD、次にレヴァイン−メトーバルツァのLDを買ってみて、その当時はそういうカテゴリーでは「多分一番好き」でした。ヴェルディとロッシーニにしっかりはまった今からであれば、単独頁までは起こさなかったような気がします。

このオペラでも、ストーリーそっちのけで歌のための歌を歌う馬鹿馬鹿しさ、と無縁ではありません。第1幕への前奏曲(これは素晴らしいの一言)の後、開幕してから暫くの間、モラレスとミカエラとの問答を始め、なんだか学芸会でもやっているようなやりとりが続きます。児童合唱団が出てきてますますその感が強くなります。・・・・・

というのが最初に書いた駄文の書き出しですが、これは今となってはレヴァイン盤での感想ということになります。ずば抜けて圧倒的なバルツァのカルメン、その割りに周囲と演出が良くないので、バルツァが居る場面と居ない場面の差が際立つ一枚だと今は思います。それでもこの作品のコレクションには絶対欠かせない一枚です。

 

 

「ジプシーの歌」見比べ&聞き比べ

私の中で、バルツァとスルグラーゼがあれば一応いいことになった作品でしたが、youtubeに最近の美人さんのが色々出てきましたので、「ジプシーの歌」に絞って見比べ聞き比べしてみました。

Carmen By Georges Bizet At The Opera De Lyon Mezzo May 2014 HDEtcogod (Jose Maria Lo Monaco)
こんなコーナーを作る発端になった映像です。リンク先は全曲で、ジプシーの歌は49:40過ぎから。
トップレスのダンサーを並べることから発想したような演出です。歌手も胸ポチ付き肌色服です。そういうものだと思えばそういう風には楽しめますが、演出のためにストーリーも別物になってしまったようで、「カルメン」という作品としてはどうかな、です。「ジプシーの歌」も衣装以外は意外と平凡なような気がします。

Varduhi Abrahamyan - Carmen - 2011
美人さんのようですが、この映像でははっきりしません。これまた歌唱としては平凡なような気が。

Nino Surguladze Carmen la Chanson Boheme festival di Macerata 2008
で、美人さんというなら、やっぱりスルグラーゼだよな、と思ってしまうのです。但しこのyoutubeは縦横比がおかしくなっています。正常な縦横比とより鮮明な画像で見たい、と思われた方は是非DVDをお買い上げ下さい。

CARMEN Paris-Bastille Opera, conductor: Frederic Chaslin. Beatrice Uria-Monzon, Sergei Larin
リンク先は全曲で、ジプシーの歌は54:30過ぎから。
第一幕のスニガに尋問されたところで「トラララ」と歌いだすところで、バルツァと似ているかな、と一瞬思ったりもしました。雰囲気ある美人さんで本格的なメゾ声のようにも思ったので、期待しましたが、「ジプシーの歌」は出だしが遅すぎます。最後加速しますが、乗り切れないままの感あり。

Carmen - La Chanson Boheme - Agnes Baltsa
で、バルツァを確認してみた訳ですが・・・第一声が響いた瞬間から「ものが違いました」。

以上、私には、バルツァとスルグラーゼがあればそれでいいことを再確認しただけ、でした。(このコーナー 17.12.10)

 

 

手持ち音源

レヴァイン指揮メトロポリタンオペラ(LD/DVD) (1987)
バルツァ(カルメン)、カレーラス(ホセ)、レイミー(エスカミーリヨ)、ミッチェル(ミカエラ)
最初LDで買いましたがDVDで買いなおしています。既に書いたとおり、バルツァは最高のカルメンではないかと思います。但し打楽器を叩かせると素人以下です。カレーラスは期待通りですが、ミッチェルは、こう言うと申し訳ないですが、見た目でそぐわない。レイミーは色々な役で見ていますが、最初に見たこれが一番良くないと思います。そして、フラスキータ、メルセデス、ダンカイロ、レメンダード、といった名のある歌手が回ることの決して無い諸役ですが、ふと気が付くとこの盤は特に落ちます。演出も薄汚く狭苦しく学芸会調が多い中で、バルツァが真ん中で歌うジプシーの歌の場面のダンスだけは素晴らしい。一人だけ素人みたいなお姉さんが混じっているのもご愛嬌でしょう。このジプシーの歌以降の魅力がぐっと落ちてしまうデコボコの大きい一枚ですが、それでも
「これを見なければ始まらない一枚」。

 

デルヴォー指揮パリ・オペラ座(DVD) (1980)
ベルガンサ(カルメン)、ドミンゴ(ホセ)、ライモンディ(エスカミーリヨ)、リチャレッリ(ミカエラ)
ベルガンサは踊りは上手いし、カスタネットのリズム感もいいし、表情も演技もいい。でも声の迫力でバルツァに負けてしまうところで全部帳消しです。残りのキャストもいいのですが。オケの響きは今一つ、指揮のせいもさることながら録音で負けているように思います。前奏曲/間奏曲の中でホセの悪夢?を見せる演出は最初気に入りましたが、今見ると鼻につきます。DVDで対訳が付くとは言いながら、解説も何もなしというのはいかがなものかと思います。

 

プレートル指揮パリ・オペラ座(CD) (1964)
カラス(カルメン)、ゲッダ(ホセ)、マサール(エスカミーリヨ)、ギオー(ミカエラ)
実はハイラント盤しか持っていません。でも聞きそびれたと思っているのは第1幕の鼻歌だけです。カラスのカルメンが長く理想とされてきたのはよく分かります。しかしバルツァはこのカラスを超えたと言ってもいいのでしゃないでしょうか?

 

カルロス・クライバー指揮ヴィーン国立歌劇場(CD) (1978)
オブラツォワ(カルメン)、ドミンゴ(ホセ)、マズロック(?)(エスカミーリヨ)、ブキャナン(?)(ミカエラ)
いわゆる海賊盤だと思います。クライバーの追悼盤として、このCDと同じ音源と思われるDVDが発売されていますが見てはいません。1978年というとオブラツォワが今のゲオルギュ−並に鳴り物入りで売り出されていた頃だったように記憶しています。それにしては魅力を感じません。ジプシーの歌ではクライバーの猛加速にオケは混乱するしオブラツォワの声はひっくり返るし、で全然駄目。
オケは格好いいです。DVDではクライバーの姿をふんだんに写しているということですから、なおのこと格好いいでしょう。録音がいいです。同時期のオペラ座に爪の垢でも飲ませたいくらいの大差で、「拡がり」「分離」「臨場感」どの観点でも最上のライブ録音です。この録音に乗ってドンホセもエスカミーリヨもミカエラも最高に聞こえます。
私の方が以前ほどカルメンの声いのち!ではなくなっているので、総合的にはかなり魅力的な盤であると思えます。

 

レヴァイン指揮メトロポリタンオペラ(OperaShare#63644) (1997)
W.マイヤー(カルメン)、ドミンゴ(ホセ)、レイフェルクス(エスカミーリヨ)、ゲオルギュー(ミカエラ)
これが中々面白かった。ゲオルギューのファンではないのですが、純情乙女をストレートに演じられると容姿が映えます。レイフェルクスは独特の声+普通に演技というところでしょうが、少なくともレイミーより遥かに好印象です。ドミンゴは・・・声質も姿も青年伍長だと思い込むには努力が必要な大ベテランになってしまいましたが、歌はしっかりしています。
マイヤーは響くのに張りの無い不思議な声と思いました。前半バルツァならガンガン来ているところではかなり物足りない。ただ美貌と演技とでマイヤーなりの”魔性の女”を演じています。後半は声にも張りが出てきてさらに良くなります。
10年前のメトロポリタンと比べると、明るく安っぽくない演出、脇役歌手の充実ではずっと勝ります。
4幕の前奏曲と幕開き直後の物売りの歌を逆にしているのは、物売りの歌を好まない私には好判断と思われます。
Carmen..................Waltraud Meier
Don Jose................Placido Domingo
Micaela.................Angela Gheorghiu
Escamillo...............Sergei Leiferkus
Frasquita...............Mary Dunleavy
Mercedes................Kristine Jepson
Remendado...............Tony Stevenson
Dancaire................Kim Josephson
Zuniga..................Jeffrey Wells
Morales.................Christopher Schaldenbrand
Conductor...............James Levine
(以上09.01.25見直し)

 

パッパーノ指揮コヴェントガーデン(OperaShare#45048,45049)
アントナッチ(カルメン)、カウフマン(ホセ)、ダルカンジェロ(エスカミーリヨ)、アンセレム(ミカエラ)
DVD/ブルーレイで発売されているものと同一である可能性が高いように思われますが、確かではありません。演劇としては良く出来ていると思います。ただし、カウフマン君、第1幕から既に「イッちゃってる」目付きで出てきてはいかんのじゃないかね?
歌には不満が一杯・・。メゾ役のカルメンを歌うアントナッチは普通のソプラノであり過ぎます。バルツァのように空気を一気に変えてしまうような声ではないとしても、ずば抜けた存在であることを声でも示してもらいたい。表情豊かな演技で、気が強くて我儘な女であることはよく分かりますが、男が魅せられる女であるとは余り感じられません。ミカエラはあのくらい田舎娘風なのが丁度良いのかもしれませんが、ゲオルギューで見た直後では見た目も声も物足りません。メルセデスとフラスキータが、主役二人と交代しても直ぐ勤まるように思えたのは、若く充実した脇役陣とはいいながら、やはり主役が物足りないのです。
カウフマンは上記の通り、声にも魅力が欠けます。ダルカンジェロも姿は良いですが声は何だか安定を欠きます。
第3幕の決闘シーンがかなり長く、あれがオリジナルでしょうか。第4幕冒頭の物売りの歌のカットと共々気に入りました。が、主役の魅力が不足、指揮は間延び、では音質画質最高であっても「今ひとつ」です。
Carmen : Anna Caterina Antonacci
Don Jose : Jonas Kaufmann
Michaela : Nora Amsellem
Escamillo : Ildebrando d'Arcangelo
Zuniga : Matthew Rose
Le Dancaire : Jean Sebastien Bou
Le Remendado : Jean Paul Fouchecourt
Morales : Jacques Imbrailo
Fraquita : Elena Xanthoudakis
Mercedes : Viktoria Vizin
The Royal Opera Chorus and Orchestra
Conductor : Antonio Pappano
Director : Francesca Zambello
(09.01.31追加)

 

ネゼ=セガン指揮メトロポリタンオペラ(OperaShare#80483)
ガランチャ(カルメン)、アラーニャ(ホセ)、Rhodes(エスカミーリヨ)、フリットリ(ミカエラ)
実際にOperaShareから入手したのは上記とは別物なのですが、既に消えているようで、上記番号が残っていました。メトロポリタンオペラのライブビューで上映されたものと同一と思われます。
ヴィジュアルには最高に近いです。合ってるといえば一番合っているのはアラーニャです。ホセにはドミンゴみたいにゴツイのは本当は全然合っていなくて、弱さが合ったほうが似合うのですが、カレーラスではストレートに2枚目過ぎるところ、アラーニャの微妙に情けない顔が、それこそ「あなたのためにホセ役はあるのよ」と申し上げたいくらいにドンズバリ合っています。エスカミーリヨ役は後述のように声は大したことありませんが、長身で十分格好いいです。
しかし男の目に魅力的なのは女声陣です。正統派美人でありすぎるかもしれませんが、ガランチャが魔性の女に見事に変身しています。姿といい踊りといい申し分有りません。フリットリは体格が立派過ぎるのですが、田舎娘の素朴さを出しつつ芋っぽさに堕することないあたり、都会的美人顔のゲオルギューでは出せない味で、これまた申し分ありません。この美女二人と、しっかりデイープキスしてしまっているアラーニャ君、うらやましいぞ。
声の方はエスカミーリヨ役は声質声量とも物足りませんが、この作品の場合、エスカミーリヨ役は歌が下手でも穴にならない気がします・・「カヴァレリア・ルスティカーナ」のアルフィオだと、簡単に穴になってしまうのですが。アラーニャは普通に十分立派、控えめな中に芯の強さをしっかり歌い上げたフリットリは更に高水準に立派、と思います。
で、ガランチャです。十分立派です。アントナッチよりマイヤーより上です。ただ、「カルメン」の場合、入手するたびにバルツァと聞き比べてしまうのです。そうなると声の凄みが全然違う、となります。一声だけで空気を変えてしまうバルツァのカルメンが例外的存在なのでしょう。ガランチャということで、「チェネレントラ」も聞きなおしたのですが、声ならチェネレントラの方が合っているとは思いました。そんな比較をしなければ、「チェネレントラ」「カルメン」全然違う役のどちらも素晴らしい、となるのですが。
原典は地の台詞を用いているはずですが、ここでは全編レチタティーボありの版で演じています。こちらの方が聞き易いと思ってしまいますが、設定上の歌と台詞とのコントラストが付きません。例えば喧嘩の後でスニガに問いただされて場面で、バルツァがここぞとばかりにトラララと歌い始める効果は、直前までが地の台詞でないと生きてこないだろうと思います。ガランチャだと、というよりバルツァでなければ、レチタティーボの方が自分の好みのような気がします。
Carmen..................Elina Garanca
Don Jose................Roberto Alagna
Micaela.................Barbara Frittoli
Escamillo...............Teddy Tahu Rhodes
Frasquita...............Elizabeth Caballero
Mercedes................Sandra Piques Eddy
Remendado...............Keith Jameson
Dancaire................Earle Patriarco
Zuniga..................Keith Miller
Morales.................Trevor Scheunemann
Dancer..................Maria Kowroski
Dancer..................Martin Harvey

Conductor...............Yannick Nezet-Seguin
(10.06.05追加)

 

ヴェルザー=メスト指揮チューリヒ歌劇場(2008年収録)(OperaShare#81817)
カサロヴァ(カルメン)、カウフマン(ホセ)、ペルトゥージ(エスカミーリヨ)、レイ(ミカエラ)
有名歌手を揃えて、しかもハイヴィジョン映像ですが・・今一つでした。丸いお盆のような舞台に上ったり下りたりするだけのシンプルな舞台は、私の目には単に寂しくつまらないだけ、にしか見えません。そして歌手は全員不満・・・。チューリヒは歌手に得な録音が多いと思っていたのですが、今回限り失敗したのでしょうか、それとも全員出来が悪かったのでしょうか。
カサロヴァは元々ロッシーニ向きでカルメン向きでは無かったように思いますが、それにしても以前より声が無く聞こえます。美人ではありますが、衣装もメイクもオバサン臭くて魅力がなく、とにかくカルメンに見えません。カウフマンもコヴェントガーデンよりはマシかもしれませんが、やはりどうにもホセには見えません。
レイのミカエラはこんなものでしょうが、エスカミーリヨ役に、これまた声の無いオッサンをどこから連れて来たんだ、と配役見たらペルトゥージだった、というのが今回最大の衝撃でした。
カルメンの声ならバルツァ、ビジュアル重視(声もそれなり)ならガランチャ、何れもメト収録で決まり、ということにしたところでしたから、その目で見ると、歌も舞台も取るところ無し、となってしまいました。

Carmen-Vesselina Kasarova
Don Jose-Jonas Kaufmann
Michaela-Isabel Rey
Escamillo-Michele Pertusi
Frasquita-Sen Guo
Mercedes-Judith Schmid
Zuniga-Morgan Moody
Le Remendado-Javier Camarena
Le Dancaire-Gabriel Bermudez
Conductor-Franz Welser Most
(10.06.05追加)

 

モンタナーロ指揮マルケ州オーケストラ(2008年収録)
スルグラーゼ(カルメン)、ド(ホセ)、アルベルギーニ(エスカミーリヨ)、ルング(ミカエラ)
お目当ては勿論、グルジア出身の美女スルグラーゼです。http://www.ninosurguladze.com/videos/videos_3.html から半分以上試聴できますので、一度御覧下さい。勿論音質画質とも市販DVDの方が良いですから、お気に召されれば(私のように)お買い上げください。日本語字幕付きの日本盤があり、現在こちらの方が入手容易なようです。
私が思うに、そのまんま魔性の女カルメンです。舞台上の作りごとのはずなのですが、もしもこんな風に彼女から花を投げつけられ、セギディーリヤで言い寄られたら自分自身危ないように思えてしまいます。声もバルツァと比較さえしなければ、低音までしっかり響いています。演技力もずば抜けていて、客席からはオペラグラスが無ければ分からないであろう細かい表情まで隙が無く、これは映像でアップで見る方がずっと優るでしょう。
私としてはバルツァと並ぶお気に入りになったのですが、家内は生々しすぎて怖い、バルツァの声の迫力には及ばない、などと申します。バルツァとの比較は全くその通りですが、「生々しすぎる」の方は、近松門左衛門が述べたとされる「虚実皮膜論」でいうところの「実」に寄り過ぎている、ということなのかな、などと思っております。
元々が主役さえ良ければ他は多少凹んでもどうにかなる作品であり、この舞台は特にその主役に恵まれたことから周りは引き立てに徹している感もあるのですが、そう思ってみると、その周りも決して悪くないです。ベトナム系フランス人ドは、生真面目アジア人の風体と街のカラオケでも普通に居そうな魅力に欠ける声で冴えないのですが、その割りには「足引っ張り感」が無いのは、歌自体は下手ではなく演技はむしろ上手い方で引き立てに徹している、ということかと思います。大詰めでは、未練がましい台詞が似合うドの表情がスルグラーゼを一段と引き立てていて、他のどの映像よりも気に入っています。
ルングは「オペラ歌手としては」美人でスタイルもいいです。スルグラーゼだと「オペラ歌手としては」の注釈が不要なのですが。歌も水準以上でしょう。レイミー、ペルトゥージとロッシーニで鳴らしたバスがエスカミーリヨでは冴えない例を見てしまっていたのですが、名ダンディーニ(チェネレントラでの役名)のアルベルギーニ演じるエスカミーリヨは更に良いです。その他の端役もちゃんとやっていますし、女声合唱団は美人が多いです。但し男声合唱は平均年齢がかなり高そうです。
マチェラータ
(イタリアの街の名前)の屋外劇場での公演です。オケは下手なのか、それとも音が空に抜けてしまったのか、という締まらない音ですが、声は不満の無い水準に録れています。並みの劇場からかけ離れて大きな舞台を、照明を駆使しながら上手く使っていて、演出は中々良いです。個々には色々ありますが、全体としてスルグラーゼを上手く生かしていると思います。
なお、http://www.ninosurguladze.com/videos/videos.html にボローニャでの別のカルメンの製作過程の映像があります。スルグラーゼを美しく見るにはマチェラータの舞台の方が良いですが、製作過程でのインタビューの表情、普段着でのリハーサルの様子、など、このボローニャの映像も(にわか)ファンには見逃せません。
#リハーサルの方が本番衣装より奇麗に見えていてはいかんのではないか、とも思いますが。
(10.08.29追加)

 

 

TOPへ  オペラやぶにらみへ