自分で吊るし切りを始めたので、比較のためだけに残しておきます。

鮟鱇(あんこう)の解体

3週間前に売っていた、一匹1万円の鮟鱇の半分(5千円分)で、
刺身&鍋を3週続けて日曜の晩に楽しんで味をしめていたのでした。

また1万円クラスのがあれば半分、6000円クラスなら一匹、
と家内と相談した上で「土日市場」の同じ店に昨日(土曜日)に
行ってみると、手のひらサイズの鮟鱇しかありません。

「船は出ているから明日にはまた入ると思うよ」と言うことだったので、
よろしく、と言い残し、その通りに翌朝に行ったところ、「巨大」では
ありませんが、5800円を筆頭に大小5匹ばかり寝ていました。

「もっと大きいのもあったけど、2万円もしたんでよう買わんかった」・・・
と関西弁のはずはないのですが、そういう意味のことを言ってました。

迷わず5800円をお願いして、ついでにその解体の様子を写してきました。


1) 尻尾の先までなら50cmは超える位でしょうか。
鮟鱇は店頭では常にお腹を上にして並べられています。
(右下にもちょっとだけ見えています)


2) 「手」に切れ目をいれてから、お腹の皮の真ん中をざっと取ります。


3) パンパンの胃袋が出てきました。


4) 肝を外します。1万円鮟鱇と比べると随分小さな肝でした。


5) 胃袋の下に包丁を入れて・・・


6) 胃と腸を外します。


7) 胃の中身は俎板の下で空けるので見えませんが、魚が形のまま入っているらしいです。
その胃袋に包丁を入れます。


8) 胃袋の内側を包丁でしごきながら洗って、きれいします。


9) 腹側から背骨まで包丁を入れ、皮から後半身の身をはがします。


10) 口の辺りに包丁を入れているのだと思います。

 

以下、細かく切る工程が続くのですが、当時も、自分で解体するようになってから見直しても、
どこを切っているのか良く分かりません。。