面の木散策
2008/1/31 
ロープウェイで12分、御在所岳の頂上は別世界です。
御在所岳(ございしょだけ)
三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境にある標高1,212 mの山。
御在所山とも呼ばれます。鈴鹿国定公園の中に位置し、日本二百名山、
関西百名山、鈴鹿セブンマウンテンにそれぞれ選定されています。
鈴鹿山脈の主峰をなす山で、山麓には湯の山温泉があり、世界的規模を
誇るロープウエイが山頂に通じすばらしい山岳公園となっています。
 
この山の地質は花崗岩で、ロッククライミングで有名な藤内壁をはじめとする岩場が多く、渓流にはいくつもの滝を持っています。また、江戸時代から「菰野山」として植物の豊富なことで知られ、山麓には日本各地の多種多様な植物が観察される珍しい自然環境を有しています。
 三重県側の湯の山温泉から山頂直下まで御在所ロープウェイが通じていて、
広い山頂部は御在所スキー場となっており、そのリフトを利用して、
一等三角点のある西端の山頂まで行くことができます。
   新名神高速道路 菰野ICから御在所ロープウェイまで約10分
   ロープウェイ乗り場(標高400m)には有料駐車場があります。
 
急峻な岩壁やツツジ科の花々が美しい、変化に富んだ山で、たくさんの
登山コースがあり一年を通して多くの登山客で賑わいます。
春にはツツジや桜、そして様々な植物、夏にはアカトンボ、秋には紅葉、
冬には樹氷や冬山登山と、四季を通じて楽しむ山として最適ですが、
一方では「藤内壁」(とうないへき)などの岩肌を有し、
ロッククライミングの名所ともなっています。
冬には藤内壁のアイスクライミングも楽しめます。

鈴鹿セブンマウンテン
 鈴鹿山脈の藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、
 鎌ヶ岳、入道ヶ岳の七山