かきつばた園 無量寿寺 クリック
在原業平像
からころも きつつなれにし 妻しあれば
はるばるきぬる 旅をしぞおもふ
在原業平朝臣 古今和歌集
昔、男ありけり。その男、身をえうなき物に思ひなして～（中略）
三河国八橋といふ所にいたりぬ。そこを八橋といひけるは、水ゆく河のくもでなれは、橋を八つわたせるによりてなむ
八橋といひける。その沢のほとりの木のかげにおりゐて、かれいひ食ひけり。その沢に かきつばた いとおもしろく
咲きたり。 それを見て、ある人のいはく、「かきつばたといふ五文字を句のかみにすへて、旅の心をよめ」 といひければ
よめる。 唐衣きつヽなれにしつましあれば はるヾ きぬる旅をしぞ思ふ とよめりければ、みな人
かれいひの上に涙落としてほとびにけり。
伊勢物語 九段 東下り章段冒頭
＊更級日記 にも 八橋の名が登場している。
それよりかみは ゐのはなといふ坂の、えもいはずわびしさを上りぬれば、三河の国高師の浜といふ。
八橋は名のみにして、橋のかたもなく なにの見どころもなし。
あら 菅原孝標女（たかすえむすめ）さん バッサリでした
方厳井戸 業平の井
八橋古碑 芭蕉連句碑 杜若姫墓供養塔 と 祖風翁の句碑
かきつばた 我に発句の おもひあり かきつばた 夏もむかしの 夏ならず
鶴田卓池句碑 三尊石
鳩の鳴く 樹ははるかなり 杜若
ひともとすすき 業平竹 伝説 羽田玄喜二児の墓 辻灯篭
杜若池（心字池）
京銘菓の老舗 西尾八橋の売店 日吉神社
名鉄三河線 八橋駅 住所は豊田市になります 無量寿寺へは南へ徒歩すぐ
在原寺
かきつ姫公園
業平塚
根上がりの松 鎌倉往還
2014.5.22
