ゲーム

・マイナーRPGに光を:十三・
私の印象に残っているマイナーRPGを挙げてみます。
今回はマドゥーラの翼を・・・って久々にレトロ&マイナーでいってみます!

マドゥーラの翼
マドゥーラの翼とは、以前取り上げた弁慶外伝で有名?なサンソフトが放つ
『愛と魔法と夢の大冒険』!(『』内原文ママ)

・・・何ソノ恥ずかしいキャッチフレーズ。
だが、大丈夫だ。
何せこのマドゥーラの翼。どういう要素で話題になるかというと・・・
『萌えドット』ゲーの代表の一つとしてである。
『萌えドット』とは何ぞや?という方に解説してみんと欲す。
ワルキューレの冒険を筆頭に女主人公ゲームが増えてきた頃に発売されたこのマドゥーラの翼。
その主人公であるルシアは当時のファンタジーの女性戦士の例に漏れず、露出度の高いアーマーを装着していた。
・・・といってもあくまでパケ絵においてではあるが、 その当時の人間にとって粗いドットでも美少女戦士に脳内補間することなぞ造作もないことであったのだ。
試しに適当にググって出たプレイ画像を元に、私が適当に打ったドット絵と半分うろ覚えで描いたラフ絵を並べてみよう。
ルシアルシアルシア
再現度に疑問符がつくとはいえ、このドット絵の太ももに魅力を感じていた当時の人の凄さが伝わるだろうか?

・・・とある意味ゲーム史的に意味のある話はおいておいて、ゲーム内容に触れてみよう。
このマドゥーラの翼。
 ジャンルでいうならば、アクションRPGである。
成長要素は敵を倒した時に時折出る&ダンジョンの各ポイントにあるHPorMPの最大値上昇アイテム、 ダンジョンの各ポイントにある剣や各種魔法(それぞれ最大レベル3)である。
特に魔法は複数種類あり、ボスに合わせた選択が重要に・・・といいつつ後半フラッシュ(画面全体攻撃)ばかりになるが。
 ストーリーは、敵に奪われた不思議な力を持つマドゥーラの翼を取り戻すために、王国で唯一剣と魔法が扱える魔法戦士ルシアが戦うといった王道である。
ステージとしては全16面で各面の最後にボスが待ち構えている構成となっている。

まぁ、プレイしたのはかな〜り昔なので印象に残っているエピソードを一つ。
ラスト面でついにマドゥーラの翼を入手!
すると周囲の敵が消え、代わりに上方から火の玉が大量に降り注ぐ。
これは上方に出現したラスボスからの攻撃なのだが、上に行く方法が分からない。
それまでの戦いで疲弊していたこともあり、とりあえず回復の泉へと向かうルシア。
そこで色々試しているとどうやら下+ジャンプでマドゥーラの翼が発動し、飛べるようである。
これでラスボスと戦える!と意気込んでラスボスの所にいくと・・・
先の火の玉が降り注いでこない。
どういうことだ?とマドゥーラの翼を使い、上方へ行くと・・・
ラスボスが消滅してました。
これでクリアできる!というわけではなく、このゲームはボスを倒しフラグを立てないとクリアの扉に触れても何も起きないのである。

・・・つまり終了(´・ω・`)

ひどいのはマドゥーラの翼を使うのにMPを1000(MAXMPが5000)消費するため、 ラスボス戦前に安全を期すために回復の泉に向かうが故にハマリやすいということであろう。
(まぁ、確かリセットしてもコンテニューが利いたと思ったけれど)

 ちなみに今回ネタにしようと思ったのは、某某カロ作曲者の即興耳コピ曲がやけにかっこよかったためである。



当時結構あったパケ絵のギャルでゲームに興味を持たせるっちゅうんは、
今でいうサムネホイホイみたいなもんにゃな。
そんなにあったの、そういうパターン?
思いつくだけでも、ワルキューレの冒険、アテナ、ヴァリス、スペースハンター。
・・・まぁ、パケ絵がゲーム中に再現されるなんてのはほぼあらへんかった。
当時の青少年の心はパケ絵に弄ばれとったちゅうこっちゃ。
・・・その反動でドット絵を脳内補間できるようになったの?
ある意味そうかもしれん。
パケ絵ホイホイはワイら幼い人類にドット萌えに目覚めてくれと放たれた、
一筋の運命の矢やったのかもしれん。
・・・アンタ、人類じゃないでしょ?

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