ゲーム

・マイナーフォグゲーに光を:四・
前回紹介した「風雨来記」の続編「風雨来記2」。
 プレイした感想を喩えるなら、
町外れにひっそり佇む美味いラーメン屋を贔屓にしていたら、
雑誌等で少し取り上げられた途端にコストパフォーマンスを優先して
以前の『味』がなくなってしまって(´・ω・`)って感じ。

風雨来記2
 「風雨来記2」・・・風雨来記の正統なる続編。
今度の舞台は、前回の北海道とは全く逆!南国の地「沖縄」!
主人公=プレイヤーは、沖縄の良さをPRするネット企画「美ら島展」の助っ人ライターとして彼の地に足を踏み入れる。
今回の獲物は「ニライカナイ」・・・沖縄の伝承にその名を残す理想郷。
ソイツを探すには一人じゃ物足りないぜ!って感じでギャルっ子がワンサカ登場します。
その数なんと!3人!!

・・・って前作より減ってるジャン;
一応、キャラの紹介でもしてみんと欲す。
相馬轍相馬轍(そうま てつ=主人公)
前作に引き続き主人公。今回のこの男は一味違うぜ!
何しろほとんどバイクに乗らない!!・・・アレ?

暦芹沢暦(せりざわ こよみ)
轍に助っ人を依頼した張本人。クーデレっぽい登場だったが、
最終的にはバカップル化するのは仕様です。

海琴上原海琴(うえはら みこと)
純粋培養のウチナー。民謡と三線の達人。味覚崩壊幼児体型。
ぽややん系だが、終盤での一時期の豹変は見物。

真鶴真鶴・天継・テイラー(まづる あまつぐ)
『久遠の絆』なシナリオ展開の家出金髪碧眼巫女様。
「兄=にぃにぃ」って呼称、この娘で初めて知った。

光島田光(しまだ ひかり)
前作では回想のみ登場の轍の幼馴染(故人)。
今回ついに透け透けで登場!・・・アレ?


4人いるっ!?


(((((;゚д゚))))って感じですが、だらしない轍のためにアチラ(ニライカナイ)からお越しになったと思うと・・・(号泣)

・・・さて困った。
今までのゲームコンテンツのネタからすればかなり最近プレイしたものなのに、 微妙に何を書いてよいものかわからない。

そうだ!こんな時こそ、プレイしていた当時に書いた簡易ブログだ!!
・・・というわけで当時の簡易ブログログを貼ってみたり。

とりあえず一回目クリア、と。2005/11/23
風雨来記2、一回目クリアしました。この手のゲームなのに1プレイ15時間ってスゴ過ぎ;
そういえば久遠プレイ時は気付いたら朝だったってことがあったりなかったり;フォグゲーはテキスト多いですから。
 今回は一人旅クリアが出来ないのか、途中強引にヒロインシナリオに入り、期限のはずの30日以上続いてびっくり;
前作はフェリーで準ヒロイン達と顔合わせした後は女っ気なしの北海道取材旅行を楽しめたのに;(私にギャ○ゲーをやる資格はない!)
 まぁ、今作のテーマは前作の「旅は出会いと別れ」ではないので仕方ないといえば仕方ないですけどね。
今回クリアしたのは海琴シナリオでしたが、結構考えさせられる部分が多かったですね。
 それまで当たり前のように出来ていたこと。それが出来なくなって初めてそれの大切さ、それを自分がいかに好きであったか思い知らされる・・・海琴シナリオの「転」の部分です。
人は当たり前を当たり前と思ってしまいますからね。それがどんなに貴重なのか、そこから離れてみないと解からないということは多くあります。
でも本当に好きなものならば、どんなに上手くいかなくても続けるだろうし、例え何度離れてもいずれはそこに帰結する・・・そう思いたいです。
 さて、次はどのシナリオにするかな?
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  途中データから暦シナリオへ 2005/11/26
  ふぁ、眠zzz
といっても「朝までゲー」ではなくて早めに寝てしまったので変な時間に眼が覚めて、風雨来記2やってたからなのですが。

タイトルのように途中データから別シナリオにいけました。
今までのようにフラグ管理しなくても同時進行可能なのは楽だけど、ゲームとしてみると攻略し甲斐がないなぁとか思ったり。
海琴シナリオはそうでもなかったけど、ヒロインが心を開いて主人公のわだかまりが氷解した後、急にラブラブバカップル化するのはどう見てもフォグ仕様です。本当にありがとうございました。
・・・まぁ、その後の「転」で叩き落すための前振りなわけですが(前作は特に)。
 それより気になったのは今週のファ○通のランキング、風来2もランキング対象のはずですが、30位の「GC版牧場物語」の本数が3603。
風来2はランキング外でした。
つまり初回販売本数はそれ以下ってことに・・・orz
 本館の掲示板に書きましたが本当に大丈夫、フォグ?
売れ線の迎合ゲーを出さないと会社としてはマズいけど、それを出さないことを評価されてもきていたわけだから・・・ジレンマですね。
 むぅ、ファン歴は5〜6年と浅いですが本当に心配になってきたり;
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  全クリ完了と。 2005/11/26
  途中データを使って、暦、真鶴シナリオもクリアしました。
もっとも真鶴だけは海琴シナリオがかなり進行した後だと「アマミチュ」が消えてしまっているため途中で展開が途絶えてしまい、さらに前のデータからやり直す羽目になりましたが。
その真鶴シナリオ、ヒロインが金髪碧眼な点を除けばどう見ても「久遠の絆」です。本当にありがとうございました。
もっとも日本神話でなく沖縄?神話でしたが。
 まぁ、これで気兼ねなく旅ゲーができます。前作と比べると自由度が少ないのが残念ですが;
 ところでただのギャ○ゲーと思われても何ですので少し解説を。
前作のテーマは「旅は出会いと別れ」。新たに出会うために別れる。将来別れるために出会う。
解釈は様々でしょうが、切ないお話ばかりでした。
対して今回のテーマは「旅は人と人がつながること」。
人は新たなつながりを求めて旅を続ける、でもそれは過去に形成したつながりを断ち切ってということではない。
そのためか別れはするけれども、どれも希望を持たせる終わり方をしていました。
 「旅は人と人とがつながること」
ゲーム自体がネット媒体でのルポを書くシステムだからでしょうか、簡単にそれを実感できるのはリアルよりもネットなのかもしれないと思ったり思わなかったり。
 ・・・柄にもないな(−−;)


ホント、柄にもないこと書いてるな(´・ω・`)

ちなみにこの文章内で興味深い記述がある。それは『前作と比べると自由度が少ない』
これは、前作がバイクでの移動をシミュレートしたツーリングシステムにより、自分で道を模索しながら『旅』が出来たのに対して、 今作では目的地をクリックすると自動的に目的地に到達してしまうという『観光旅行』状態なことを指している。
正直、これは『旅ゲー』としては致命的だったように思う。
なにせ前作の作品内で、主人公が駐車場に止まる観光バスの旅行者に対して上から目線で感想を述べていた節があるにもかかわらず、 今作で彼が行っている取材先へのアプローチはそれと大差がないからである。
・・・作中で主人公自体がそれに気付いて、屋上でテント張ったりしてハングリーさを思い出そうとする辺りは ある意味、メタファー(暗喩)なのかもしれないが。

・・・というように個人的には前作が好きだっただけに微妙に残念な作品(´・ω・`)
そのため、『風雨来記』はかなりオススメするが、2からプレイすることはオススメしない。

なによりおまけの花札がないので、オススメしないがナンクルナイサー。
結局『ニライカナイ』は何だったの?
あったの?なかったの?
ソイツは心のずっと奥の方にあるものなんや。
情熱の真っ赤なハイビスカスってヤツやな。
全ての命と災いはそこで生まれ、そこに帰るんや。
つまり極楽浄土みたいなものなのね。
誰も皆、行きたがるが〜遥かなニライカナイ〜ってこと?
あんさん、そのネタはなんぼなんでも古過ぎるで?
見た目は前も後ろもわからんガキなんに中身はバb・・・
ニライカナイにカエレ

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