ゲーム

・マイナーフォグゲーに光を:参・
ある意味このゲームコンテンツの生みの親ともいえる作品「風雨来記」
今まで紹介したフォグゲーの中では一番一般的にオススメできる作品です!
・・・なぜなら

 「風雨来記」・・・マイナーフォグゲーに光を:弐の「みちのく」同様の旅ゲーである。
今度の舞台は悠久なる北の大地「北海道」!
主人公=プレイヤーは、ネット企画「心光展」の題材探しにこの地にやって来た若き旅雑誌記者。
主人公はその企画での上位入賞を目指しつつもどこかやるせない想いを抱いていた。
それは、彼の胸に秘められた、過去に見失った「最高の場所」を求める想いであった・・・。
悠久の大地での様々な場所、人との出会いが彼を少し大人にする・・・!

・・・と書くと、「どうせおんにゃのこと出会って、札幌の時計台でも巡ってラブるだけだろ?」
と思われるかもしれない。
否!である。

そもそもスタート地点は釧路港。道西である札幌、函館などの主要観光地には一切足を踏み入れないのである!
しかし!それ以上に!

製作者「プレイ前に一つ言っておくことがある。
お前はクリアするのに『ヒロインとの交流』が必要だと思っているようだが・・・別にヒロインと交流しなくてもクリアできる」


主人公「な、何だって!?」

製作者「そしてメインヒロインにはまったく会わなくてもクリアできる。あとは好きなスポットを巡るだけだな」

(ゴゴゴゴ)

主人公「フ・・・上等だ・・・オレも一つ言っておくことがある。
このオレは「心光展」で上位入賞しなくてはいけないと思っていたが別にそんなことはなかったぜ!」


・・・と、そんな感じでヒロイン攻略&ネット企画そっちのけにして、取材スポットを自分の意志で巡り楽しめてしまう。
特に主人公はバイク乗りなため、スポットまでの道を地図を見ながら進み、迷い、引き返し、迷い、 このままじゃ体力が持たないからここら辺でキャンプして明日続行!さらに迷った先で隠れスポットに行き着くなど まさに『疑似旅』を味わえるゲームなのである!

・・・まぁ、この部分はプレイしてみないと伝わらないので普通にキャラの紹介でもしてみんと欲す。

相馬轍相馬轍(そうま てつ=主人公)
主人公。見た目は『久遠の絆』の主人公と同じ?
独り身で進めるとよく夜に吹くブルースハープが切ない。

時坂樹時坂樹(ときさか いつき)
メインヒロイン。前述のように会わずにクリア可能。
会いたくない時は最初の週の摩周湖スルー推奨。

滝沢玉恵滝沢玉恵(たきざわ たまえ)
実年齢年上、精神年齢年下。ナイスボデーの持ち主(笑)
行きのフェリーで必ず出会うが、その後は任意。

斉藤夏斉藤夏(さいとう なつ)
病気休学中の女子高生。斉藤冬の双子の妹。
行きのフェリーで必ず出会うが、メールスルーでサヨナラ。

斉藤冬斉藤冬(さいとう ふゆ)
病気休学中の女子高生。斉藤夏の双子の姉。轍のファン。
行きのフェ(ry『何もないところで転ぶ』属性持ち。

森岡由美森岡由美(もりおか ゆみ)
『みちのく』に引き続いて登場&進化の女医さん。
独り身救済用の?隠れキャラ。みちのく(花札ゲー)化する。

シナリオの紹介を・・・と思ったがネタバレしてしまうのも何だかなぁと考えていた矢先、私はあることに気付いた!
それは各ヒロインと『やるドラ』のシナリオとの相関関係である!
時坂樹 <参考>『季節を抱きしめて』

「季節を抱きしめて」が桜が生んだ奇跡または呪いとするならば、 こちらは摩周湖に映る月が生んだ奇跡または呪い。
トドマツの墓場「トドワラ」でのイベントは泣ける!かも。

滝沢玉恵 <参考>『サンパギータ』

知らずの内に踏み込んだ社会の闇との対峙。
二人の信じる想いは奇跡を・・・起こさない!(苦笑)

斉藤夏
斉藤冬
<参考>『ダブルキャスト』

「私、“嘘”には詳しいんです」
「“嘘”は・・・よくないんですよ?心が壊れちゃいます」
普段温和な冬の言葉は何を意味するのか?
そして、夏と冬の休学理由である病気とは何なのか?

余談だが、PS2のリメイク版だと中の人が
「圭一君は、レナに“嘘”ついてないかな?かな?」
「嘘だっっっっ!!!!!!!」

の人に変更しているのは何かの策略ですか?(未プレイだが)

森岡由美 <参考>『雪割りの花』

(主人公のバイクと自動車との)接触事故未遂により記憶を失った女性。
彼女は、次第に主人公に亡くなった恋人の姿を重ね始める・・・だが彼女は!


ああ、そうそう。
大事なことを書き忘れていた。
この『風雨来記』のテーマは「旅は出会いと別れ」である。
そのため、前述のヒロインの誰一人とも結ばれることはないのだ。
・・・ん?さり気なくとんでもないネタバレをしてしまった。どうしよう〜(納谷悟郎声で棒読み)

ともかく、目的のない旅の雰囲気や出会いと別れの切なさが味わいたい方には是非ともオススメしたい一品であります。

アレ?確かこのゲームってわたしの生みの親っていう・・・
せやな。
由美編クリアで追加される花札モードを
さんざんやり倒したんが花札にハマルきっかけやったはずやし。
何というか複雑な気分・・・
世の中にゃ某帝都を守る眼鏡チャイナ娘との花札で
「こいこい」覚えたんもいるんやし、きっかけはなんでもええやん。
生まれたことに感謝すべきってこと、ね

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