麻雀戦術 

中級編 8.ワンチャンスとノーチャンス

例題.
 

 例題の捨て牌で、相手からリーチがかかりました。

 例題の局面での自分の手牌が、
  ツモ です。

 他の2人の捨て牌を見てみますと、
  西家の捨て牌
  北家の捨て牌

 のような捨て牌になっています。

 ここで、自分の手の中にあるが、100%通ることが分かりました。
 では、どうして通ることが分かったのでしょうか?
 

 は、自分で3枚、場に1枚出ているので、タンキ・シャンポン待ちの可能性は、0%。
 は、自分で2枚、場に2枚出ているので、のリャンメン待ちの可能性は、0%です。
 このように、が、100%通ることを「ノーチャンス」といいます。

 逆に、が、場に1枚しか出ていない場合は、
 残りの1枚のを使って、のリャンメン待ちの可能性が、一つ残っていますで、
 こののリャンメン待ちで、待たれている可能性のことを「ワンチャンス」といいます。

 暗刻スジで、説明しましたように、
 相手がテンパイをしてから、暗刻を切って行くのは危険ですが、

 自分の手牌と場に出ている牌を見て、
 「ノーチャンス」と分かれば、暗刻を切って行くことが可能となります。

 ですが、ワンチャンスの場合、その名の通り、
 「ワンチャンス」だけ可能性があるので、注意して切って行ってください。
 


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