スノースクート 2シーズン目!
07.01.04


MOVIE

スノースクートを始めて2シーズン目に突入しました。
実は
先シーズンにMyスクートを買っていたのでした。
理由として、レンタルのスクートが鉄フレームの旧式でアルミ製ではなく
非常に重かったこと(たぶんレンタルモノは鉄製が主流のよう)
また、たまたま自宅から車で10分程度のところに偶然
HPでも紹介されているマニアックなスノースクートの専門店があったこと
(セブンスクエア:http://www.sss7.net/
などが、決定的な購入理由になりました。


コレが購入したMyスノースクート

どうやら、スノースクートには「SUNN」というメジャーブランドが
あるようなんですが、私が買ったのは「WAILER」という無名なシロモノ。
でも、安い!!
しかし、フレームはなぜか「SUNN」とまったく一緒?
ホントかよと思いながら「SUNN」のモデルと比較すると
確かに見た目、形はまったく一緒。
しかも、アルミフレームで、レンタルの鉄製と比べると
メチャ軽い!!
板の製造元は違うけど、オガサカだから
別に怪しいメーカーではない。

正直、レンタルの鉄製(メーカー:SUNN)は旧式で
その重さときたら、リフトに乗っている間中、苦痛になってました。
アルミフレームは比較にならないほど軽い。
「この値段は今しかないよ」の声と、何といっても
その”軽さ”に魅かれて購入を決意。
(デザインはちょっとダサいけどね・・・)

でも結局、先シーズン
このMyスクートを試す機会は1回しか無く
人も多くて満足に滑ることが出来なかったのでした。

しか〜し!!
たぶん1歳の子供を持つ父としては
今シーズン、これが最初で最後のスクートに行けるチャンスを
年明け早々、手に入れることが出来たのです。
しかも、行き先は開田高原マイヤスキー場。
ここは、比較的混み具合もほどほどで初心者向きのゲレンデ!
2日に渡り、マイヤスキー場での2シーズン目の感触をレポートします。

昨シーズンはレンタルもののスクートで1日。
更に、Myスクートで1日の2日分、初めて乗る機会を得たのだけれど
「コレなら大腿義足を履いたままでも何とかなる」という感触までは
分かったものの、正直「面白いのか?」と言われると
余裕が無くて、そこまで理解するのは無理というのが
正直なところでした。

でも、今回は人の少ないスキー場で、かつ
泊まりで2日続けて行けるという、初心者にとっては最高の条件が整いました。
初日の1本目は、ホンネ「キツイ」の一言でした。
昨シーズンほど「コケてばかり」という事は無かったけど
2キロ以上あるロングコースを私の体力と技術では
何回も、休憩を取りながらでないと下まで降りてこられない。
やはり普段の運動不足が見事にたたっている(汗

結局、初日はこのクワッドで上がるロングコースを3回。
2日目に2回こなすのが限界でした。
そんな中、私なりに導き出した感触は

1つ目
「大腿義足でも体力さえあれば必ずこなせる」
2つ目
「技術レベルは大腿義足で自転車に乗れれば必ずスノースクートもこなせる」

ということです。
楽しいかどうかは、正直、今回も滑るのに精一杯だったのと
体力的にキツイ!
(これは私の日常の運動不足と30後半という年齢によるところもあり)
ということもあり、良く分かりませんでした。
ホンネを言えば
健常の頃の「スキー」や「スノボー」で味わっていた快感とは
ちょっと違うかな?といった感じです。

ただ、それでもスピードを上げていくと
ゲレンデで味わう独特の「冷たい風」を感じることが出来るし
カーブの際のステップワークは、以前やっていたスキーを彷彿とさせてくれて
何か「日常とは違う」というスキー場のゲレンデ特有の
空気を感じることが出来ました。(笑

でも、ココが大きなポイントのように思います。
もし、何らかの理由で大腿義足になり、もう自分が
「スキー場のゲレンデの独特の雰囲気とは縁が無い」
と諦めるのではなく「スノースクートなら何とかなる」という選択肢があれば
素晴らしいことだと思うんです。
私も、いつか自分の子供と一緒に冬の雪山でウインタースポーツを
楽しみたいし、少なくともスノースクートを続けていれば
その機会は手元にあるんです!
それに、コレを機会に普段から「体力をつけなきゃ」という
意気込みにも繋がりそうです。(笑

今回の結論としては
大腿義足を前提として
身近にウィンタースポーツをしたい人には「スノースクート」は
お勧め!
更に、体力に自信のある若者には「スノボー」の
選択肢もあるよ!
といった感じです。


開田高原マイヤスキー場から見る御嶽山
サイコーの天気でした!!
この時期にしては、今年は積雪が少なめですね