RedHat(Linux)でCATV接続用サーバー構築
RedHat(Linux)でCATV接続用サーバー構築


10.付録(よく使うコマンドなどTips)

■リスタート

ネットワーク /etc/rc.d/init.d/network restart
dhcpd /etc/rc.d/init.d/dhcpd restart
apache /etc/rc.d/init.d/httpd restart(service httpd restart)
sendmail /etc/rc.d/init.d/sendmail restart
qpopper /etc/rc.d/init.d/xinetd restart
nat /etc/rc.d/init.d/ipmasq restart
ftp /etc/rc.d/init.d/xinetd restart

■デーモン(動いているアプリケーション)の確認

ps axc | grep xinetd

■バックアップ(圧縮あり)

cd /
tar cvfz /tmp/etc.tar.gz etc --exclude ld.so.cache

復元(圧縮あり)
cd /
tar xvfpz /tmp/etc.tar.gz


バックアップ(圧縮なし)
cd /home
tar cvf /home/home_atsuro-bak.tar atsuro

復元(圧縮なし)
cd /home
tar xvfp home_atsuro-bak.tar
ディレクトリーごと復元(上書き)される

f:ファイル(必須-ないとテープになる)
c:アーカイブを作る
t:中のリストを見る
x:展開する
v:経過を見る
p:パーミッション情報をすべて使用する
z:圧縮する

*.tarのある場所を基準にしてその下に../test/..ができる

/etc/backup.shで作った、home_atsuro-bak.tarなどは、
/homeにいれて、解凍
#cd /home
#tar xvfp home_atsuro-bak.tar
#tar xvfp home_qwe-bak.tar
#tar xvfp home_spineDR-bak.tar

■/homeを/usrにリンクするには

/homeがいっぱいになって、/usrに移す場合

/homeを使うサービスを停止する
cp -a /home /usr
mv /home /home.bak
ln -s /usr/home /
ls /home で表示されればOK

■linuxconfによる設定

いろいろわかりやすく細かい設定ができます。
#kon
#linuxconf

まずは、外からftpでドキュメントなどが取り出せるようにするために、
設定-ネットワーク-クライアント事項-ネットワーク経路-標準ゲートウエイの
標準ゲートウエイの設定:192.168.0.254 を
標準ゲートウエイの設定:210.ddd.ggg.www に変更します。
[X]ルーティングを有効にする。
これで、ftpのレスポンスがよくなります。

2001.5これで2枚目のNICを認識させる

■xxxx.gzファイルのドキュメントを読むには

.gzファイルは、gunzip xxxxxx.txt.gz で解凍され、xxxxxx.txtになるので、viとかemacsで見ることができる。

■vi(エディタ)の使い方

viは「コマンドモード」と「テキスト入力モード」を切り替えて使います。

「コマンドモード」
  ↑esc  ↓iaoなど
「テキスト入力モード」

#vi ファイル名 [Enter] で起動します。

 viの簡易マニュアル
←↓↑→ でカーソルを動かします。(コマンドモード時のみ)
文字入力モード A、I、Oのいずれか
終了したら ESC でコマンドモードへ
1行削除 DD
1文字削除 x(カーソル)、X(カーソルの左)
保存終了 SHIFT+zz (ZZ)
強制終了 コマンドモードで:を押した後画面下に:が表示されます。そしてq! [Enter]
コピー  コピーしたい行で ESC でコマンドモードにし、yy でコピー
ペースト p(カーソルの下)、pp(カーソルの上)にペースト

Viのその他の詳細な使い方は省略します。

■よく使うUNIXコマンド

●ネットワーク環境のチェック

 #ifconfig -a
 #netstat -rn
 #tcpdump -i ep0 -e
 #ping 192.168.13.1 & ←裏で走り続ける 「ps ax」でみて、「kill [No]」で止める

●実行できるファイルにする

 ------ chk.sh --------------
 #!/bin/sh
 ping -c 3 192.168.13.1
 ping -c 3 210.rrr.uuu.ttt
 ifconfig -a
 tcpdump -i ed1 -e
 ------------------------------

 #chmod 755 chk.sh

 実行するときは、#sh chk.sh

●Ethernetアドレスのエイリアスの設定

 #ifconfig ep0 alias 192.168.1.1 netmask 0xffffffff

 これで、もう1つのアドレスがNICに割り当てられました。つまり1枚に2つのIPアドレスがつけられる。
 この1行を/etc/rc.localにいれてもOK

●ファイルの解凍

 #tar zxvf ***.tar.gz
 #make         ←必要なら解凍したディレクトリで
 #make install     ←必要なら解凍したディレクトリで

●ファイルの検索

 #find / -name [filename]

 #whereis sendmail
  → sendmail:/usr/sbin/sendmail
 #whereis perl
  → perl:/usr/bin/perl

 #which perl5
  → /usr/local/bin/perl5

●ファイルのコピー、削除、移動(名称変更)、ディレクトリ作成

 #cp aaa bbb

 #rm -r /sato ←ディレクトリーごと削除

 #rm -rf/sato ←確認なしのディレクトリーごと削除

 #mv /sato/ip_fil3.2.10 /usr/local/bin/  ←/usr/local/bin/ip_fil3.2.10 に移動する

 #mkdir sato

 #cd /sato ←ディレクトリーの移動

 #pwd ←現在のディレクトリの確認

●ftpするとき

 #ftp 192.168.13.50 ←相手先
  Name:anonymous
  Pass:anonymous
  binary
  get ****.tgz

 終了は、exit?? か quit?? か ctrl-c??

●再起動、終了、ログアウト

 #reboot
 #halt
 #exit


■ローカルIPアドレス

これらのIPアドレスはインターネットでは使用せずに、ローカル(イントラネットなど)の環境で使用するIPアドレスです。

10.0.0.0 - 10.255.255.255
172.16.0.0 - 172.31.255.255
192.168.0.0 - 192.168.255.255