7.smtpサーバー(sendmail)のインストール |
■SMTPサーバをインストール
cgiなどでsendmailを使うときにsendmailがインストールされている必要があります。
RedHat7.1ではsendmailは勝手にインストールされていた。
#whereis sendmailで
/usr/sbin/sendmailにあることが確認できます。
sendmail.cfは何もしなくてもcgiからsendmailは使えるようです。
SPAM対策ができているか心配ですが、、、
sendmail.cfをつくるCFはメンテナンスが打ち切られたが、古いsendmail.cfでも新しいsendmailを動かすこともできるようだ。
本格的なSMTPサーバーならCFでsendmail.cfを作る必要があります。
■rootのメールの転送設定
マイサーバーの状況を他のWindowsマシンから見る場合など、root宛てのメールを、自分の普段使っているメールアドレスに転送するようにします。
#vi /etc/aliases
#Person who....
#root: marc
root: atsuro@abcd.**.jp ←最後の行にこれを追加する
これでroot宛てのメールをatsuro@abcd.**.jpに送ることができる
保存したら、#newaliases で変更を反映すること
なんかワーニングが出る(sendmail.cfが古いとき!?)。
■sendmailをインストールするには
#mount /mnt/cdrom でCD-ROM(No.2)をマウントする
(取り出すときは、umount /mnt/cdrom)
#cd /usr/local/src
#tar xvzf /mnt/cdrom/article/sendmail/sendmail.8.11.3.tar.gz
#cd /usr/local/src/sendmail-8.11.3
#make
#make install
■CFでsendmail.cfを作るとき
#vi sendmail.def
ACCEPT_ADDRS='fmv5133.catv.**.jp' 受け取るマシン名.ドメイン名
MAIL_RELAY_RESTRICTION=yes リレーは制限をする(yes)にすること
LOCAL_HOST_IPADDR='210.***.***' ←IPアドレスのはじめの3つを指定する
LOCAL_HOST_DOMAIN='catv.**.jp' ←自分のドメイン名を指定する
ACCEPT_ADDRS='user@mydomain.or.jp user@fmv5133.mydomain.or.jp'
こうすれば、受信あて先がどちらのアドレスでも受信できるようになります。
cd-romからコピーしたファイルなので、viで書き込み時に警告が出ますので、:w!で書き込んでください。
■/etc/hostsの設定
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
このままでOK
■ログをチェックする
/var/log/xferlog に記録されます。
■その他の注意点
アカウントは xxx@fmv5133.catv.**.jp
xxx@fmv5133.catv.**.jpから外(サーバの外)へメールできますが、このサーバfmv5133がDNSに登録されていないので、外からのメールは届きません。
サーバ内のユーザ同士(xxx@fmv5133.catv.**.jp)のメールのやり取りは出来ます。この場合はpopサーバーがインストールされていないと、受信することができません。今回は必要ないのでpopサーバー(qpopperなど)のインストールはやめました。