6.FTPサーバー(wu-ftpd)のインストール |
■wu-ftpdをインストールする(CD1より)
#rpm -i /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/wu-ftpd-2.6.1-16.i386.rpm
これでインストールができます。
#/etc/rc.d/init.d/xinetd reload
これで設定を反映します。
7.0ではOKだったが、7.1では、これだけでは動かないので、/etc/xinetd.d/wu-ftpd を編集します。
#vi /etc/xinetd.d/wu-ftpd
disable = yes
↓
disable = no
#/etc/rc.d/init.d/xinetd reload で使えるようになる
■ユーザー(user3)にftpを禁止するには
vi /etc/ftpusers
このファイルにFTPを禁止したいユーザーを追加する。
user3を最後の行に追加する
一時的にrootでFTPしたいときは、root→#rootにする
7.0の時はできたが、7.1になってからこれでもrootでは使えない!?→調査中
■許可するユーザー(user1)のディレクトリを作る
user1がftpできるように
#chmod 755 /home/user1
#chown user1 /home/user1
#chgrp user1 /home/user1
■user1とuser2が自分のディレクトリより上を見れないように設定する
#vi /etc/passwd
(または #vipw)
user1:x:500:500:guest:/home/user1:/bin/bash
user2:x:500:500:guest:/home/user2:/bin/bash
↓
user1:x:500:500:guest:/home/user1/./:/bin/bash
user2:x:500:500:guest:/home/user2/./:/bin/bash
#vi /etc/ftpaccess
guestgroup user1 user2
1行を加えて、user1とuser2をゲストにする。
7.1では、これだけでOKだったが、7.0の時は、これプラス、ユーザーディレクトリに/etc /bin /libを作った。
/home/user1/bin にはlsを入れ、/home/user1/etcは空っぽ、/home/user1/libは/libをコピーしたらできた。
■FTPできる接続先を限定する
#vi /etc/hosts.allow (TCPラッパーでアクセスロック)
#ALL : catv.**.jp ←通常はこれでいいはずだが、DNSの関係なのか×
ALL : 203.***.***. ←上記がダメなので、203.***.***.xxx(xxx=0-255)は許可する
#vi /etc/hosts.deny (TCPラッパーでアクセスロック)
ALL:ALL
hosts.allow以外はすべてロックする
DNSの関係でドメイン名の指定はダメなのか?とりあえずIPアドレスにした。
■FTPしたログファイルは?
#cat /var/log/xferlog でFTPした履歴が見れます。
#cat /var/log/secure で不正アクセスされたログが見れます。