RedHat(Linux)でCATV接続用サーバー構築
RedHat(Linux)でCATV接続用サーバー構築


4.linux(RedHat)のインストール

■CD-ROM から起動した場合の手順

FMV-5133D3 の電源を入れて、「CTRL+ALT+ESC」を押し、「BIOS Utility」を起動する。
「Load Setup Default Settings」でデフォルトの設定に戻す。
「System Security」を選択し、「Boot from CD-ROM」を「Enabled」にする。

RedHat Linux 7.1J の CD-ROM を入れる。

「ESC」を2回押して Do you want to save CMOS data? を [Yes]にする。

CD-ROM から起動され、Red Hat Linux 7.1J の画面が表示されたら
「boot:」 で、リターンキー(以下[Enter])を押します。

インストーラの画面が表示されるまで待つ。
なぜかマウスを接続しているのに、グラフィカルなインストール画面にならない。2ボタンマウスはダメなのか?とりあえず、テキスト表示のインストーラでインストールした。
[tab]キーでカーソルの移動。[Enter]キーで決定。

Language Selection
Japanese
OK

キーボードの選択
jp106
OK

Red Hat Linux へようこそ
OK

インストールの種類
カスタムシステム
OK

自動パーティション設定
手動のパーティション設定
OK

ディスクの設定
Disk Druid

パーティションの設定を次のようにする

パーティション:追加
マウントポイント:/
サイズを自動調整しない
サイズ:1000 MB
パーティションタイプ:Linux native
ドライブ:[*]hda

パーティション:追加
マウントポイント:/var
サイズを自動調整しない
サイズ:512 MB
パーティションタイプ:Linux native
ドライブ:[*]hda

パーティション:追加
マウントポイント:
サイズを自動調整しない
サイズ:128 MB
パーティションタイプ:Linux swap
ドライブ:[*]hda

パーティション:追加
マウントポイント:/home
サイズを自動調整する[*](スペースキーを押す)
サイズ:5000 MB
パーティションタイプ:Linux native
ドライブ:[*]hda

---------------------------------------------------------------------
マウントポイント:デバイス:要求サイズ:実サイズ:タイプ
/ :hda2:1000M:1004M:Linux native
/home :hda5:5000M:6400M:Linux native
/var :hda6: 512M: 517M:Linux native
:hda7: 128M: 133M:Linux swap
---------------------------------------------------------------------
ドライブhda:[1027/255/63]:合計8056M:空き1M:使用8055M
---------------------------------------------------------------------
このようにしました。

変更内容を保存する
はい

メモリ不足
このマシンには十分なメモリがありません。...スワップ領域を有効に...
はい

再起動の指示が出たら再起動をする

フォーマットするパーティションの選択
[*]/dev/hda2 /
[*]/dev/hda5 /usr
[*]/dev/hda6 /var
OK

LILOの設定
リニアモードを使用しない
OK

LILOの設定(ブートローダー)
/dev/hda マスタブートレコード(MBR)
OK

LILOの設定(ブートのデフォルト)
Linux Native に * をつける
OK

ネットワークの設定
[*] bootp/dhcp を使用する
OK
(2枚目のNICの設定は後?)

ファイアウォールの設定
(*)中
カスタマイズ
信頼するデバイス[ ]eth0,[ ]eth1 設定しない
進入を許可
[*]DHCP,[*]WWW(HTTP),[*]Mail(SMTP),[*]FTP 進入の許可にする
[ ]SSH,[ ]Telnet 進入の許可をしない
OK
OK

Red Hat Linux 7.1 インストール後、ファイアウォール設定をやり直す場合は、root権限で「setup」コマンドを実行し、ファイアウォール設定ツール(Firewall configuration)を選択して下さい。

マウスの選択
マウス:Generic 2 Button Mouse(PS/2)
[*]3ボタンマウスのエミュレーションを設定する
OK

言語サポート
[*]Japanese
OK

タイムゾーンの選択
ハードウエアクロック...設定しない
アジア/東京
OK

rootのパスワードの設定
適宜設定してください
OK

ユーザーの設定
適宜設定してください(仮にuser1(自分),user2(友人用)としておきます)
OK

認証の設定
[*]シャドウパスワードを使用
[*]MD5パスワードを有効にする
あとは[ ]
OK

パッケージグループの設定
[*]ネットワーク接続ワークステーション
[*]Webサーバ
[*]ネットワーク管理ワークステーション
[*]カーネル開発
OK

インストールの開始
インストールログは、/tmp/install.log に保存されます
OK

ファイルシステムのフォーマットが始まります。不良ブロックをチェックすると数十分
インストールの準備をしています。数秒
インストールが始まります。(時間は段々短く(正確に)なるようです)
約20分経過してインストールが完了します。

途中でCD-ROM2を入れ替える指示に従います。

ブートディスクの作成(インストール用に作ったブートディスクではありません)
起動ディスクとするフロッピーを入れます。
OK

「インストールが完了しました」のメッセージに従い、FD を取り出します。
終了
終了時に CD-ROM が出てきますので急いで CD-ROM を取り出します。

再起動時に、「CTRL+ALT+ESC」を押し「BIOS Utility」を起動し、
「Load Setup Default Settings」でデフォルトの設定
(CD-ROM から起動しないようにする)に戻す。
「CTRL+ALT+ESC」の指示の画面で止まり起動しない場合があるので、その場合は電源スイッチを切って入れなおすとよい。

起動時に Linux と DOS を選択できます。(ctrl-Xでテキストモードになります)

終了方法は、
root でログインして、
#shutdown -h now [Enter] (再起動はreboot)
で終了します。

linuxconf をインストールします

linuxconfがインストールされていません。linuxconf をインストールします。
linuxconfはインストールCD2に入っていますので、このCDをセットした後、
# mount /mnt/cdrom
# rpm -i /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/linuxconf-1.24r2-10.i386.rpm
# umount /mnt/cdrom
とすることで、linuxconfをインストールすることができます。

インストールが終了したら、ホスト名がlocalhostになっているので変更します。
#linuxconf (起動できないときは/sbin/linuxconfなどフルパスで)
fmv5133.catv.**.jp などとする

The オフィシャル Red Hat Linux カスタマイズガイド
http://www.jp.redhat.com/manual/Doc71/RHDOCS/rhl-cg-ja-7.1/index.html

■ログイン&ログアウト&終了

ログインするには、
login: に、ユーザ名(user1)を入力します。
Password: に、パスワードを入力します。

プロンプトは、rootでログインすると#、それ以外では、$になります。

日本語表示する場合
konという漢字コンソールエミュレータを使うことにします。コマンドラインにkonと入力してください。
#kon

#ls -l としてみると、漢字が表示されているかがわかります。

konを終了するには、
#exit

ログアウトするには、
konを#exitで終了した後
#logout または #exit(もう一度)

終了するには、
rootでログインして、
#shutdown -h now または #halt

再起動するには、
rootでログインして、
#reboot