1.何がしたいのか?.... |
我が家もケーブルテレビ(CATV)のインターネットサービスに加入しました。NTT等の通話料金は気にしなくて良いし、スピードもISDNより早くて快適です。しかし、ケーブルテレビのインターネットサービスもユーザーの希望どおりの完璧ではありません。
そのような問題点(会社によって異なりますが...)を何とか克服できないだろうか? ということで、まだまだ実験中ですが、RedHat7.1 (UNIX) を使い、自宅にプライベートサーバー(DOS/Vマシン)を立ち上げることによって対応できたものについて、設定などの情報を公開しました。
ただし、他人にアクセスを許可したり、その他ケーブルテレビ(CATV)側との契約で問題が生じるおそれがありますのでご注意ください。また、UNIXについては素人ですので、間違った表現や記載があるかもしれませんが、ご指摘くだされば幸いです。
問題点 1) CGIが使えない (掲示板、チャット、アクセスカウンターもサービスしていない)
ケーブルテレビのインターネットサービスがCGIを許可してなくて、さらにあらかじめ使って良い物も提供していない場合は、自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、perlを利用することにより可能になります。
問題点 2) 与えられているホームページ容量が少ない
ケーブルテレビのインターネットサービスの容量が足りない場合、自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、wwwサーバーソフト(apache等)を利用することにより可能になります。さらに、DHCPからアドレスを取得している場合、リブートしたりすると、IPアドレスが変わってしまうことがあります。そんなときは、CATV上にジャンプするホームページを作っておき、アクセスする人はそこを「お気に入り」に登録しておいてもらって、そこからマイサーバーにジャンプするようにしておくと、IPアドレスが変わったときでも、自分だけがジャンプ先を変更しておけば、ユーザーが迷子にならなくてよいです。さらに高度な方法として、IPアドレス自動登録(変更)プログラム(ipftp.pl)により、わざわざ自分で書き換える手間がなくなるようにできます。
問題点 3) FTPサーバーがない(メールでは送れないような大きなデータを交換したい)
ケーブルテレビのインターネットサービスのメールの扱い容量が足りない場合、自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、ftpサーバーソフト(wu-ftpd)を利用することにより可能になります。
問題点 4) メールが外部のネットワークから見ることができない
自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、proxyサーバーソフト(delegateなど)を利用することにより可能になります。
問題点 5) 掲示板が外部のネットワークから見ることができない
自宅にプライベートサーバーを立ち上げ、proxyサーバーソフト(delegateなど)を利用することにより可能になります。
問題点(その他) FreeBSDで構築したときのものが参考になるかも知れません。
こちら↓をどうぞ。
FreeBSDでCATV&家庭内LAN&PPPサーバー
重大な注意点:
実際にサーバーを立ち上げると、世界各国から不正アクセスされることがあります。それらのアタックに耐えて、自分だけでなく踏み台にされて他の人の迷惑にならないようにしなければいけません。
実際にはじめた頃は進入されて、いたずらに使われたためCATVの会社からクレームを受けて一時接続を切られてしまいました。その後はしっかりとガードしたので、アタックされてますが進入はされていません。
したがって、サーバーを動かし始めたら毎日サーバーのログをチェックして不正アクセスがないかをチェックしていないといけません。
これらの覚悟ができていない人は、サーバーを立ち上げるのはやめましょう!
※このホームページはあくまでRedHat(Linux)によるサーバー立ち上げの参考になるように、作成・公開したものであり、これに基づく事故などについては、一切責任は持ちませんのでご了承下さい。※