多種多様なパケット通信の楽しみ方に対応
FWDNETもTCP/IPも、AX25で転送することには変わりないのですが、パケット通信も多様化して各局が、いろいろな形態で楽しんでいます。ある局はFOS BBSソフトやTCP/IPの端末を24時間運用し、またある局は在宅時のみTNCをONにします。これらをリンクするシステムが望まれています。FWDNETとTCP/IPをリンクするソフトには、IBM 系ではWA8BXN作成のMSYSやFBB、W0RLIがあります。これら外国のFWDNETとTCP/IPリンクは、日本のFWDNET、amprネットと構造が異なり、我々の意図するように設定できませんでした。PC98系ではJL1KUF作成のyagiriがあります。これらを利用し、全国にもゲートウェイされているところもあるようです。
インターネットの時代を迎え、あらゆるコンピューターがつながり始めました。メールがFWDNET、YECBBS、UNIX、TCP/IP、TNCのメールボックスの間で、自由に行き来できたことは有意義でした。YECNETでは、プロトコールの違いを乗り越え、メールの交換などができるように、さらに工夫を重ねています。
YECNET参加ローカル各局には、PC98はじめIBM PC/AT、Mac、などでパソコン通信を駆使されていたり、2.4Gレピータ研究、コンテスト参加、狸ワッチのソフト(JA2GWE)を組まれたり、FAX受信ソフトなどFSW各種(JR2ODZ)をつくられるなど、ハムを骨までしゃぶって楽しんでみえるOMが多くみえ、話題も豊富なローカルNETです。また西三河でTCP/IPをはじめる局にJN2QAZが担当でIPaddress(172.18.64.***;aichi.prug.or.jp) を配布しています。さらにJA2RQKはじめMUC各局とMSYSの運用実験をしたりローカルネットとの交流をはかっています。
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