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7.FreeBSDインストール [目次へ] |
1999年5月17日FreeBSD 3.2-RELEASEが公開されましたが、
ここでは、FreeBSD 2.2.8-RELEASEをインストールします。
UNIX USER 1999.03 Vol.60のCD-ROMを使用しました。
ただし、このCD-ROMはパッケージをインストールするときに不具合が生じることがあるようです。
詳しくは、UNIX
USERのホームページをご覧ください。
最新情報は→ http://www.jp.freebsd.org/
7.1 CD-ROMからFreeBSDのブート(起動)ディスク(FD)を作成する
1) FDをMS-DOS 1.44MB でフォーマットする。
2) FreeBSDのCD-ROM(UNIX USER 1999.03 No.1)を入れる。
3) Windows98のMS-DOSプロンプトで(aドライブはFDD,cドライブはHDD,dドライブはCD-ROM)
C:\WINDOWS>d: [return]
D:\>cd 2.2.8-release [return]
D:\2.2.8-RELEASE>tools\fdimage -f 1.44M -v floppies\boot.flp
a: [return]
FDを入れて[return]すると
Formatting: cyl 79 hd 1
Writing: cyl 79 hd 1
Done
でFreeBSDのブートディスク(FD)ができあがる。
なぜか C:\WINDOWS>D:\2.2.8-RELEASE\tools\fdimage -f 1.44M
-v D:\2.2.8-RELEASE\floppies\boot.flp a: [return]
としてもエラーになるので、上記のようにカレントディレクトリーをCD-ROMの2.2.8-RELEASEにするとよい。
7.2 いよいよFreeBSD2.2.8のインストール
1) ブートディスク(FD)を入れて、FMVの電源を入れる。
2) 2行目の「Start kernel ... visual mode」を選択する。
3) 「X」ですべてを表示して、[delete]等で、conflictsを解消する。
Storage:
Adaptec 154x SCSI controller aha0 0x130 (DRQ 6) ←変更する
Froppy disk controller fdc0 6 0x3f0 ←変更なし
IDE/ESDI/MEM disk controller wdc0 14 0x1f0 ←変更なし
IDE/ESDI/MEM disk controller wdc1 15 0x170 ←変更なし
Network:
3C509 Ethernet adapter ep0 10 0x300
Communications:
parallel printer port lpt0 7
8250/16458/16550 Serial port sio0 4 0x3f8
Input:
PS/2 mouse CONF psm0 12 0x60 ←CONFは無視
Syscons console driver CONF sc0 1 0x60 ←CONFは無視
以下はそのままで、[Q][Y]で、起動するのを待つ。
(wd0で時間が1分くらいかかるがじっと待つ)
4) 「3.Keymap」を選択し「japanese 106」をカーソルキーとスペースで選択
5) 「7.Custum」を選択し[space]を押す。
「2.Partition」を選択し[space]を押す。
[c]で領域を作成する。[400M]とする。[165]はそのままとする。
[q]で終わる。
(*)BootMgr としてブートマネージャを入れる。
「3.Label」を選択し[space]を押す。
[a]で自動的に標準のディレクトリーを作成する。
wd0s1 <none> 801MB DOS ←<none>を /dos に変更するとdosの部分もマウント出来る
wd0s2a / 32MB UFS Y
wd0s2b swap 73MB SWAP
wd0s2e /var 30MB UFS Y
wd0s2f /usr 263MB UFS Y
となるので、[q]で終了する。
「4.Distributions」を選択し[space]を押す。
「5.X-User」を選択し[space]を押す。
「Do wish to install DES....」は、「NO」[return]
「Would you like to install the FreeBSD ports ...」は、「NO」[return](インストールしたかったらYES)
「Server」を選択し[space]を押す。[X]Ma64を[space]で選択し[OK][return]
「Exit」「OK」[return]
「7.Custum」を選択し[space]を押す。
「src」を選択し[space]を押す。「sys」を選択し[space]を押す。
[return]を3回押す。
「5.Media」を選択し[space]を押す。「1.CD-ROM」を選択し[space]を押す。
本当によければ「6.Commit」を選択し[space]を押す。
もう一度確認の[Yes]で[return]を押すと、インストールを開始する。
2-30分かかるので、コーヒーでも飲んで待ってください。
「Visit the general...」「Yes」[return]
必要なら「1.User Management...」でユーザーを登録する。
「3.Time Zone」を選択し[space]を押す。「...UTC?...」「NO」[return]
「5.Asia」「17.Japan」「1.most locations」「...JST?..」で「Yes」
「5.Mouse」「2.port」「(*)PS/2....」を選択、「0.Exit」
「6.Networking」を選択し[space]を押す。
「[ ]Interface」を選択し[space]を押す。
「ed1」と「ep0」を設定する。
[name][domain]
[gate][dns][myAddress][netmask][option]
「ed1」を選択し[space]を押す。(tmpabcのabcは210.rrr.uuu.abcのabcとした)
[tmpabc][catv123.ne.jp]
[NO][210.ddd.nnn.sss][192.168.13.7][255.255.255.0][ ]
「OK」[return]
「ep0」を選択し[space]を押す。
[tmpabc][catv123.ne.jp]
[NO][210.ddd.nnn.sss][192.168.13.11][255.255.255.0][ ]
「OK」[return]
「R.Root Password」でパスワードを入力(2回)
設定がすんだら、
「E.Exit」「OK」[return]
「exit install」を選択し[return]。
フロッピーを抜いて再起動する指示が出るので従う。
6) カーネルコンパイル
#cd /usr/src/sys/i386/conf
#cp GENERIC MYKERNEL
/usr/src/sys/i386/conf/MYKERNEL の変更 #ee MYKERNEL
適宜内容を変える
device ed0 ← device ep0 ....の近くに1行追加しておく
でもなぜか、ed1で使えるようになる...!?
device ed1にするとed2が使えるようになる...!?pseudo-device bpfilter 4 ← tun 1 ....の近くに1行追加しておく
pseudo-device tun 4 ← ついでに tun 1→4 にしておく[Esc]「a)leave editor」[return]「s)save changes」[return]
#config MYKERNEL
#cd ../../compile/MYKERNEL
#make depend;make
#make install
#reboot
見本の MYKERNEL です。