マルチブートのカスタマイズ
Since 05/21/2002 Renewal 06/02/2002
いよいよMBM等のカスタマイズにチャレンジしましょう。
ここではその手順などを説明します。
1.SCSI接続、SATA接続での選択起動が可能です
マザーボードがU-ATAの場合や、Promise
などのUltoraATA100,133などを使うと
BIOSでの起動選択をSCSIとしなければなりません。(SCSI接続と認識される)
そのため、複数のHDDでWindows9X系のOSを選択起動しようとしても、SCSI接続
と見なされる為BIOSでは切り替えが出来ません。
こんな時は、MBMで選択するようにすればBIOSを切り替えたり、HDDの
マスター・スレーブを切り替えたりしなくてもOSの切り替えが出来ます。
下の画面は、2個のHDDにそれぞれWin98をインストールしたものを接続して
ブート画面で選択するようにした事例です。
この様にMBMを使えば、たとえSCSI・SATA接続でも簡単に選択起動が出来ます。
[SCSI選択起動画面例]
2.MBM選択画面の作成
グラフィック選択画面は、作者のページに「メニュー作成支援ツール」が
用意されていますので気に入った画像などを使い作成すると面白いですね。
800x600の256色メニュー又は、64K色が適当かと思います。
メニュー作成に最低限必要なものは、背景とする画像ファイルです。作成には
256色の、64K色なら 24bit色の BMPファイルを用意します。ファイル形式は
Windows標準の BMPファイルでなければなりません。
支援ツールのMKM4.COMを実行すると、INIファイルの設定にしたがって
メニューコンパイルして作成されます。
作成したいメニューの構成により INIファイルを適宜書き換える必要があります。
メニューに表示される文字フォントですが、FONTX2互換のフォントファイルで、
24x24, SBCSでなければなりません。(作者のページにもあります)
以下の自作グラフィック選択画面は、上記の手順で私が作成したものです。
試しに使って頂いて結構です。
[自作グラフィック選択画面−1]
[自作グラフィック選択画面−2]
[自作グラフィック選択画面−3]
拡張メニュー3 256色 (215KB) 拡張メニュー3 64K色 (275KB)
[自作グラフィック選択画面−4]
[自作グラフィック選択画面−5]
[自作グラフィック選択画面−6]
拡張メニュー6 (406KB)
まあ、こんな具合に気に入った画像を使ってみて下さい。
真っ黒な、味も素っ気もないWindows
標準のNTLDRやLinux,BSDの選択画面が
文字通りハイカラーになります(^^;
毎日のOS起動が楽しくなりますよ。
SINCE 05/21/2002 Copyright(C) 2002 artおじさん |