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3.ファィルの構成、文法について−(1) 1999.07.09
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(3) リンクを指定する方法
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   リンクを指定する方法は、3通りあります。

 1)一つはURLによる指定
          例−"http://www.katch.ne.jp/"です。

 2)二つめは同一サーバー内つまり同じサーバーの中の
   ディレクトリを指定するやり方です。

   これはリンクしたいファイルが、サーバ内部のディレクトリ
   のどの階層にあるかをリンク元の
位置からの相対で
   表現するやり方です。
  
例−"/home/public/"です。
   簡単にいってしまえば、サーバ名を省略したやり方と
   いえます。

   自分のホームページのあるディレクトリで、特定の箇所に
   いつもリンクする場合や、同じアイコンをたくさんのファイル
   から使い回す場合などに便利です。


 3)最後に、リンク元とリンク先のその階層の相対的な位置関係
   で指定 してしまおう、というやり方です。
例−"../sub.html"
   たとえば、リンク元とリンク先が同じ階層にあればファイル名
   だけで指定することが可能です。

   一つ上の階層は「../」という表現で指定することも可能です。
   階層が浅い場合には非常に簡単に記述することができます。

   逆に深い場合にはドキュメントルートからの絶対パスによる
   指定を使うほうが便利です。


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(4) 画像を貼り付ける
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 1) <IMG SRC="abc.gif">

   画像ファイルをページに張り付けるときは、このタグを
   使います。

   このタグの場合には、閉じる必要はありません。
   「""」のあいだに画像ファイルの名前を記して下さい。

   HTMLファイルと画像ファイルの相対位置関係
   リンクでもお話ししたとおり、HTMLファイルに他のファイルを
   取り込む際には、その相対的な位置関係が問題になります。

   たとえば「/~art/」のディレクトリに、「index.html」ファイルと
   その中で使われる「abc.gif」ファイルが置かれていた場合には
   HTMLファイル内での記述は
<IMG SRC="abc.gif">となり、
   ブラウザ画面上で正しく、この「abc.gif」ファイルが
   表示されます。


   /~art/index.html
   /~art/abc.gif


   しかし、もしこの「index.html」ファイルが「/~art/」よりさらに
   一つ下のディレクトリ「sub」に置かれた場合には、「abc.gif」
   画像ファイルは表示されません。

   HTMLファイル内の記述「<IMG SRC="abc.gif">」がそのまま
   なので、ブラウザが「/~kato/」ディレクトリの中で「abc.gif」を
   探してしまい、それを見つけだせないからです。


   /~art/sub/sab.html
   /~art/abc.gif
のような場合はHTMLファイル内の記述を
    <IMG SRC="../abc.gif">
に変えます。


   「../」は一つ上の階層にあるディレクトリであることを
   表わします。


 2)画像ファィルの種類
   現在ブラウザ上で直接表示可能な画像の種類は2つ「gif」
   ファイルと
「jpg」ファイルです。
   2つともネットワークを経由した、転送を容易にするために
   データが圧縮されています。
   大まかな使い分けの目安としては、「gif」はイラストやフォントを
   画像として処理したとき。

   また「jpg」は写真など色数が多く使われた画像に使います。

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