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知る人ぞ知る、配合飼料!
取り扱っているお店が少ないせいか、問い合わせが非常に多い商品です。
さて、その秘密とは?
製造発売元:株式会社 大自然
ラインナップ
粒度 | 浮・沈 | 容量 | メーカー希望 小売価格 |
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ピースウエーブ パウダー | ![]() |
沈 | 16g | ![]() |
ピースウエーブ 微粒 | ![]() |
沈 | 30g | ![]() |
ピースウエーブ 細粒 | ![]() |
沈 | 50g | ![]() |
ピースウエーブ ナチュラルエコー | ![]() |
沈 | 90g | ![]() |
ピースウエーブ ライフエコー | ![]() |
沈 | 100g | ![]() |
ピースウエーブ イーストグロー | ![]() |
浮 | 150g | ![]() |
ピースウエーブ ゴールデングロー | ![]() |
浮 | 320g | ![]() |
* 粒度の写真は、ほぼ実物大。 * 各粒度共、成分は同じ。 |
第一印象、商品名とパッケージがアヤシイ感じがしますよね。
でも、中身はトップクラスの品質を持ってるんですよ。店長自身が「魔法のエサ」と呼ぶほどのシロモノなのです。
どこが、どう凄いのかと言うと、ズバリ、「パワー・ウエイトレシオ」。
え?「車のエンジンじゃないぞ!」って??
理屈は同じ。重さあたりの栄養価が格段に高いんですよ。
どうゆう事かと言うと・・・。
魚や爬虫類などの「外温動物(昔は変温動物と言いました。)」は、自分でカロリーを燃焼して体温維持をする必要が ほとんど無いことから、「炭水化物」を大量に摂取する必要がないのですが、そのために、「炭水化物」を消化する能力も極端に低い種類が少なくありません。
しかし、現在、市販されている観賞魚用、爬虫類用の配合飼料ほとんどが、成形のための「つなぎ」として「小麦粉」を使っているのです。 しかも、その量が飼料全体の20%以上なのです。ひどいモノでは70%が「小麦粉」なんてモノもあります。
つまり、「普通のエサ」は20〜70%が栄養にならずに排泄されてしまうと言うことなんです。そして、その未消化の小麦粉は、そのまま飼育水の中などにバラまかれ、腐敗していくんです。想像するだけでも恐ろしい状況ですよね。
「ピースウエーブ」というエサは、つなぎに「昆布タンパク」が使われています。あの昆布のヌルヌルです。実際に「でんぷん質」はゼロでは無いようですが、極端に少ないようです。つまり、このエサは消化吸収率が非常に高く、見かけの量以上に高栄養価だということなのです。くわえて、飼育水の汚れも最小限に抑えられるという得点付き!(食べ残しを放置すれば水は当然汚れますヨ。)
そこで!
店長は実験をしました。
「草食性」「雑食性」「肉食性」、それぞれの食性の動物での対応性はどうなのか?
雑食性のものはOKにしても、それ以外は不安があったのです。
で、実験したのが・・・「カメ」。 え?魚のエサだろ?って???
魚に対応できるのは「アタリマエ!」、もっと偏った食性のモノで試さないと意味がありません。
協力してくれた(させた)のは「セタカガメ」「ニシクイガメ」「ジーベンロックナガクビガメ」「ホオジロクロガメ」。セタカガメは、草食のヌマガメ、ニシクイガメは「貝食」の偏食のカメ、ジーベンロックは完全な肉食です。特に、ジーベンロックとホオジロクロガメは配合飼料で飼うと成長不全を起しやすいカメです。(最悪、死んじゃいます。)
で、結果は・・・? ビックリです。すべてのカメが順調に成長しました。特に、ジーベンロックとホオジロクロガメは、生エサ(魚肉やコオロギ、貝肉)よりも成長が早いのです。しかも、飼育水の汚れが非常に少ない。
半信半疑で行なった実験(約半年間)でしたが、想像を越えた結果が得られました。
今では、お店にいる、ほとんどの魚とカメに与えています。
「こんなエサが、あったらイイーなぁー・・・。」が、目の前にあったのです。店長が「魔法のエサ」と呼ぶ理由がおわかりいただけましたか?
〈注意!〉
- 少し硬いエサなので、最初の食い付きが悪い場合がありますが、少しづつ与えて馴らしてしまいましょう。
- 非常に栄養価の高いエサなので、控えめに与えましょう。万一、食べ残したら、掬い取っておきましょう。