MENUCLOSE

ホーム > 古井遺跡出土遺物

古井遺跡出土遺物ふるいいせきしゅつどいぶつ

古井遺跡出土遺跡
分類
市指定(第76号)
指定年月日
昭和36年10月1日
種別
考古資料
所有者
安城市
時代
弥生時代後期

石斧    1箇
石鑿    1箇
石皿    2箇
壺     8箇
高坏    1箇
鳥形土器  1箇

 これらの出土遺物は、1920年(大正9)頃の西鹿乗川にしかのりがわ改修工事中に河床から採集されたものである。もっとも大きいものは高さ37センチ、胴部の径34センチの広口壺で、口縁部こうえんぶから肩部にかけて各種の櫛描文くしがきもんがみられる。他はすべて、1955年(昭和30)頃、西鹿乗川の東一帯、耕地整理が行われた時、工事現場から採集されたものである。

 いずれも弥生時代後期(約1700~1800年前)の土器で西三河地方の典型的な遺物である。