自分に合ったフレームの選び方

フレームを選ぶときの主なポイントはデザイン・価格そしてサイズですね。
まずはデザインですが、メガネで個性を主張したいのか、ごくごく自然に目立たないけども
ちょっぴりオシャレがしてあるものを選ぶのかで
選ばれる気持ちが大きく変わります。そして流行を気にされる場合はサイズや掛け心地はもっとも重要なポイントです。
デザインばかりを優先して結局掛けていられないメガネを作られても意味がありません。

そして価格ですが、どんなものでもそうですが職人さんの手がいかに多く加わり、
ていねいに作り上げているかで価格はきまります。
つまり高いフレーム(金、鼈甲、宝石は除きます)は掛け心地も良く、永く使えます。
ただし、輸入物はこの限りではありません。特にイタリア・フランス製はデザインにお金をかけているメーカーさんが多いです。

サイズですが、正規のフレームであれば、テンプルまたはブリッジの部分に必ずサイズ表示がしてあります。
     (例) 52□16−135
この数字は52はレンズの横幅・16は鼻巾(右のレンズと左のレンズの間の幅)・135はテンプルの長さです。
そしてこのフレームのサイズは52と16をたした数字の68となります。
この68と使用する人の瞳孔距離(右目の瞳孔と左目の瞳孔距離)の差が10_以内できれば6_以内にされると疲れの少ない、
レンズの薄い、しかも軽いメガネになります。


最後に掛け心地の調整がきちんとされているかです。


あなたのメガネは大丈夫? 意外に知らないメガネのチェックポイント



出来上がったメガネを顔の形に合わせて掛け心地を調整する基準があります。


1.目とレンズとの距離:
目からレンズまでの隙間(角膜頂点とレンズ後面との間の距離)が通常12o〜13oにします。
これは視力検査の時に12o〜13oの間隔でテストレンズをとうして検査します。
当然掛けていただくメガネもその間隔で見ていただかないと矯正効果が変わってしまいます。
もちろん右目のレンズとの間隔、左目のレンズとの間隔が均等であることが絶対条件です。


2:メガネの角度:
メガネは横から見て10〜15度下向きになるように調整します。
これは通常人が行動するときには5〜6メートルくらい先を見て動くことが動くことが多いからです。

3.鼻当ての調整:
左右の鼻当てが均等に当たっているか、自分の鼻の違和感のないところに当たっているか、
鼻当てを当てることによってまつ毛が触ったり、ほほにフレームが触ったりしていないようにしてなければいけません。

4.耳掛け(モダン)の調整:
モダンが耳にかかるように、またはしっかりと頭を包み込むように調整していないと、どんなに軽いめがねでもさがります。
モダンの先の部分まで耳の付け根にしっかりとかかっているか、
コメカミを押さえつけずに頭の後をしっかりとホールドしていなければ、
お気に入りのメガネもずりさがってカッコの悪いものになってしまいます。

本当によいメガネ   (資料・東海光学)


まだまだ細かい部分での調整やどのようなメガネが希望かでアドバイスも変わります。
疑問・不満・不明な点がございましたら、こちらまでメールしてください。

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