MEMO帳◇


「伝統構法新委員会

キックオフフォーラム@京都」

2010.06.05

 

 



 

伝統構法のフォーラムに参加しました

 

「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験」検討委員会のスタートにあたり、委員会がめざしていること、実現手段、スケジュールなどを明らかにするために「伝統構法新委員会 キックオフフォーラム@京都」を開催して、実務者との対話を重視していこうとの考えのようです。

 

この委員会の発足前に、平成19年の改正建築基準法の施行により、伝統構法の木造建築物がより一層、建設しにくい状況になったことを受けて、平成20年度から3ヶ年計画で「伝統的構法の設計法及び性能検証実験検討委員会」において、伝統的木造住宅の簡易設計法及び詳細設計法の作成を、めざしてきました。ところが、急遽この委員会の調査研究を2年で中止しました。この委員会では、伝統構法の特徴である石場建ての実験や議論が行われなかったことが、打ちきりの要因のようです。

 

そこで、メンバーを一新して新たに3ヶ年計画で新検討委員会が今回発足しました。  新委員会では「実務者が実践的に使え、日本の木の文化の中核をなす伝統構法を未来につないでいくことのできる設計法の確立」をめざす、とのことです。

鈴木祥之委員長の説明に「使い易いは、解り易いではありません。」とのこと。      実務者も大いに勉強が必要のようです。

 

新設計法の確立を期待を込めて見守りたいと思います

  最近見学した伝統構法の現場写真

 

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