Guitar amp
なんちゃってChamp製作記 そのD
2017.4.9
Katou@ 刈谷
<アンプ部の製作(Part2 配線・仮組付け)>
< スピーカーバッフルとアンプを仮組みしたエンクロージャー >
ギターアンプ
<
FENDER Tweed Champ
>
超!!!!有名なギター アンプです。
エ リック・クラプトンが数々の曲を
ツ イードチャンプ
で 録音しビッグヒットを生み出したことで
知られる小型アンプです
。
<オリジナル・アンプ部>
【 チャンプ・アンプ部 】
・チャンプアンプの特徴はCR素子を一枚の基板に集約している点です。
・電解コンデンサーは時代を感じるチュープラタイプ、カップリングコンデンサーはオイルペーパーです。
<基板の製作>
・本機は基本完コピですが、抵抗・コンデンサー類は当時と同じものが入手できません。
オリジナルをベースに現代の部品に見合ったサイズ・構造にモデファイすることにします。
・基板は穴開きユニバーサルとし、引出端子としてピンヘッダーを採用します。
電解コンデンサーは現代の片リード型、抵抗は金属皮膜を用います。
カップリングコンデンサーは音質と耐久性からシヅキのフィルムとします。
※B電源πフィルターコンデンサー2個は手持ちのチュープラ型を採用します。
オリジナルに少しは似せるため保存品最後の2個を放出することにしました。
オリジナルを参考にレイアウトを検討します。
基板が完成しました。
<基板組込み・配線>
・先ず基板を組込んでから配線します。
配線材はUL1007を用いました。
ヒーターはAWG20青、交流高圧部はAWG22黄、直流高圧部はAWG22赤、その他はAWG22白、アース回路はAWG20緑を使いました。
一部φ0.5錫メッキ線を用いています。
配線完了状態です。
<仮組立て>
・試運転を行うため、アンプユニットとスピーカーをエンクロージャーに仮組みすることにしました。
先ず未着手のバッフル板を加工します。
φ4ドリルでエンヤットット・・(汗)。
・ヤスリで整形しスピーカー固定用の皿ねじを取付けます。
サランネットを美しく見せるため黒塗装します。
・試運転のためアンプユニットをエンクロージャーに仮組みします。
本機は普通のアンプの様に水平置きで使用できません。
直熱整流管5Y3のヒーターが水平配置になるためです。
取付け方法の工夫で強く締めても歪みません。
・アンプユニット、スピーカー仮組み状況。
問題なく組み上がりました。
リヤバッフルはツイード貼り後に取付けます。
・この後は通電・試運転・測定を行います。
並行してエンクロージャーにツイード生地を、スピーカーバッフルにサランネット貼りを行います。
< 製作記そ のEに続く >
−次回はエンクロージャーの製作 Part2を予定しています−
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