ライカは35mm映画用フィルムを用いる世界初の実用小型カメラです。
ライカ型距離計連動機は35mmフィルムを使いレンズを望遠や広角に 交換出来、ファインダー内の二重像合致操作と連動しピントが合う機種 を言います。 1932年発売のライカU型で実現した機構です。 |
打倒ライカの心意気
高級機4Sbの機能を省いた普及機ですが、作りに手抜きは無く
操作性・写り共トップクラスのバルナック型です。 |
実用的な一眼式変倍ファインダー 望遠レンズ装着時は倍率切替えで高精度なピント合わせが可能です。 改良型のUD改は接眼窓が大きくなり視認性が向上しました。 |
バルナック型の弱点 カメラ底にフィルムリーダー部カットの説明図が有ります。 説明図通りにカットしないと慣れていない人は装填できません。 |
キャノンレンズの原点 有名なライツ・ズミクロン(53年)より2年も早くしかも安価なガラスだけ で実現しました。 安価ですが写りはズミクロンと肩を並べます。 |
世界ニコンの端緒 発売された機種。 クランク巻戻しはM3を凌駕する世界初の機構です。 美しい外観・優れた機構・良好な使用感は正に高級機です。 |
Fの原点 ファインダーは等倍で接眼窓も大きくアルバタ式フレームと相まって 大変見易いです。 |
コンタックス式フィルム装填 薄肉ダイキャストのボディーシェル、研磨された太いフィルムガイドレール 未だ腐食の無い塗装・メッキ等は日本光学の技術力を物語っています。 |
名実のレンズ群 何れのレンズも十分現代で通用する水準の写りです。 ずっしりと重い金属とガラスの塊です。 |
本家より進化したバルナック型 各機構は無理に押し込まれた感じも無く動作もスムーズ。 美しく優れたバルナック型の1台だと思います。 |
近代化改装 ボタンも前方に移動し操作性は極めて良好です。 ファインダーは二眼式ながらアルバタフレーム入りで構図が容易です。 |
少しだけぽっちゃり 部品と部品の間隔が僅かに広く、微妙に緊張感が薄れた感じがします。 でも、これはこれで特にお気に入りの1台です。 |
最高のLマウントレンズ 開放から潤いがあり緻密な画質が得られます。 本レンズの改良型で黒絞り環のトプコール-Sは更に良いと言われます。 |
スマートな和製AEライカ
AEとはAutomatic Exposure、自動露出のことです。ライカらしく無骨な イメージを持つCLの後継機ですが、シャッター・露出機構等が合理的 構造に一新され、スマートで使い易い和製ライカに生まれ変わりました。 | Mとは異なるファインダー 非常に見易い実像式フレーム・距離計像です。28mmフレームは常に 表示、装着レンズに応じ40mm又は90mmが追加表示されます。M型 ライカが持つ35mmフレームはなく、装着すると40mm表示になります。 |
使い易いお散歩ライカ 裏蓋開閉式でフィルム装填が楽、コンパクトで自動露出なのでスナップ ショットにも使えるライカタイプです。エルマー90mm等軽量コンパクトな レンズとの組合せで本領を発揮しますが重量級レンズはバランス最悪。 | 「M」を名乗るROKKOR ボディーに「M」の字はありませんが、レンズは「M-ROKKOR」、勿論 Mマウントです。高解像で階調豊かな描写は一レフレンズを凌駕します。 クラシックレンズと異なり直進ヘリコイドなのでPLフィルターが使い易い。 |
大衆機と言う名の高級機 PとはPopulaire(ポピュレール)の略、つまり大衆機です。高級機6Lの 複雑な変倍ファインダーを固定倍率アルバタ式に簡略化したものです。 ニコンSPに対するS3の様な機種かと思います。 | 空気を感じる等倍の目 ファインダーは等倍!フレームはアルバタ式(35、50、100mm)ながら 視差自動補正付きでフレアも少なく使い易い。距離計像が大きく鮮明で 100mm使用時のピント精度はM6より高いかも。 |
使える和製ライカ シャッターはメタル幕で焦点焼けの心配なし。 巻上げレバーは135° 一操作で小刻み可能、フィルム送りインジケータと相まって使い易い。 裏蓋は一般的横開きで誤操作防止ロック付き(マガジン開閉連動)。 | ちょっと古めかしい大口径 ガウス型の弱点コマ収差による開放フレアを克服したキャノンの傑作 Serenar 50mm 1:1.8を発展進化させた大口径レンズ。1:1.8とは異なり 線が太く力強い描写、開放付近では被写体により周辺に渦を巻きます。 |
使うなら7
M型ライカに匹敵する機能・性能を持つ国産ライカ型の終着機。 (キャノンレンジファインダー最終機は次機種7s、露出計ををCds化) 頑丈で安定したメカニズムは本家以上、最高の実用作画機です。 |
完成されたレンジファインダー
P型のアルバタフレームを4段(35/50/85・100/135)切替え採光式に 改めたファインダーは倍率0.8倍、勿論視差補正付き。各フレーム は焦点距離数値と共に単独で表示。迅速かつ正確に合焦できます。 |
最高のCP
セレン露出計(高/低2段切替え)はシャッターダイヤルに連動、 マウントはf0.95レンズとミラーボックス用スピゴット爪を持つダブル マウント。M型ライカを超える機能を持つ本機はもっと評価されるべき。 |
意外に使える大口径
装着レンズは50mmf1.2。 国産Lマウント〜f1.2級標準レンズ中 最も市場価値が低いが写りは秀逸、開放から実用レベルの解像・ コントラストが得られる。 これももっと評価されるべきレンズと思う。 |
美しい機械 外観・操作感・作動音共に上品で優しく女性的です。 男性的なキャノンとは対極のバルナック型です。 |
総本山 Ernst Leitz Wetzlar やはりこの「ブランド名」には敵いません。 この地名が気になる人は「ライカ病」感染者の一人です。 |
美しいレンズ だと思います。 高解像力で線は柔らかくこれも女性的です。 新種ガラスの経年でしょうか、カラーでは幾分イエロー気味です。 |
ライカの伝統 バルナック型、M型共に底蓋方式です。 丸パイプを押し潰してボディーシシェルとしたA型以来の構造です。 |
ドイツ香る普及ライカ 交換機の一つ、カール・ブラウン社のパクセッテUBLです。安価なりの 造りですが機械好きの興味を引く珍しい機構を持つ面白い大衆機です。 |
Mを目指したファインダー 対応します。距離計は二重像合致式、基線長が短く倍率も小さいこと から135mmは無限遠以外実用になりません!(-ω-;)。 |
ガバッと外れる裏蓋 本機のほうが早いですから、CLが真似たのかも?。 フィルム装填は各レンジファインダーライカより遥かに楽です。(゚∀゚*) |
レバー式巻上げ・巻き戻し 巻上げレバー横のボタンはスプロケット解除、露出計はBEWIの単独式。 アクセサリーシュー前方はフィルムカウンター、後方はセットダイヤル。 |